toscanaAC’s blog

雑記です。

雑記 MicrosoftやAppleのバカな対応

何故、嫌がられるのか?わからないらしい・・・ww

Microsoftの警告ポップアップ表示

今日、ネットのニュースを見ていて興味深い記事があった。

WindowsでブラウザにChromeを使用していると、Edgeを使うように勧めてくるそうだ。更に検索エンジンgoogleを選択している場合も、Bingを使うように勧めてくるらしい。

私はタイトルにバカと書いたけど、OSを作っている企業が頭が悪いわけはない。どちらかと言えば、超天才な人が集っているような会社だ。にもかかわらず、バカと書いたのは、使っている人が何を感じるのか?がわかってないからだ。

わかってないが故にWindowsUpdateの際に無理やり変更したりして利用者から顰蹙を買っていたりする。そして、Edgeはアンインストールができない(これはMacSafariも同様)、Microsoftの言い訳は通信に必要な機能が入っているため削除できないってことなんだけど、別にそれはモジュールとして提供すればいいだけで、ブラウザそのものは削除できるはずなんだけど、彼らは頑なに削除できないようにしている。バックグラウンドのプロセスを見ても奴らが常駐してCPUやメモリなどのリソースを使っている。本当に迷惑な話だ。

Microsoftは、過去にWindowsの大きなシェアに乗じて支配的な行動をとり競争法に違反しているとしてEUの裁判で負けて制裁金が課されていたり、アメリカでも反トラスト法違反で訴えられ和解とはなっているものの支配的な行動ができないように定期的に状況確認を行う形になっていた。

しかしながら、彼らはまた同じことをやろうとしている。

Windows11 Homeでは、Microsoftアカウントが必須となりアカウント登録しないと使えないように変更されている。更にOneDriveというクラウドでデータを連携する機能がデフォルトでOnになっているため、停止しないとそれらの情報がクラウド上に保管されてしまう。悪質なことに、OneDriveの対象フォルダはユーザのディレクトリとなっていて、何も考えずに使っている人がドキュメントや写真などのデータをデフォルト状態で保存するとOneDriveで連携されてしまう。

Microsoft信者は、「便利だからいいじゃないか、何が問題なんだ?」とか言いそうだけど、便利かどうかではなく、利用者が使う使わないを選択できるようにし「使う」を選択して初めて連携するのがスジというものだと私は思っている。

WindowsのAI機能であるCopilotもそうだ。ChatGPTで使われているGPT-4が使用されているものだけど、これもWindowsUpdateで勝手に組み込まれ、レジストリエディタで無効化設定をしない限り設定画面などからOffにすることができない。

同じことを書くけど、使う使わないは利用者が選択すべきであって、OSを提供している側が勝手にいれるものではないと思うんだ。

そんな単純なことがわかっていないから、こんなポップアップを出して余計に嫌われてしまうわけだ。

Microsoftが信頼を回復するためには、謙虚であること。これにつきると思う。無理やり使わせようとするのではなく、使ってもらえるように利用者に対し真摯な態度を持つことだ。そもそも何年にも渡って利用者の信頼を損ねてきたような企業なのに、安易に選択してもらえるなんておこがましいにも程があると思う。(Windowsは世界的なシェアを持っている多くの人から選択されている、と彼らは言うかもしれないけど・・・いやいや選択肢が無いから仕方なく使っているだけ、という状況を理解した方がいいと思う。つまり消極的選択、WindowsMac以外でアプリが豊富なOSが多数存在するなら、わざわざWindowsを選択する必要はないと言える)

Appleも同類

もう1つの裸の王様がAppleだ。Microsoftは自分たちの価値観を押し付けてくる企業だけど、輪をかけて酷いのがAppleだ。Appleが持つ価値観の押し付けは半端ない。

