toscanaAC’s blog

雑記です。

雑記 あれ、あのカメラは・・?

先日の記事に書いたけど、日曜日の深夜に乃木坂46のバラエティ番組である乃木坂工事中が配信される。

今回はライブツアーの裏側潜入ということで普段のスタジオのバラエティとは違って、バナナマンがライブの裏側紹介する回になっている。

乃木坂のファンではないのでライブの内容とかは特に気になるわけではないのでバラエティとして楽しみながら見る回ではないんだけど、1つだけ気になることがあった。

今回はバナナマンのミッションとしてライブの裏側だけでなくステージに入ってメンバーの決め顔を撮るという内容が課せられていた。

少し前に企画でメンバーの決め顔グランプリなるものをやっていたので、その系列のやつだと思うけどライブ中でメンバーの顔を写真に撮るというのは結構難しいはず。

写真を撮る趣味があるからわかるんだけど、ライブのように暗い状況(ステージは照明があって明るいものの・・日中の明るさとは別物で、写真を撮るには暗い)はシャッター速度が遅くなって手ぶれが発生しやすくなるし、ダンスをしているのだから被写体ぶれも発生しやすくなる。

手ぶれは明るいレンズ&手ぶれ補正で軽減できるけど、被写体ぶれはそうもいかない。シャッター速度を上げないと動きは止まらない。通常ならISO感度をアップしてシャッター速度を稼ぐ必要があるけど、ライブ会場のような暗いところでは止めるだけのシャッター速度を稼ぐにはかなり感度アップしてしまうのでザラザラとした画質になりやすい。

youtubeの動画で見た程度で写真もトリミングされているように見えたから、細かい部分でのノイズは目立たなかったけど、ちょっと大きく表示したらきっと気になるレベルになるんじゃないかと思った。

で、バナナマンが使っているカメラ。

乃木坂の成り立ち上ソニーのカメラになることは解る。ネックストラップにSONYのロゴが入っていたし。ただ、ミラーレスでライブステージをあちこち周りながら撮るとなると、そこそこ望遠である必要がある。考えられるレンズ候補は70-200や70-300、もしくはそれ以上。

ただ、70-200のF2.8通しは白レンズになるのでバナナマンが持っているカメラに白レンズが着いてなかったのでこれではない。では、70-300か?ただこのレンズだと暗いレンズなのでライブで使うには不利。

当然大きさからみて100-400ではないこともわかる。

そこで動画を見直して持っているカメラを見てみると、レンズ先端についているのは花形フード?!

花形フードが付くということは標準ズーム?

一番前で撮影するなら標準ズームでもなんとかなるだろうけど、離れたところからは無理だ。

そこで思いついたのはタムロンの28-200。これは広角用に花形フードになっているし、望遠で200mmならギリで少し離れたところから撮れるかもしれない。

ただこのレンズは暗い。ライブには不向きだ。

一体何だろう?とあれこれ考えていた時に、ふとカメラを見た。違和感に気づく、ミラーレスのαなら軍艦部のファインダーは角張った形をしているのに、なだらかな形になっているしアイピースカップも形状が違う。

新型のカメラか?とも思ったけど、そんなカメラをここで使う筈がない。

と、ここまでダラダラと引き伸ばしたけど、結論はコンデジだった。ネオ一眼と言われる高倍率ズームカメラだ。

レンズは35mm判換算で24-600という超高倍率ながらF2.4-4.0と明るいF値、撮像素子は1インチなのでノイズ耐性は弱いだろうけどα譲りの高速AFを持っているため動きモノに強い。

ネットで評判を見てみると屋外晴天時専用カメラ(つまり暗がりはノイズが載りやすい)だとか、手ぶれ補正が弱いといった意見もみられるけど、今回のバナナマンが撮っていた写真とかを見る限りは(どこを許容範囲とするかはあるだろうけど)結構使えるんじゃないかと思った。

発売して5年近く経っているのでそろそろブラッシュアップされるんじゃないかと思うけど、現行機種で22万と下手なミラーレスより高額なので、ブラッシュアップされたら更に高額になるんじゃないかと思う。普段写真を撮るのにはこの1台があれば十分だとは思うけど、メインのミラーレス一眼のサブカメラにするにはちょっと値段的に厳しいかな・・。

パナソニックあたりがこの値段に対応するようなカメラをFZシリーズで出したりすると面白いんだけどな。(と思ったけど、AFが弱いパナソニックでは戦えないか・・)

なんか番組を見て、乃木坂のことじゃなくてカメラのことを考えた私でした。