toscanaAC’s blog

雑記です。

ゲーム感想 アケアカ「サンダーセプター」

操作しづらい。

アケアカ「サンダーセプター

THUNDER CEPTOR

モトスの次はサンダーセプターをプレイしたので感想を書いてみたい。

配信日にアーケードアーカイバーで紹介されているので知っているだろうけども、各星間をつなぐハイパーウェイが敷設されている宇宙時代。エイリアンとの戦争で劣勢の連邦軍は、V-28作戦で挽回を図ろうとするも必要な鉱物資源のゲルトニウムがエイリアン側の手に渡っており、それを奪還したものの反撃に遭いただ一人残った部隊員が戦闘機サンダーセプターを駆り鉱物資源を連邦軍に届ける、というストーリーになっている。

要は敵を蹴散らし障害物を避けながらハイパーウェイを駆け抜けてゴールにたどり着けばクリアというわけだ。

このハイパーウェイを駆け抜けるにはエネルギーが必要で、各エリア(コマンド)のゴールにたどり着く前にエネルギーが無くなってしまうとゲームオーバーだ。

障害物はピラーと呼ばれるギリシャ神殿に出てきそうな柱とメテオと呼ばれる隕石があり、コースは基本直線だけど部分部分で曲がりくねっているところもある。この障害物にぶつかるとサンダーセプターは爆発して復旧までにタイムロスをしてしまう。

ピラー

メテオ

それとハイパーウェイの途中でボスキャラと言える大型の敵(バトルシップクラス)が出てきて、これが出ている間はサンダーセプターの速度が落ちてしまうので、早く倒さないとこちらもタイムロスでクリアが難しくなってしまうという、なかなか面倒な仕組みになっている。

ボスキャラ(バトルシップクラス)

ちなみに左右には見えない壁があり、ハイパーウェイの外にぶつかると「アウトオブコース」と音声で知らせてくれる。

壁にぶつかった所

今回はゲーム設定で難易度を簡単にし、さらにこだわり設定でエネルギーの消費速度を遅くするオプションを入れてプレイした。この設定だと中断セーブを使わなくてもいいぐらいにエネルギーに余裕ができ、下手な私でもクリアすることができた。

なお、サンダーセプターでは4つのエリア(コマンド)があって、エリア4(コマンド4)をクリアするとゲームクリアとなる。エリア(コマンド)をクリアすると倒した敵数に応じてエネルギーが補充される。普通に敵を倒していれば毎回満タンに回復してくれる。

コマンド1の開始画面

コマンド1のクリア画面

ということで上記の設定なら比較的ラクにクリアできるものの、一応プレイして感じた問題点も書いてみたい。

操作がやりにくい
まず、元が大型筐体のゲームで、ポールポジションの基板を活用したゲームということもあってかハンドルとアクセルといった操作系をもっていて、家庭用の環境だと設定を変えても操作しづらいのが難点。

位置関係がわかりづらい
ピラーならまだわかるんだけど問題はメテオで、避けたつもりがぶつかったりしてしまうことが多い。また敵を倒すにも照準が定まりにくく連射を使って数撃ちゃ当たる戦法でなんとかなるレベルだ。

誘爆弾(ナパーム弾)の使い勝手が悪い
通常弾(ザッパー)以外に、1エリアに5発の誘爆弾を撃つことができるんだけど、これ地味で当たっているのかどうかがわかりにくいし、ボスキャラに使っても効果があるのかないのか分かりづらかったりする。

障害物の配置が嫌らしい
エリア3(コマンド3)あたりから狭い道にピラーが上下から降りてくる上に1度ぶつかると全てぶつかるような配置になっている。ピラーにぶつかるぐらいならフィールドの外にぶつけてやり過ごしたほうがよいぐらい。

こんなとこだろうか。

このゲームの良い点と言えば音楽で、個人的な感想として宇宙をイメージできる曲調になっていてゲームにマッチしているしカッコイイ。ただ、サンダーセプターIではゲームクリアの音楽は聴けないのと、ネームエントリー曲もネームエントリーが時間で区切られてしまっているのでフル尺で聴けないのが残念だ。

あと、こだわり設定で今回のアケアカ用に中潟氏が新しく曲を描き下ろしていて、それを聴くことができるのが良いところかな。(メインテーマだけだけど)

クリア

ネームエントリー

難易度を下げてプレイする分には十分楽しめる内容だけど単調さは否めない。その辺を変えてきたサンダーセプターIIがアケアカに移植されるのが楽しみではある(3D表示の再現ができなさそうなのでどうするのか気になるけど・・)

ということで、サクッと遊ぶには楽しめるゲームなんじゃないかと思う。