toscanaAC’s blog

雑記です。

雑記 ハンドルコントローラを買ってみた

先日、レースゲーム用にハンドルコントローラを買ってみた。理由はレトロポリゴンのレースゲーム Formula Retro Racing を買って、久しぶりにレースゲームをやって楽しかったのでハンコン(ハンドルコントローラ)あったらもっと楽しめるかな?なんて気軽な気持ちからだ。

マリオカートレーシングホイールDX for Nintendo Switch

買ったのは、コントローラなら安心と安定のHORIから出ている「マリオカートレーシングホイールDX for Nintendo Switch」だ。

これを買った理由も単純で、通常これらのハンコンはフットペダルも付属している場合が多い。実際の車を運転する感じでアクセルペダルとブレーキペダルを足で踏んで操作することができるんだけど、ゲームプレイの環境によってはフットペダルを置くスペースが無かったり、足の力は自分が想像する以上に強かったりするためアクセルやブレーキを踏んだ時にフットペダルがズレてしまったりすることがあって使いづらいこともある。なので、レースゲームでアクセルとブレーキによく使用されるZR、ZLボタンがハンドルに配置されているコレを買っておけば、フットペダルなしでレースゲームを楽しむこともできると考えたからだ。

いわゆるガチ勢でなくエンジョイ勢になる私の場合はコレで十分で、実際にプレイしてみて判断は間違ってなかったと実感している。(アクセルペダルを小刻みに踏んだりするとフットペダルがズレてしまったりしてレースに集中できないことが何度もあって、使わないケースが増えてきた)

まっ、このハンコンの後継(マリオの意匠をなくしたもの)とも言えるレーシングホイールAPEX for Nintendo Switch でも、なんとかステアリングを握った位置から親指がZR/ZLに届きそうなので、もし持っている マリオカートレーシングホイールDX for Nintendo Switch が壊れてもなんとかなるかな・・。

ということで、公式サイトに機能は色々書いてあるし、なんなら取説もダウンロードできるようになっているのでここで書くのもどうかと思うけど、実際に使ってみた感想も交えて書いてみたいと思う。

プレイしてみたゲームはまだ少なくて、Formula Retro Racing、アケアカ ポールポジションSEGA AGES Virtua Racing、GEAR CLUB UNLIMITEDで、他のレースゲームも今後試そうと思っている。

調整機能

ということでこのハンコンの調整機能を書いていく。ちなみにボタン割り当てや調整機能の全リセット機能も用意されているので、前にプレイした設定を一旦クリアして再調整した場合でも楽にクリアすることができる。


ボタン割り当て機能

レースゲームは多くがZR/ZLでアクセル/ブレーキとなっているけど、ゲームによってはA/Bでアクセルブレーキになっていたりするのでフットペダル操作に変えたりするには、このボタンアサイン機能を使う必要がでてくる。

で、ボタンの割当機能ってちょっとわかりづらそうとか思っていたんだけど、結構簡単でASSIGNボタンを押し続けて、LEDが点滅したら、割り当て対象ボタン→ 機能ボタンという形で押していけば変更ができる。例えば、AボタンをZRボタンに変更したい場合は、ASSIGNボタン → Aボタン → ZRボタン と押していけばいい。

これはAボタンを押すとZRボタンを押したことになるので、ゲーム中に何らかの操作でAボタンを使う必要がある場合は、他のボタンにAボタンの機能を割り当てる必要がでてくるので、その辺りはゲームに合わせて調整していく必要がある。

割り当ては、ボタンの個別解除もできるけど面倒な場合は全解除もできるので割り当てミスとか気にせずに気楽に割り当て機能を使うことができる。


ボタンホールド機能

これは、おそらくマリオカート8DXをやるとき用に用意されている機能で、ITEMボタンを1秒押したままにするとマリオカートの?ボックスで取ったアイテムを手を話しても後ろに保持してくれるというものだ。私の場合、マリオカート8DXは購入しているけどだいぶまえにソフト整理でアイコンだけにしてしまっているのでこの機能を使ったことはないけど、ハンコンでアイテムを後ろにつけたままにして走行するときLボタンを押したままにするのは操作しづらいだろうから、使う人は便利なのかも。

ちなみに、私がマリオカート8DXをソフト整理した理由は、単純に面白くないから。スーファミの時に、マリオカートをやって意地の悪いゲームだと思ったけど、そこそこ楽しめていた。で、switch買ったので久しぶりにマリオカートやってみようかな?と思ってプレイしてみたら、ギミックというか演出というかそういうのをゲップが出そうな程に盛り込まれていて、もはやレースゲームとして遊ぶのではなくパーティゲームとしてみんなでワイワイする用のゲームになっていると感じた。

