toscanaAC’s blog

雑記です。

ゲーム感想 CARTO

一部難しいところがあるけど、ほっこりするパズルゲーム。

CARTO

CARTO

少し前までセールをしていたパズルゲーム、というかパズルアドベンチャーという表現がいいかな。パーツ化された地図の位置を替えたり回転させたりすることで、地図というか地形に隠された謎を解いていくというゲームになっている。やっとクリアできたので感想を書いてみる。

主人公はカートという少女で、ある日飛行船内でおばあちゃんが寝ている隙に地図の入れ替えを試していたら、飛行船と嵐のパーツを繋げあわせてしまい嵐に巻き込まれてしまう。地図と一緒に飛ばされてしまったカートは、あちこちの地域の人々と交流しながらおばあちゃんと再開するために旅をしていく、というものだ。(なお、何故地図を入れ替えられるのか?とかの細かいツッコミは無しにしてゲームを楽しむのがいいと思う)

最初に降り立った島でチュートリアルとなるパズルを解きつつ、成人の儀式で旅立つシーアナンと一緒に旅立っていく。ちなみにカートとは、カートグラファーのことで地図製作者を表しているようだ。

地図画面

Xボタンで地図表示/探索の切り替え、Aボタンで地図のパーツを選択/解除や拾ったりアクションを起こしたりし、方向キーでカートの移動や選択したパーツの移動、L/Rボタンで選択した地図のパーツを回転することができる。また、Yボタンで新しい地図の欠片を追加したり、取得したアイテムを参照したりする。

新しい地図の欠片

地形には、新しい地図の欠片が落ちていることがあるし、鳥が隠していたり羊が飲み込んでしまっていたりする。また、地図の欠片という形で取得する以外にその地域にいる人の言葉に従って地図を組み合わせると新たな地図パーツが出現するということがある。また、移動するだけで家や人が現れることもある。

こちらがシーアナン

こちらは一緒に旅をするシーアナン。

ということで、プレイしてみた感想を書いてみる。

ゲーム感想


一部難易度が高くなる

当然といえば当然なんだけど、このカートというゲームは地図の組み合わせがゲームの根幹になっているので、どう組み合わせるか?が重要になっていくる。途中まではそれほど難しくないんだけど、それまで単体のパーツで地図を組み合わせていたのに対し、最後の方の氷山地域ではテトリスに出てくるテトリミノのようなパーツで地図の組み合わせをしなければならなく、なかなか解けず行き詰まってしまうことが多かった。

氷山地域はこんな感じ

ヒントが少なかったり、分かりづらいといったところもあるんだけど、もう少しわかりやすくして欲しかったかな。

結局、攻略サイトを見てクリアする形になった。


海外ゲームにありがちな台詞回し

NPC達の話はわかりやすいものもあるんだけど、よく海外のゲームにありがちな変な台詞回しというか、ジョークにもならないつまらない事をカートに話したりすることが多い。

この辺りの言い回しは、どうしても文化の違いとかになるから仕方がないのかもしれないけど、可能な限りいい感じに日本語訳して欲しいかな・・。


ほっこりする

このゲーム、シーアナンの旅立ちの時の両親とのハグや森のメッセンジャーが連れているクマとカートのハグ、おばあちゃんとの再開などほっこりするシーンが多い。

よくありがちな、敵や悪意のある人がいなくて、皆がやさしい。笑えるようなことろもあるけど、心が温まる流れになっているのはプレイしていて心地よかった。


秘密の欠片

ゲームのクリアには関係の無いアイテムで「秘密の欠片」というものがある。この秘密の欠片はシークレットと呼ばれるもので、欠片は全部で6枚あるんだけど、これを見つけるのはなかなか難しい。ヒントは欲しかったかな・・。

ちなみに6枚全部集めると飛行船のパネルになり、飛行船内のおまけ(音楽プレイヤーや開発スタッフの感謝の言葉など)が見れるようになっている。

飛行船アンロック

飛行船内

こんな感じだ。


操作性の問題

地図を配置する時、隣接する部分は記載が合っている必要がある。例えば、海や森の隣接面に草原を配置することができないんだけど、プレイしているととりあえず仮置きしたい場合なんかも出てくる。地図のパーツが少ないときはまだいいんだけど十数枚になってくるといちいちズラすのが面倒になってくる。(氷山地域もずらすのが面倒だった・・)

これは仮置きした場合は探索に戻れないようにするとかの制御にして欲しかったかな。


クリア後

感想というかクリア後に開放される仕組みの話なんだけど、ゲームを開始する時にはじめから開始する以外にチャプター選択ができるようになる。

で、このチャプター選択で秘密の欠片を後から回収することができるようになっている。セーブデータに依存しないので、エンディングを見たセーブデータは残しつつ他のセーブスロットは秘密の欠片回収後に消しても問題ない。

ちなみに、ゲームには3つのセーブスロットが用意されてる。

最後に

私の場合、クリアまでは8.5時間弱(秘密の欠片回収で+1.5時間)だったけど楽しかった。ふんわりとしたグラフィックにほっこりするストーリー、分かりづらい部分もあるけど適度な難易度のパズル(解けなければ攻略法もネットにあるし)、秘密の欠片といったちょっとしたやりこみ要素もあるので、セール中に買って積んでる場合は年末年始にプレイしてほっこりするのもいいんじゃないかと思っている。

おまけ:おばあちゃんとの再会

以上、CARTOの感想でした。