目指せ!100万点。じっくり探せないけど、これはこれでアリかも・・。
まちがいさがしパーティ
だいぶ前に小さな世界(TINY LANDS)という3Dの間違い探しをやって楽しめたので、他にも間違い探しないかな?と思っていたところにこの「まちがいさがしパーティ」がセールになっていて、買ってプレイしてみたので感想を書いてみる。(先日の記事の「ちょっとおかしいまちがい探し」を買う前の話だ)
個人的に間違い探しって、急かされることなくじっくりと見て探すのがあるべき姿だと思っているんだけど、このまちがいさがしパーティは然にあらず。時間制限がある。
約50秒程の制限時間で左右の写真の間違いを5つ探すというものになっていて、全て見つけられない場合はゲームオーバーになる。ただ、救済措置として2つの仕組みが用意されている。
1つ目は画面右下の砂時計の数値が残っている時は、時間延長として1回につき約10秒程探す時間が追加される。
2つ目はヒント機能で、画面右下の虫眼鏡の数値が残っている場合は、1つにつき1箇所の間違いを自動的に見つけてくれる。ゲーム開始時は、この時間延長が1回分、ヒント機能が3回分使える状態になっている。なので、間違いを2箇所しか見つけられない場合でも時間延長とヒントで切り抜けることができる。
ただ、この順番に自由度は無くて、時間延長が残っている場合は時間延長から消費され、時間延長が残ってない時はヒントが消費されていく。
それと、なかなか見つからないときに間違い探しだからといって当てずっぽうであちこち指定してお手つきしてしまうと、制限時間が減っていく。なので、あきらかに間違っている箇所かよく確かめて決定するのがいい。
ちなみにこの間違い探し、最大4人までの複数人数でプレイできるようになっていて、間違い探しをするときは人差し指のマーカーに数字が書かれていて、自分が何番目かをみてマーカーを動かして間違いを指摘する形になるようだ。
それと、画面左下のポーズボタンをマーカーで押すか、コントローラの+ボタンを押すとポーズが掛かるけど、ポーズ中は画面がポーズメニューになって間違い探しができないようになっている。ポーズメニューから再開ややり直しなどができる。(やり直すと、最初からで点数も初期化される)
制限時間が多く残っている時に間違いを見つけるとそれだけ多く点数が入るようになっていて、残り時間が少ないと点数も少なくなる。動画で撮った時の点数の入り方を見て推測すると、残り時間☓100点で点数が入るようだ。例えば47秒残っている時に間違いを発見すると4700点、その後43秒残っている時にもう1つ間違いを発見すると4300点が加算されて合計9000点になる。といった感じかな。
間違い探しの開始時は、使われている写真のライセンスが表示されカウントダウンがされる。1つの写真の間違い探しが終わると、またこの画面でカウントダウンされて次の間違い探しが始まるという形で、これがゲームオーバーになるまで延々と続いていく。
ちなみに、間違い探しは写真に対して全て同じというわけではなく、ランダムで間違いの箇所が設定されるので、同じ写真でも以前探し当てた時とは異なっている場合がある。なので、単にクリアして終わりとなる間違い探しとはちょっと系統が異なっている。
またタイトル画面から音のマークを選ぶと音量設定ができる。設定はそれのみで、間違い探しの難易度とか時間の調整といった設定は無い。また、タイトル画面の右上のランキングを選ぶと、これまでのプレイの点数がランキング表示される。オンラインランキングとかではなく、ローカルでのランキングになっていて、リセットの栞を選ぶとランキングをクリアすることができる。
あとタイトルから人のマークを選ぶとゲーム製作者のクレジットが表示される。
プレイ感想
さて、実際にプレイした感想を書いてみる。
まず、冒頭にも書いたけど間違い探しってじっくりと見て探していくのがあるべき姿だって思っていたので、時間制限があることにまずイライラしてしまった。それとゲーム中にルールが特に説明されているわけでもないので、何が何だかよくわからないけど時間延長やらヒントやらが動いてしまうのも不快な気分になった。
たった50秒しか無いので、見つけられずにすぐにゲームオーバーになってしまうことが何度もあって・・それでも何度かやり直したけどやっぱり止めようかな・・って感じで葛藤がしばしばあった。
ただ、それでもプレイしていてわかってきたこと、というか面白さが理解できるようになってきた。
同じ写真でもランダムで間違っている箇所が設定されるので何度やっても飽きさせない作りになっている点と、以前やった時といくつか同じ箇所が間違いになっていることもあるため、プレイすればするほどにそれらの間違いを記憶していき、プレイするほどに間違い箇所の見当をつけることができるようになる。(それでも最後の1箇所が見つからないなんてことがあるんだけどね・・)
そうなってくると、どんどんプレイ時間が長くなっていき点数も伸びていく。この成長感というか、慣れによって間違い探しが捗ってくるのがこれまでの間違い探しとは違う面白さを提供してくれているのかな、と思っている。
それと条件がよくわかっていないけど、クリアしつづけているとヒントの回数が増えたり、時間延長が増えたりする。最後の1箇所が見つけられない時なんかもよくあることなので、どちらも0のギリギリの状態でプレイしてクリアした時にこれらが増えるともう無理かなって悲観的になった気持ちに望みが出てきて、なんとか踏ん張ろうという気持ちにもなる。バランスがいいか?と言われるとそうでもないけど、絶妙な緊張感を持ってプレイすることができるので、ゲームオーバーになってももう1回もう1回と時間を忘れてプレイしてしまっていた。
間違い探しの写真は360枚あり、間違い箇所がランダム(1写真あたり10箇所中5箇所が設定される)なことを考えるとボリュームとしても十分かと思うし、写真のジャンルも多彩だ。(風景や動物、食べ物やおもちゃ、オブジェなど様々)
写真によってはちょっと分かりづらい間違いもあるけど、慣れていくことで発見するまでの時間を短縮することができるようになっていくるので、問題点という程でもないかもしれない。敢えて言うなら、時間延長は10秒じゃなく20秒ぐらいにして欲しかったかな。10秒は短すぎる・・見つからない時は焼け石に水な感じがする。
あと複数人プレイだと難しいけど、1人でプレイする場合はマーカーで指定するとりswitch本体のタッチパネルを利用した方が断然早い。マーカーを動かす時間がもったいないって感じるようになるので、片手でswitchを持つか本体を載せておける台なんかに置いてタッチ操作でプレイするとより楽しめるんじゃないかと思っている。
キャプチャは、うまいことクリアしつづけて140万点を越えたところ。(この間違い探しをクリアできずにゲームオーバーになってしまった・・)
ということで、最初の印象は悪かったけど今は楽しめるゲームだなって印象がガラッと変わった。
以上、まちがいさがしパーティの感想でした。