toscanaAC’s blog

雑記です。

雑記 やる気のある凡人 or やる気のない有能

連続になるけど、アベプラネタ。

テーマはタイトルにあるように、やる気のある凡人とやる気のない有能というもので、それぞれのタイプならどちらを取るか?という質問に対し、異なった意見をもつ経営者がゲスト出演して他のキャスト含め議論していた。

キャストの中にはひろゆきさんも居て、彼の持論としてはやる気のある無能はやばいってことなんだけど、ここで挙げているのは凡人なので無能とはちょっと違うのかな?と思っていたりする。

で、議論の中でやる気は波があるとか、能力だって向き不向きがあるとか出ていたけど、どちらの意見も確かにそうかなと感じたりはする。なので、どちらが良いか?といった話ではなく、結局のところそれぞれの企業のカラーというか価値観でしかないのかな、と思っていたりする。

個人的にはゲストで出演されていたピンキーさんの考え方や佐藤かよさんの考え方に近いものがあって、堀さんやハセンさんのような(失礼ながら)暑苦しいのは可能な限り関わりあいたくないと思っている。

それと私の経験として、一緒に仕事をしていた人がやる気のある無能(凡人ではなく無能)というケースがあって、自分で手を上げて作業をやるくせに作ったプログラムにバグが多く動作確認もろくすっぽしていないという人が居た。新規でプログラムを作る場合はまだいいけど、既存機能のプログラムを改修する際に、動かなくなったりバグを仕込まれたりして結構迷惑だったことがある。しかも、他の人より実装完了するまでの時間が長いときてる。

せめて作業に時間が掛かってもバグのない丁寧な仕事であればまだいいんだけど、上記に書いたような状態なので、一緒に仕事をしていて苦労した記憶がある。

こういう人は、いくらやる気があっても業務全体の足を引っ張る形になるため、できることなら別の作業に回すかやめてもらう方がいいかな、と感じている。(私は自分の属している会社の同僚ならなんとか面倒みようという気にもなるけど、よその会社の人のヘマを尻拭いするほどお人好しではない)

ゲストで出ていたやる気重視の企業の経営者の人がそういった人を教育して作業できるようにする、と言っていたけど、ホント「それな」と言いたくなる。世のIT企業と言っている中小会社では、ロクに教育もせずに仕事をやらせようとする会社が多すぎる。やる気重視で採用するのは結構だけど、必要な教育はちゃんとしてから作業させるようにして欲しいと心底思う。

で、アベプラの内容に戻ると、議論している人たちの土台となる部分があいまいなままで議論してしまい、ひろゆきさんの言う「いわれたことが普通にできない人」を切り捨てている、というのは確かにそうだな、と感じるものの、おそらくここでの議論は「いわれたことが普通にできる人」を凡人として扱って議論をしているってことに落ち着いたようだ。

あと気になったのは、やる気重視の会社の経営者の人が管理職は有能な人じゃなきゃダメと言っていた点で、これも「それな」って言いたくなる。過去の経験でいくと会社の中の管理職に、何故この人?というケースを多く見ていて、ぶっちゃけ有能よりイエスマンである方が管理職になるケースが多い印象だ。テーマからずれるけど、こういったところも議論して欲しかったかな・・。