今後マイナンバーカードによる各種サービスが導入されていくであろうことが見えてきたので、申請をしているんだけど何と言えばいいのだろうか・・・日本政府も企業も無駄なことやってるな、って印象が強い。
簡単に言ってしまえば、ポイントなんてかったるいことせずに現金支給すればいいんだよね。公金受け取り口座設定を必須にして、そこにポイント分を現金で振り込めばいいんだよ。
そうすれば非常にシンプルでわかりやすくなる。無駄なトラブルが減るから、あちこちの手続きに掛かるコストを抑えることができる。
ま、国はキャッシュレス決済を普及したいという思いがあるんだろうけど、民間企業にいいように利用されてるって印象が強い
ポイント付与のキャッシュレス決済サービスの区分は以下の5通りになっていて、それぞれの付与の仕組みが異なっている。
・クレジットカード
・デビットカード
・QRコード
・電子マネー
・プリペイドカード
クレジットカード、デビットカードはわかりやすいので一旦置いておくとして、厄介なのは、QRコードと電子マネー、プリペイドカードだ。
電子マネーとプリペイドカードが先払い型なのに対して、QRコードは後払い型。○○Payといった名前のついたものは、QRコードを使った後払い型の場合が多いんだけど、物によっては名前がPayでも電子マネーとなっているものがあってわかりづらい。
それと電子マネーの決済サービスの中には、チャージが現金ではなく銀行口座からのチャージとなるものがあったので、普通に現金チャージできる感覚でいるとハマるので注意が必要だ。
またプリイペイドカードというと、個人的には使いきりタイプ(QUOカードとか)の印象が強いけど、チャージして使うことが できるものがあって、ほぼ電子マネーと変わらないようなサービスになっている。
電子マネーがサービス提供範囲での仮想通貨的扱いとするなら、プリペイドは現金としての扱いだろうか??
ただ説明を見ているとプリペイドとしているのに、説明には「~〇〇マネーを付与します」なんて書かれているので、仮想通貨扱いだし、この辺もわかりづらいかな。
QRコード決済の方は、PayPayを筆頭として各企業でサービス提供しているけど、個人的にはよい印象がないためパス。
総務省のサイトや各サービスのサイトを見て感じるのは、全てではないけどクレジットカードや銀行口座、スマホアプリのインストール、会員登録とか何が必要になるのかがわかりにくいサービスもあった。この辺は、きっちり書いておいて欲しいかな。
ということで、色々調べてみて手間が比較的かかりにくく、且つ後腐れがなさそうで、全国区で使える電子マネータイプもしくは プリペイドタイプのサービス・・・と消去法で検討した結果、正直使いたくないけどセブンイレブン系列で使える nanaco にすることにした。
ネットで調べるとデメリットが多いと言われる nanaco カードだけど、私の場合は使い切ったら退会前提で後腐れをなくしたい、 という考えからコレに決定。
あぁ、調べるだけで疲れた・・。
追記(2023/01/03)
認識の違いがあったので、追記する。
電子マネーとプリペイドカード、これらは三井住友カードのサイトの説明がわかりやすかった。電子マネーは、形態を特定しないサービス(機能)を提供するものであり、プリペイドカードはカード形態の電子マネーで且つプリペイド(前払い)方式のものを指すようだ。
また電子マネーは、プリペイド方式(前払い)だけでなくポストペイ方式(後払い)方式もある。(知らなかった・・恥ずかしい)
またQRコード決済もプリペイド方式とポストペイ形式の他にも即決方式(銀行口座やクレジットカードで即時に引き落とし)もあるようだ。(クレジットカード連携だと即時と言われても結果は後払いだと思うけど・・)また、JPQRといった仕様が策定されたことで、JPQRに対応しているサービスなら仕組みとしては同じ形で利用できるようにはなるんだけど、あくまで仕様レベルでしかないので相互利用できないのが痛い。
私が選択したnanacoカードは、カード形態の電子マネーサービスというワケだ。
ややこしいなと思うし、お年寄りはおそらくわからない人が多いんじゃないだろうか・・。JPQRが仕様レベルではなく、ベースサービスとして提供されその上に各社のサービスが乗るような形になれば日本全国でQR決済が浸透すると思うんだけど、日本ってやらないんだよなー。だから各社が自社の利権、囲い込みのためにサービスを提供する形になり、乱立でわけわからん状態になってしまっていると思っている。
ここが気に入らないため、私は日本のキャッシュレス決済の進め方に否定的だったりする。