難易度Casualより上は、一気に難しくなって微妙。
コスモドリーマー
昨年配信されたコスモドリーマーをプレイしたので感想を書いてみる。このゲームを知ったのは、switchで今後発売されるゲームにライクドリーマーというのがあって、そのゲームの開発元のゲーム一覧をみたところ同系統のゲームにコスモドリーマーがありセールになっていた。ほんわりした雰囲気(公式サイトを見ると、夢かわ、と言うそうな)のシューティングで初心者にもやさしいと記載があったので、買ってみたわけだ。
この夢かわ(これは略語で、正しくは夢かわいい、だそうだ)は、パステルカラーの淡い色合い、ファンタジックで女の子をモチーフ、ふんわりと霞のかかったイメージが合わさったものを条件としているらしい。(詳しくは知らんけど、何かそんなものってネットのサイトに書いてあった・・)
実際にプレイして感じたことを集約すると冒頭に書いた内容になる。具体的な内容は後で書くけど、個人的には初心者にやさしいとは思えなかった。
ということで、まずは概要について
概要
このゲームの凄くいいところは、ちゃんとマニュアルが付いている点だ。ストーリー、メニューの説明、操作、ゲーム画面の表示内容、アイテムや特殊機能(ドリームレベル)についてちゃんと説明されている。
加えて攻略の知識なんかも載せてくれていて親切だ。
ストーリー
ストーリーはオープニングで特に音声や字幕もなく絵だけで説明されるけど、部屋でくつろぐ主人公が空を飛んでる子供を見て、自分も興味を持って窓から飛び出した、という話になっている。
トップメニュー
メニューには、メインゲーム、トライアル、練習モード、リプレイ再生、ギャラリー(実績確認)、オプション設定がある。トライアルは、メインゲームをクリアしないと選べないようになっている。同様に練習モードはメインゲームのステージ1をクリアすると開放される。
操作説明
操作は、Lスティックで移動。A:ショット、B:ボム、Y:ショットの連射、R:低速、+:ポーズ、X:早送りとなっているんだけど、オプションのコントローラ設定で変更が可能だ。
設定変更は、見ればわかるけど任意のボタンに連射設定するのではなく連射機能にボタンを割り当てる方式になっているので、アケアカに慣れているとちょっとカスタマイズしづらい。それとこのゲームは、ショットとボムのボタンをカスタマイズすると、決定やキャンセルも変更になってしまう。
それらが変更されてしまい分かりづらくなるからだと思うんだけど、画面左下に割当ボタンの表示がされている。個人的にはこれを表示するよりA/Bで決定/キャンセル固定とするモードも用意して欲しかったかな・・。
因みに、ショットは押しっぱなしで連射になるので敢えて連射ボタンを割り当てなくても大丈夫だ。
あと、メインゲームを始める時はチュートリアルがあるので、チュートリアルをやれば操作であまり迷うことはないんじゃないかと思う。
画面表示
こういった画面の説明があるのと無いのとでは大きく違うと感じている。ま、このゲームの場合、パッと見でわかるような表示になっているので、無くてもなんとかなるんだけどね・・。
アイテム
こちらはゲーム中に出てくるアイテムの説明だ。数が少ないのでわかりやすい。このゲームはドリームレベルというハートの数がボムやシールドと共用の使用回数になるので、ドリームバブル(青)を積極的に取りにいくのがいい。
ドリームレベル
ドリームレベルは、上のアイテムで簡単に書いたけどドリームレベル1以上でシールドを張ることができるのと、ドリームレベルを消費してボムを撃つことができる。ドリームレベルは自機のまわりにあるゲージが最大になったりアイテムを取ると+1されて、自機に最大3つまでストックすることができる。
で、装備に依存するけどその装備を使用すればシールドが破壊されてもドリームレベルが1減少するに留めることができるので、その装備を使えば最大3回は被弾しても大丈夫ということになる。(シールドの無い状態で被弾するとライフが1減る)
このシールドの仕組みが初心者にやさしいと言う部分なのかもしれない。
その他
攻略の知識やスコアの知識がある。細かいのは書かないけど、面白いのは敵の弾にカスるとドリームバブル(青)が出るのでカスってドリームゲージを増やしてボムで敵を倒すって流れも一応できるようだ。
