toscanaAC’s blog

雑記です。

雑記 PCのキーボードを買ってみた

エレコムのPC用キーボードを購入した。買った理由というのは、昨年から仕事でMacを使うケースが増えたんだけど、何というか本体のキーボードを使うのが億劫になってきたからだ。

エレコム TK-FDM115SKTBK

普段は机にMacを置いてノート側の画面と外付けの画面をみながら作業しているんだけど、それだと目が疲れる。もう1画面だけになってしまうけど、面倒だからクラムシェルモードでノートの画面を閉じて外付け画面と外付けキーボードを使ったほうがラクだな・・と考え、クラムシェルモードにするため外付けキーボードを購入したワケだ。

Macは液晶画面を閉じるとスリープモードに入ってしまうけど、クラムシェルモードならそうならない。で、クラムシェルモードにするためには、外付けのキーボード、マウス、ディスプレイそしてMac本体は電源に接続している必要がある。

Mac用のキーボードとなると純正は本体と同じくバカみたいな値段だけど、サードパーティ製なら値段ピンキリで色々あったりする。

そして、厄介なのがここからで、普段自宅で使用しているPCは個人用や仕事用含めWindowsPCで、それに加えて昨年からMacを使用するという状態になっているため、どうせならWindowsでもMacでも使えるキーボードが欲しい、そう思って探して見つけたのがエレコムの無線静音コンパクトキーボードだ。

型番は TK-FDM115SKTBK で、買った時のAmazonの値段は2300円ちょっとだった。実は、普段WindowsPCに使用しているのが、同じエレコム の無線コンパクトキーボード(TK-FDM105TK)で、今回購入したものとキーレイアウトはほぼ同じになっている。(ほぼ同じというのは、Macで使用する際のFn押下しながら本体の調整するキーの一部を独立して用意しているため、その部分でレイアウトが異なっている)

この新しいキーボード(TK-FDM115SKTBK)は、製品名にある通り静音設計のキーボードでパソコンのキーを押下するときに出るあのカチャカチャという音を極力抑える構造になっているんだけど、購入前にネットで調べたところAmazonの評価ではキーが重いといったレビューが多かった。(要は軽いタッチで入力しづらく、ちゃんと押し込まないと入力されないということだ)

また、Amazon以外にyoutubeで使用感などレビューをしている動画を探してみたんだけど、このキーボードに関しては無かった。なので、少し古くて現在は販売終了しているエレコムの静音設計キーボードレビュー動画を参考にした。

購入したキーボードのレイアウトはテンキーレスだけど、カーソルやその他の特殊キーが用意されていて個人的に非常に使いやすいレイアウトな上に上に書いたTK-FDM105TK(古いキーボード)はMac非対応でMac対応の同じレイアウトのものはこれしかなく、Amazonレビューを見て失敗するかもしれない・・と思いつつも比較的安価なので購入してみた。

で、この記事は購入した 新しいキーボード(TK-FDM115SKTBK) で書いているけど、結果としてはほぼ問題なく使えている。ほぼ、とつけたのは、Amazonのレビューにあったように確かにキーの反応が悪いかな?と思うようなこと(少しEnterキーの反応が悪い気がする)があったからだ。おそらく、Mac本体のキーボードに慣れている人だとそう感じるかもしれないし、普段キーストローク浅めで入力する人だと押し込みが必要と感じるかもしれない。

でも、以前からTK-FDM105TK(古いキーボード)を使っていた身としては、普通に押し込んで打鍵するクセがあるためほぼ違和感なく使えている。私の場合は買って大正解だ。

ちなみに、この 新しいキーボード(TK-FDM115SKTBK)は、キーストロークが2.0mmとなっていて、TK-FDM105TK(古いキーボード)から比べれば1.5mm程短い。勝手な推測だけど、静音設計ながら入力のしやすさを確保するためにキーストロークを浅めにしたんじゃないかと考えている。

そして、個人的には興味ないけどこのキーボードの肝となる静音の感想を書いてみると、本当に静かだと思う。音がしないわけではなく、あくまでTK-FDM105TK(古いキーボード)から相対的に静かになっている、という意味で。擬音で表現するなら、ホフホフホフ・・かな。籠もったような打鍵音のため、うるささを感じないといったところだ。ただ、偶にカーソルキーを連打した時にカシュカシュカシュと擦れるような音がする時があった。静音設計としては個々のキーで少しばらつきがあるのかもしれない。

あと、Macにキーマッピングアプリ(Karabiner-Elements)を入れて TK-FDM105TK(古いキーボード)をそのまま使ってしまうという動画もあったんだけど、残念ながら会社貸与のMacに入れるのが難しいアプリになるため、その方法は断念した。実際には問題は無いと思うんだけど、キーマッピングとかのソフトだとキーロガーとかの懸念があって会社側で承認してくれないケースが多いため確認すらしていない。

個人的には、TK-FDM105TK(古いキーボード)をそのままMac対応にしてくれると嬉しいんだけどね。ファンクションキー上のホットキーなんかいらないからレイアウトもキーの構成(ストロークや高耐久など)もそのままで対応して欲しい。もちろん静音設計なんかなくてもいい。

TK-FDM105TK(古いキーボード)は、安価でレイアウトもよく使いやすいキーボードとして一定の人気があると思うんで、これでMac対応になれば、更に人気になるんじゃないかと思っている。エレコムさんには是非検討してもらいたいところだ。

以上、購入したキーボード(TK-FDM115SKTBK)の感想でした。

追記(2024/02/03)

ちなみにキーキャップの印字はシルク印刷になっているので、長期間使用すると印字が消える可能性がある。それと高耐久を謳っていないので、キーの耐久力も低いんじゃないかな・・と思っていたりする。

追記2(2024/02/09)

キーボードを使い始めて少し時間が経過したので、その後の感想を書いてみたい。問題点が見えてきて、最初に書いた感想とは異なりdisることになる。

まず、静音設計による弊害だ。Macで使用しているときに、入力した文字が連続して入力されてしまうということがあった。(Windowsでは、今のところ発生していない)

例えば、k という文字を入力してキーから指を離しているにもかかわらず、kkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk なんて入力されてしまい、放っておくとウィンドウの端を折り返して次の行まで入力され続けるなんてことになる。

分解したわけではないので細かい構造まではわからないけど、これはおそらく静音設計の為に使われているシリコンラバーが押下後にちゃんと離脱せずに、キーが押されたままの状態が発生するのではないかと思っている。(公式サイトの断面図を見る限り、隙間があまりなくキーを押した時の角度や押し込み具合によって発生してしまうのではないだろうか・・)

次に、押下しても認識されないケース。これもシリコンラバーの問題だと思うんだけど、軽くではなくしっかり押下しているにもかかわらず、キーが入力されないということがあった。これもMacで発生していて、Windowsでは今のところ発生していない。

次にカーソルの連続移動が時々止まってしまう問題。普段はマウスでスクロールするので気が付かなかったんだけど、たまたまソースコード上でカーソルキーの下を押したままにしてスクロールしたら、途中で止まってしまうことがあった。一度キーから指を離してもう1回押下すればまた移動していくんだけど、何かに引っかかるかのように時々カーソルの移動が止まってしまうことがあった。

常に発生するわけではないのと、Mac側の問題なのか、キーボード側の問題なのかちょっとわからないけど、これもWindows側では発生しないので、上記の件含めMacの問題(正確に言えば、エレコムのキーボードとMacの相性問題)の可能性がある。

他のエレコムのキーボードを買って検証するつもりも無いのでしばらく様子をみつつ使ってみるけど、頻発するようだと困るな・・。