MacのFinderが使いにくいのはネットの情報を見ればわかることだけど、彼らはそれを改修することは絶対にしない。iPhoneでカーソルキーが無くて不便という話があっても絶対にカーソルキーをつけない。自分たちが提案する方法がベストプラクティスだと信じて疑わない、MaciPhoneを使っているとそういう頑固さをヒシヒシと感じる。

MicrosoftはOneDriveというクラウドによるデータ連携機能があるけど、AppleにはiCloudという同様のデータ連携機能が用意されている。これはMacで使用するように設定しない限り押し付けてくることは無いのでMicrosoftよりマシなんだけど、AppStoreにあるアプリを利用するためにAppleIDでサインインすると、iCloud設定が有効になり、勝手に連携し始める。

Microsoftの件でも書いたけど、使う使わないは利用者が選択できるようにすべきで、勝手に連携するものではないと思うんだよね。さらに悪質なのは、iCloud設定は1箇所に集約されておらず、あちこちに設定があるためそれぞれOffに設定しなければならないのと、すべてOffにしたつもりでも設定画面には無い内部に設定が残っていて、ログイン後に「iCloudにサインインしてください」のダイアログが何度も出続けるという状態になる。もはや単なる嫌がらせだ。

本来なら、このダイアログに「iCloudを使用しない」とする設定を表示して、再表示されないような仕組みを用意するのがIT企業として当たり前の対応だとは思うんだけど、この頑固企業というか金の亡者企業は頑なにそれをしない。何としてでもiCloudを使わせようとするような、しつこさというか執念を感じる。Microsoftの今回のポップアップの件もそうだけど、とにかくしつこい対応をしてくるのはAppleも同様だ。人間なら嫌われるタイプといったところだろうか・・・嫌がっている女性にしつこくするような男性のイメージで、不快極まりない。

こういうところ、Microsoftに負けず劣らずの嫌らしさだ。

なので、iCloudを使用する予定の無い人は、AppleIDでサインインするのはやめておいたほうがいいと思う。AppStore以外にもアプリはダウンロードもインストールもできるので、敢えてAppStoreのアプリを利用する必要は無いと思う。(OSのアップデートは、AppleIDのサインイン不要だ)

そもそもAppStoreはアプリ開発会社にとっても手数料がバカ高いため、そこで配布するより自前で用意した方がマシなんじゃないかと思っている。EUではAppStore以外のアプリ配信できるようにするための規則が適用されたものの、料金体系を変更したことで結果として批判が高まることになったんじゃないかと考えている。

(話がそれたので戻す・・)

まずiCloudを使うつもりがなければAppleIDでサインインしないことだ。

で、Appleの押し付けはこれだけではなく、AppleMusicというアプリもある。ブラウザ等で動画再生をした際、このAppleMusicが勝手に起動するという問題があって、画面の設定でこれをOffにすることができない、というものだ。もちろんアプリのアンインストールもできないというクソっぷりで、こんなアプリ仕様にした人間の人間性を疑いたくなる。

ネットで調べたところ、launchctl コマンドを使って disable にすることで勝手に起動しないように設定することができる。こういうのを見ると、初心者に優しいとか使いやすいとか言っている人がいるけど、冗談だろ!?ってツッコミを入れたくなる。どの面下げてそれ言ってんの。

本当に呆れてくる。

ちなみに、2024/03/21(つまり今日)米司法省は反トラスト法違反でAppleを提訴するというニュースがあるけど、今のところ本当なのかが定かではない。EUの件やエピックゲームスの件もあるので、裸の王様にはそろそろ服を着ていないことに気づいて欲しいものだ・・。

最後に

利用する人のことより、自分たちの支配力を強め、如何に金を毟るか?といったばかりに注力する企業が提供するものしかアプリが豊富なOSが無いというのは、非常に残念な世の中になっていると言わざるを得ない。

ITは、本来なら人々がより便利に生活できるようなものであるべきと思うものの、それを金儲けの道具にして閉鎖的にしていこうとする彼らは人を、そして世の中を不幸にする企業なんじゃないかと、最近感じてきている・・。