GrazeCounterGMのようにガンガンゲージが増えるワケじゃないけど、ボス戦の強烈な弾幕ではカスり対応ができるので、追い詰められていても自機の周りのゲージを見てイケそうならワンチャン反撃ができるかもしれない。
それともう1つ。被弾する瞬間にボムを発動すると被弾よりボムが優先されるようだ。ドリームレベルがあるならシールド用の装備を使わない場合にこの方法が有効になるんじゃないかと思っている。(やったこと無いけど・・・)
低速について
それと、このゲームは低速というものが存在していて低速にすると名称通り自機の動きが遅くなる。弾幕で避ける時などに使うことになるんだけど、この低速はオプションの CONTROL MODE が CONSUMER か ARCADE かによって操作が異なってくる。
CONSUMER は別ボタン割り当てでそのボタンを押している間低速になるのに対し、ARCADE ではショット長押しで低速になる。(GrazeCounterGMと同じだ)
ARCADEでは、ショットを手動で連射するか連射ボタンを押している時は通常の移動速度で、長押しで遅い移動速度になるので玄人向けな設定と言える。(慣れればこちらの方が楽なのかもしれないけどね)
メインゲーム
次にメインゲームについて感想を書いてみる。
ゲームを始めるとチュートリアルがある。操作説明を対話形式でやってくれるのでわかりやすい。ポーズメニューからチュートリアルを飛ばすこともできる。
チュートリアルが終わると、グラディウスっぽく装備の選択になる。1段目が通常攻撃、2段めが低速時の攻撃、3段目がボム攻撃、4段目が特殊装備(属性変更)
個人的には、通常はホーミングフェアリー、低速はロックオンジュエル、ボムはスーパーノヴァ、特殊装備はシールド強化(被弾してもドリームレベル-1されるだけになる)の装備を使うことが多いかな。
通常攻撃と低速攻撃は、ホーミングやロックオンを選んでるのは敵を狙わなくても自動的に狙ってくれるので便利だからだ。
ステージ1 粉雪の夢
このメインゲームでは、各ステージ毎に難易度を選ぶことができる。難易度は、Casual、Maniac、Expert、Nightmareが選択できる。(Nightmareはロックされている)私はCasualでプレイ。
それと各ステージは主人公の夢の中の話しになっている。
ステージ1は序盤ということもあって楽に進むことができる。弾幕シューティングなので、自機の真ん中の赤いドットが当たり判定の部分になっていて弾を避けるのも楽ちんだ。夢かわなので、敵もケーキとかアイスクリームとかカワイイ感じのものが出てくる。
このステージで通常の移動速度と低速にした場合の動きの違いや攻撃内容の違いを理解しておくといいと思う。
関係ないけど、敵を倒した時の音がバンッと風船が破裂したかのような音が鳴る。敵を倒した音で爽快感を感じることができるのがイイ!
ボスはRYUKA(本名:高砂流香)だ。NASTY GIRLは意地悪な女の子のこと。ライフは3つ、右上の制限時間内にダメージを与えていくとゲージを減らすことができる。あと、制限時間が切れるとゲージが無くなるので、ダメージを与えれなくても攻撃を凌げばライフを減らすことができる。
RYUKAは、蛇を使って牙のような弾を撃って攻撃してくる。そしてライフが最後の1個になると、蛇がRYUKAに覆いかぶさるようになって牙のような攻撃を5方向に撃ってくる。ただ、弾速遅めだし数も少ないので、おそらくここで被弾することは無く簡単に倒すことができると思う。
ステージ1をクリアすると、練習モードが開放される。そしてステージをクリアするとリプレイを保存するかどうかを聞かれる。
ただ、これが毎回でるのはちょっと鬱陶しいかな。設定でオフにできるといいかな。
ステージ2 流星の夢
ステージ2は流星の夢。ちなみにクリアしたステージは選択できるようになる。それと難易度は各ステージ毎に選択できるようになっている。私はCasualでプレイ。
