先日撮ってきたダリアの写真のその2。機材はα6400+タムロン18-300。今回も写真はF値と焦点距離を記載、全てSilkypixでRAWから現像している。
あと追記にα6700の発売に関しても感想を書いている。
ダリア 2023(その2)
ダリア1:F7.1、300mm
F値はたぶんリアダイアルを何かの拍子に触ってしまいF6.3から変わってしまったんだと思う。RAW現像で赤を少し濃い感じにしている。あと、暗めにしようか明るめにするかちょっと迷った1枚。結局、コントラストは高めにしたけど露出補正で明るくなるように現像。
ダリア2:F6.3、218mm
オレンジが綺麗なダリア。現像時にオレンジの部分がかなり濃い色で赤っぽくなっていたので、ファインカラーコントローラで色合いを調整している。RAW現像していると、つい、もう少し、もう少し・・と調整を重ねてしまって、後からみると違和感を感じてしまうなんてことがあるので、今回のオレンジ色もやりすぎないように気をつけながら調整している。
ダリア3:F6.3、192mm
こちらも赤の色が濃い目になるように調整。といっても、ファインカラーコントローラでの調整とかはせず、プリセットの色合いを濃いめに変えているだけ。200mmぐらいの距離なので、タムロン 70-180 F2.8のレンズを持っていけばもっと背景はボケたと思うけど、18-300と合わせて2本は暑さと重たさがあってムリかなww
関係ないけど、天気がよくて気温が高かったせいかレンズを触った時結構熱かった。こういう時期は、キヤノンの白レンズのように遮熱塗料が使われたレンズを使いたいかな。ま、高くて重くて買わないけど・・。
ダリア4:F6.3、291mm
こちらは調整を忘れてしまった1枚で、HDRとしてハイライトとシャドーの調整はしているものの後は色温度のみ。色はSilkypixのデフォルトカラーのまま。調整をしなくても特に気にならない色合いだったんだと思う。
ダリア5:F6.3、196mm
こちらは他の写真同様に調整していて、もともと明るめに撮っていたんだけどより明るくコントラスト強めで現像している。現像とは関係ないけど、撮った写真の背景を見ると結構歪みがあるのがわかるな・・。
ダリア6:F7.1、300mm
ダリア1と同じで絞りのダイアルに触れてF7.1になってしまったんだと思う。現像はコントラスト強めにして、色合いも暗めの色合いを選択している。露出補正でアンダーにはしてないものの、赤いダリアの赤の良さ(少しくすんだような赤)が表現できたと思っている。
以前の写真の記事でも書いたとは思うけど、ソニーのカメラは現像しなくても通常のjpegで十分綺麗な赤が出るところが地味に良いところだな、と思っている。(ま、反対に黄色の色合いがイマイチなんだけどね・・。)
ダリア7:F6.3、300mm
で、弱点の黄色のダリア。現像では少しコントラスト高めにして、ファインカラーコントローラで黄色感を出してる。で、現実の色に近いか?というと違っていて、少し盛っているww
元の色合いは少し弱めだけどここまで黄色くないダリアなんだけど、今回はより強めな感じの黄色にしたかったので、あくまで私が望む色に仕上げている。RAW現像はそういった調整ができるのもいいいところだ。(jpeg原理主義者は、ギャーギャー言いそうだけど・・ww)
ダリア8:F6.3、277mm
こちらは裏側から撮ったもの。コントラスト高めでプラス補正、色合いはクロームにしているけど、記事を書いていてもう少しくすんだ感じにした方がいいかな、と思い始めている。
ダリア9:F7.1、300mm
ダリア6と同じで絞り値のミスあり。コントラスト弱めでハイライト、シャドーの調整をしているものの色合いは標準色のまま。ピンクがかった赤にするか、黄色がかった赤にするか迷ったんだけど、一旦ピンクがかった赤で現像した。
ダリア10:F7.1、241mm
ダリア9と同じで絞り値の変更に気づかないで撮ってしまった。現像はコントラスト強めで色合いに記憶色を使って少しハデめ、且つアンダーに露出補正している。
おまけ
アメリカフヨウ:F6.3、124mm
おまけは、その1でもアップしたアメリカフヨウだ。現像ではコントラストは調整していないけど、記憶色でピンク色のアクセントを強調しつつ、ファインカラーコントローラで緑を黄緑色に調整している。色合いで記憶色を選ぶと濃い緑色になってしまうため、そのあたりが気にならない被写体ならいいんだけど、アメリカフヨウはもっと黄緑色なんだよね・・。
追記(2023/07/22)
さて、別記事にしようと思ったんだけど、写真関連の記事で簡単に書いてしまっていいかな・・と思ったのでソニーのα6700について思ったことを書いてみようと思う。
先週、7/12に発表されたα6700。個人的には待望の裏面照射型センサーにフロントダイアル装備、背面モニターはバリアングルになったので縦位置ローアングルといった撮影もやりやすくなっている。AIが搭載され被写体認識が強くなったことや画像エンジンの高速化がされたりし、撮影しやすくなったと思われる。個人的には、大歓迎だけど問題は値段だ。
ボディ単体で21万円って、α6600の時の16万前後に対して4万円以上高くなっている。
ま、機能が良くなったのだから当然なのだろうけど、正直20万円以上出して買うカメラか?って言われると微妙な印象が強い。当然買わないんだけど、これの手ぶれ補正なしバージョンを出したら幾らになるのかちょっと気になる。
私の場合、α6400を使っていて最大に恩恵を受けるのがトラッキングAFだ。このトラッキングAFがついたα6400に、裏面照射型センサーとフロントダイアルを付けてくれたカメラがあったら、多分買い替えるんじゃないかと思っている。
ソニーはフルサイズミラーレスを最初に出したことだけでなく、技術蓄積していった結果としてα7 IIIというコスパの良いカメラを出したことでかなり人気が出たと思うし、それがミラーレス市場で支持されアドバンテージができたんじゃないかと思っているんだけど、ソニーはその良さをことごとく壊していっている感がある。長らくAPS-Cへの新レンズ発表が無かったことや、裏面照射型センサーを採用しなかったこと、フロントダイアルも頑なに付けてこなかった。
わけのわからない差別化をして他社のAPS-Cより劣るカメラを売っている状態だっただけに今回は色々入れてきたんだろうけど、それでこの値段か・・って思うと、素直にキヤノンR7やフジのX-S20か少し足してX-T5を買ったほうがいいんじゃないかと感じてしまう。
まぁ実際にはサードパーティレンズが豊富なソニーがトータルでは一番の選択肢になるケースが多いとは思うものの、、、動画を撮らない私にとっては高すぎて買い替えほどの魅力を感じていない。これがα6700の発表を見た時の私の感想だ。
ということで、以上、ダリアの写真とα6700の感想でした。