いわゆる小学校の運動会のパン食い競走とか障害物競走をやっているような印象で、私の中では既にレースゲームとしての認識から外れているという状態だ。なので、今後もマリオカート8DXをやることは無いと思う。過ぎたるは及ばざるが如しだ。

ただ、みんなでワイワイしたり、ギミックをうまく活用して速く走るというのが楽しいという人もいるだろうから、それ自体を否定するつもりもない。


ウイニングモード

このハンコンは、ハンドルの回転角度が通常は270°になっているんだけど、レースゲームによってはより早いハンドル操作が必要になるケースがあるので回転角を180°に変更することができる。

これは、リアル寄りのレースゲームだとコーナーを曲がる時に減速してしっかりとハンドルを曲げたりし細かい制御ができるのに対し、カジュアルなレースゲームだと加速/減速、ハンドル制御が雑な傾向があり、結果として270°でハンドルを回していると間に合わないってことになる場合に180°設定にしておくことで、ゲームの雑な制御に対応できるようにする、というものになる。(若干語弊があるかもしれないけど・・)

あとは、リアル寄りのゲームでもハンドルをぐいぐい動かしたくない場合は180°設定が楽ちんでよいかも。(ただ、その場合繊細なハンドル制御が求められるけどね)

私の場合、Formula Retro Racing で180°を試してみたけど、慣れずに蛇行運転になってしまって結局270°に戻した。試してはいないけど、アケアカ ポールポジションとかだと180°がいいのかもしれない。


リニアリティ調節機能

この機能はステアリングの直進性を調整する機能で、この値を下げると直進性が増し、上げると直進性が減る。まっすぐ走りやすくなるので、下げた方が走りやすくなるものの、(当たり前だけど)コーナーで曲がりにくくなる。本来は車のトー角やキャンバー角で直進性やコーナリング性が調整されるけど、これはハンコンの操作に対してゲームソフト側にハンドルを曲げた時の制御情報を調整する機能だと思っている。

感覚的には、車の性能や設定に依存しないレベルでアンダーステアにするかオーバーステアにするかを調整することになると思っている。(推測ではあるけど、ハンドルを曲げた時に曲げたことに対する情報伝達が遅いのか早いのかを調整するんじゃないかと思っている。)


デッドゾーン調節機能

この機能はハンドルを曲げた時、わずかに曲げた程度では操作したと情報伝達されないように調整するもので、実車のハンドルの遊び調整のようなものになる。レースゲームで直線を高速走行している時に、この遊びが少ないとちょっとしたハンドル操作で車が動いてしまうことになるので、広めに取っておくと操作がしやすくなると思う。(ま、ゲーム次第だけどね)

設定は下げると広く、上げると狭くなる。

気になるところ

使ってみて気になるところも書いてみる。


フットペダルの重量不足

冒頭でも書いているけど、フットペダルは1kgも無いのでゲームに夢中になっている時につい力んでしまうとペダルの位置がずれてゲーム集中力を欠いてしまうことになりかねない。滑り止めのゴム底とかは微々たるものでしかないので、裏に鉄板を取り付けられるような仕組みがあるといいかな。まぁ鉄板をどう用意するか?って問題が出てくるんだけどね・・。


フットペダルの接続コネクタが取りづらい

フットペダルを使う場合、ハンドルのあるステアリングユニットに電話線のようなケーブルでフットペダルを接続することになるんだけど、この差し込んだ時のツメの部分が奥に入ってしまい、取る時にすごく取りづらいのと、取る時に力を入れすぎるとツメの部分を破壊してしまいそうな構造上の弱さを感じる。電話線みたいな形状じゃなく、USBとかそういった着脱しやすい端子にして欲しかったかな・・。


FFBが無い

これは買う前から解っていることなので、気になる点で挙げるのは変だけど、やっぱりFFB(フォースフィードバック)が無いためハンドル操作に対してリアルさが無い。ま、FFBに対応していないゲームだと意味ないので、switchだと対象ゲームが少なそうだからいいのかな。


取り付けに手間が掛かる

ハンコンにこれを言っても仕方がないんだろうけど、吸盤のお手軽さはあっても設置する台とか机が通気性のない表面である必要があるのでそういった環境じゃない人の場合、消去法でクランプによる設置になるけど、シャフトを取り付けて挟み込んでシャフトを回転させていく。

でも、挟み込む板とか机の厚みに幅を持たせるためか、シャフトを回すのが結構面倒だし、遊び終わったら取り外して片付ける必要もあるのでその辺の出し入れの時間に結構取られるのが微妙。せめて収納する箱に緩衝材を入れてシャフトをつけた状態でも収納できるようになっているとありがたかったんだけどね・・。(現在は横向きに収納する必要があるため、片付けが面倒)

最後に

今後はハンコンでプレイしたレースゲームの感想を記事で書いてみたいと思っている。

以上、マリオカートレーシングホイールDX for Nintendo Switch の感想でした。