toscanaAC’s blog

雑記です。

ゲーム感想 Hidden Paws Mystery

画面は綺麗、音楽もいい、でもやっぱり意地が悪い。

Hidden Paws Mystery

Hidden Paws Mystery

以前感想の記事を書いた HiddenPaws と同じ島に隠れている猫と隠されている毛糸玉を見つけるゲームで先日セールで安くなっていたのとプレイしてクリアしたので感想を書いてみたいと思う。

switch だとHidden Paws Mystery が先に配信されていて、Hidden Paws がその2ヶ月後ぐらいに配信されている(元々は、Hidden Paws が1作目で、Hidden Paws Mystery が2作目なので逆転している)。メーカーは Silesia Games というところで、何故か猫を扱ったゲームが多い。猫好きなクリエイターが集まっているメーカーなんだろうか??

で、ぶっちゃけ Hidden Paws との違いは探索する島が変わった程度で基本的な内容に違いは無い。ただ今回は明るい島より暗い島、つまり時間帯でいけば夜の探索が多くなっていて、見づらくなるせいかランタンで探索箇所に光を当てる機能が用意されている。使う使わないは個人の自由だけど、見づらいので暗い島の場合は基本ランタンONで探索していた。

ということで、システム周りから書いていきたいと思う。

システム周り

このゲーム、Hidden Paws でもそうだったけどタイトル画面とかが無い。いきなりゲームスタートになる。


中断画面

中断画面

ゲーム中に+ボタンを押下すると、この中断画面になる。まず「島を選ぶ」を選択すると次のような画面になる。


島を選ぶ画面

島を選ぶ

Hidden Paws と同じく島の数は20個。Hidden Paws のように整列されておらず額縁に飾られた絵が楕円形に並んでいるようになっている。猫と毛糸玉を全て見つけていると額縁の脇に猫のマークが表示される。

キャプチャだと、真ん中と右上が全部見つけられていない。

Hidden Paws と同じく全部見つけて無くてもある程度みつければ次の島にいけるようになるけど、多分こういうパズルをやる人は見つからないと意地になって探すような性格の人が多いんじゃないかと思うので、その時は一旦次の島に行ったとしても後日残りを探す時に猫のマークで識別できるとありがたいんじゃないかと思う。

当然ながら移動できる島は、行けるようになった島のみで解放されていない島には行くことができない。


オプション画面

オプション

次はオプション画面。基本 Hidden Paws と同じだけど、冒頭に書いたようにランタンの操作の記載がある。

で、以前プレイしたとき操作設定(移動や回転の速度が早すぎるので遅く設定)していても操作しづらいと書いたんだけど、その操作設定のことをすっかり忘れていて、今回はほぼ最後まで操作設定をデフォルトのままでプレイしてしまい、かなりストレスが溜まった。

まぁ操作設定で一番遅くしてもストレスは溜まるんだけど、その溜まり具合が違ってくるww。我ながらマヌケだった・・。


クレジット画面

クレジット

クレジット画面。ゲームの性質上言葉が少ないせいか結構色んな国の言語に対応している。

開発しているのは Manic Hyena さん、調べてみるとポーランドの方だ。ゲームの販売などを担当しているのが Silesia Games でこちらもポーランドのゲーム開発スタジオ。

Manic Hyena さんの作っているゲームを見ると、Summer Paws というゲームが最新のようなので、switch に移植されることを楽しみにしたいと思う。

ゲーム感想

さて、ゲームをプレイした感想を書いてみたいと思う。


綺麗な景色と幻想的な音楽

Hidden Paws でも感じた綺麗な景色と幻想的な音楽、これは Hidden Paws Mystery でも変わらずだと感じた。ただ、景色の綺麗さでいくと、雪景色が多かったHidden Paws の方が好みかも。

ということで、前回も綺麗と思った島の景色を貼ったけど、今回も綺麗と思った島の景色や、不気味なもの、可愛いものなんかを貼ってみたいと思う。

かぼちゃ畑

夕暮れの風車とかぼちゃ畑の風景でとても綺麗なんだけど、ここは猫の探索に物凄く時間がかかった。おそらく20ある島の中では、一番難易度が高いんじゃないかと思う。背景色に擬態しているので、見つけるのに苦労した。ちなみにかぼちゃをクリックすると、パカッと上下に割れるというか破裂する。