ステージ2もあまり難しくはない。ただ、ステージ1からそうではあるんだけど、敵を倒した時のエフェクトや自弾が派手でその派手さに敵弾が見づらくなっている。特に敵を倒した後にスコアアイテムやバブルの回収をしようと動いた時に被弾してしまうことがあった。慣れの問題といえばそれまでだけど、後半のステージに行った時に攻撃が激しくなってくるとコレでやられてしまうことがあるんで気をつけたい。
それと、倒すと弾が消えるタイプの敵がいる。そのタイプの敵か否かを覚えておかないと余計な回避をすることになるので、敵に近づいて戦う際は注意をしたい。(敵弾が消えないタイプはちゃんと回避、消えるタイプは回避しつつ近づいて倒す)
ステージ2のボスはYUZURU(本名:山吹弓弦)、UNUSUAL GIRLは、珍しい女の子(少しヘンな子)という意味だ。ライフは4つ。
ハサミを持っていて、ハサミを動かすと画面上に切り口?みたいなのが現れて、その切り口から弾が出てくる。自機を狙うものではなく、単なるバラまきになるので焦らずによく見ていれば避けることができる。
それと、ハサミの切り口は途中からダメージを受けるものになる。切り口が白いうちは当たっても問題無いんだけど、青くなるとダメージを受けるので気をつけたい。
ステージ3 惑星の夢
ステージ3は惑星の夢。これまでの宇宙っぽいステージと違い、オレンジ色の明るい背景になっている。このゲーム、BGMはどれもすごくいいんだけど個人的にはこのステージのBGMが特に好きだ。ピアノを使ったJAZZYな雰囲気の曲で凄くカッコイイ。
昔、MIDI とかで打ち込みでゲーム音楽なんぞを入力していたこともあるので、こういった曲を作れる人って素直にすごいなーって思ってしまう。(ま、おそらくフリー音源を使っているんだろうと思うけど。)
ここから少し難しくなる。理由は単純に硬い敵が出てくるようになるのと、敵弾もバラまきや自機狙いの弾の量が多くなってくるからだ。ただ、弾が消えるタイプの敵も多くなるので硬いけど敵弾を避けつつ倒せば被弾したとしてもゲームオーバーになるほどのことは無いと思う。
ステージ3のボスはMATSURI(本名:河内まつり)、COWARDLY GIRLは臆病な女の子という意味だ。ライフは4つ。
弾をばら撒いてくるタイプのボスでまだ避けられるタイプだけど、第2形態で火の玉が流れてきて軌跡から大量の弾をばら撒いてきたり、第3形態だとレーザーっぽい連続した細い弾が8方向に展開して撃ってきたりして避けづらい。
極めつけは第4形態で10方向に火の玉を投げてきてその火の玉の軌跡から弾をばら撒いてきてかなり弾幕感が出てくる。私の腕でも何とか避けられるけど、ミスする一歩手前みたいな状態だった。結構厳しいかったな・・・。
ステージ4 星雲の夢
ステージ4は星雲の夢。ここは星雲ということで赤っぽい背景になっていて、バラの花が描かれたりしているので薔薇星雲をイメージしているのかもしれない。
BGMは、リズムが刻まれているけど少しメルヘンな印象の曲。ゲーム全般でファンタジーな雰囲気のゲームなのでマッチしていると思う。
このステージはこれまでのステージと違ってグッと難しくなる。理由は単純で自機狙いの弾やバラまき弾の量が更に増えてくるからだ。対処としては、敵弾で判断をつけて回避する。おおよそ、牙みたいな弾と棒状の弾は自機狙いなので移動しながらよけ、丸い弾はバラまきなので縫うように避けていく。ただ一部丸い弾でも自機狙いがあるので、その弾を撃ってくる敵は覚えておいて対処することになる。
敵出現後にどんどん倒していかないと後から後から敵が出てきて敵弾だらけになってしまうので、即殲滅できるように画面上部を位置取りながら進めるのがいいようだ。
ステージ4のボスはNOBARA(本名:河内のばら)、LITTLE COOL GIRLは、少しクールな女の子(ちょっとカッコイイ女の子)という意味だ。ライフは5つ。似てないけど、ステージ4のボスと双子らしい・・。
キャプチャのようにウネウネと薔薇の花?を投げてくる。更に薔薇の花から弾をバラまいてくるので、薔薇の花を避けつつ弾も避けなければならないので、これまでのボスより一気に難易度が上がっていると感じた。私は下手なのでなるべく避けるようにしてはいるけど、正直シールド頼りな部分も否めない・・。