絶海の孤島と飛行船

夜の景色ばかりでなく、こういった青空が綺麗な景色の島もある。

うさぎと猫の島

こちらは遺跡のような島で、花が咲き乱れる中にうさぎと猫がいる。猫は可愛いけど、うさぎも可愛い。

猫とうさぎのツーショット

うさぎは時々、ひょこっと立ち上がってキョロキョロと当たりを見回したりするしぐさをするので、それがまた可愛い。

アップにするとこんなに近く

うさぎたちは動いたりしないので、こんなに近づくことができる。

島の中に集落

前回の Hidden Paws でもあったけど、ちょっとした集落の島もあったりする。

光る猫の置物

夜の時間帯の島で島内には光る猫の置物があちこち置かれている。白猫との区別がつけにくい。

きのこの島

同じく夜の時間帯の島で、きのこがたくさん生えている。ここまで暗いとランタン必須だ。

雪景色と猫の置物

さて、綺麗な島ばかりではなく、不気味というかキモい島もある。こちらは雪景色の中に猫の置物が無数に置かれているというか地面に刺さっている島だ。

近づくと・・。

で、猫の置物に近づくとこんな感じだ。単純にキモい・・。

目玉がギョロリ

他にもこんな島もある。岩に目玉がついていて、まぶたを閉じたり、キョロキョロしたりする。不気味だ。ちなみに、目玉をクリックするとまぶたを閉じて目をあけなくなるww。


意地が悪い

Hidden Paws と同じく意地が悪いところに猫や毛糸玉が隠れているので、最後の1匹/1個が見つからないなんてことがザラにある。前回も書いたけど、視点の移動や拡大/縮小の盲点みたいなところに居たりしてかなり陰険だ。更に色による擬態、つまり灰色の石の上に灰色の猫がいる、みたいな形で見つけづらいパターンが多かった気がする。(見つけやすいのは何匹かいるんだけど、残り1~2匹/個が意地の悪いところに隠されている)

猫なら近づくと自分がいることを知らせるために、鳴いてくれるからまだなんとかなるんだけど、毛糸玉は手がかりが無い(画面左下に次に見つける毛糸玉の色は表示されるけど、あまり役にたたない・・)ため見つからないときは操作性の悪さもあって強くストレスが掛かってくる。


操作性が悪い

これも Hidden Paws と同じだ(というか、Hidden Paws の方が後から出ているので Hidden Paws Mystery が改善されているワケ無い・・)。カメラの操作に慣れないし、回転したときに島とカメラの位置関係から勝手に拡大/縮小してしまうため、回転してから縮小してとか、回転してから拡大してとかのひと手間が入ってしまう。

また、オプションで速度を落としてもピーキーな動きをするため、微調整がやりづらいというのもある。

カーソルの操作も前回同様なので、結局今回もタッチ操作で見つけた猫や毛糸玉を回収することが多かった。

あと、ズームであちこち近づいたとき、木の枝とかに引っかかってしまって少し動きが固まってしまうことがあった。障害物から抜ける救済方法を用意してほしかったかな。


ヒントが役に立たない

Hidden Paws の時は、ヒントを押下するとおおよその場所を教えてくれたんだけど、この Hidden Paws Mystery では、「猫を見つけてください」とか「白の毛糸玉を見つけてください」とかの表示がされるだけで、場所に対するヒントが出てこなかった。

ヒント・・んなこたぁ分かってる!

初めてヒントボタンを押したときにこんな表示だったので、「いやいや、猫を探してるし、毛糸を探してるんだから、んなこたぁ分かってんだよ!」ってswitchの画面に向かって突っ込んでしまった。

役にたたないヒント機能をつける理由がよくわからない。

最後に

ということで、猫と毛糸玉を見つけるにストレスが溜まって苦労した(みつからなすぎて、もしかしてバグなんじゃないか?とまで疑った・・)けど、つい夢中になって探しているといつの間にか時間が経っていた。そういった意味では、集中して楽しむことができたんじゃないかと思っている。

以上、Hidden Paws Mystery の感想でした。