Casualでプレイした時は危ういところが何度かあったけど倒すことができた。でも、Maniacでやってみた時は、薔薇の量が増え速度も上るので避けきれずにやられてしまうという状態だった。Maniac以降の難易度の場合は、どのタイミングでどう動けば避けられるかを考えるというか(私の嫌いな)パターンを作っていくしか無いようだ。他、(これも嫌いだけど)何度も死んで覚えるとか・・。
面白さは感じるものの、同時にため息が出でくるような、なんとも言えない気分になった。
ステージ5 時空の夢
ステージ5は時空の夢。このステージでは、時空間をイメージしているのかダリの絵のようにぐにゃりとした時計が背景から流れてくる。
BGMはシリアスな曲調で何かを決意するような、悲壮な運命を表すような曲で、シューティングによくあるイケイケノリノリな曲ではない。ステージ3もそうだけど、如何にもシューティングって感じじゃない曲でも実際にプレイしてみると意外としっくりくる。
もう普通に難しくなってくるステージで、ザコ敵が自機狙いの弾を大量に撃ってくる。しかも弾速は速めでぼやぼやしてるとやられてしまうレベルだ。まだ弾幕という程ではないけど、キャプチャのようにデカキャラが弾をバラまいてきたり、オタマジャクシみたいな背景に色合いが似ている敵が複数体出てきて大量に自機狙いの弾を撃ってくるので結構キツい。(自機狙いの弾が多くなるので、当たり前だけど常に移動して迎撃する必要が出てくる。で、追い詰められたら迷わずボム。)
ずっと連射で迎撃していると上に書いたスライムみたいなヤツがエフェクトで見えない(一応ライフゲージで位置はわかるけど)。なのに大量の弾を撃ってくるのでスゴイ厄介だ。できれば、アップデートとかで自弾が敵にあたった時のエフェクトを控えめにしてくれる設定とか追加してくれるとありがたいんだけどな・・。
ステージ5のボスはTSUYURI(本名:一ノ瀬つゆり)、SMALL AND CUTE GIRLは、小さくてかわいい女の子という意味だ。ライフは5つ。
このボスは攻撃がエグい。ボスが壺の中に入って弾をバラまくのと自機狙いの泡のような弾を撃ってくる。残念ながら私の腕では無傷で倒すことができなかった。(キャプチャの第1形態とその後の第2形態は無傷でイケたけど、第3形態以降はシールドが壊れるし、更に被弾してライフ削られるし、で散々だった。動画を見返しても、我ながら下手くそってツッコミを入れたくなる・・)
因みにシールドを破壊されると、自機の周囲の弾を消してくれる。
第4形態以降は壺に入って弾をバラまきながらこちらへ突っ込んでくるので、照準がこちらにきたらすぐに逃げないと直撃になるので気をつけたい。しかも頻繁にその攻撃をしてくるので気を抜くとやられてしまう。難易度Casualでこれだから、Maniacはプレイしたことないけど私の腕では太刀打ちできなそうだ・・・。
ステージ6 泡沫の夢
ステージ6は泡沫(うたかた)の夢。このステージは、名前の通り泡が背景を流れていく。あと、大中小のサイズ別で泡の敵も出てくる。
BGMはアンビエント系のふわぁ~っとした感じ+リズムになっている。
前のステージと比べると敵の攻撃はそれほど激しくは無いので、実感としてはこのステージの方が楽だったかな。一部キャプチャのように弾幕っぽく弾をばら撒いてくる敵もいるけど、基本は少なめのバラまきと自機狙いの弾を撃ってくる程度なので避け方を間違え(追い詰められるような逃げかた)なければ、そこそこ対処できた。
泡のステージなだけあって泡の敵が出てくるんだけど、こいつらの出現量が多いので早め早めで倒さないと画面中弾だらけになってしまう点だけ注意かな。
ステージ6のボスはKIRIE(本名:品川桐恵)、TALENTED GIRLは、才能のある女の子という意味だけどエンディングを見る限りこのゲームでは頭のいい女の子という意味になりそうだ。ライフは5つ。
このボスも攻撃がエグい(というかステージ5以降のステージボスは全部エグいんだけどね・・)。このボスで厄介なのは、泡?みたいなのを出してきて自機がその泡に取り込まれて自由に身動きが取れなくなる点だ。動けるけど、もっさりした動きになるし動かないと泡に押し戻されるため、敵弾を避けるのが難しくなる。
この泡に取り込む攻撃は、第2形態、第4形態、第5形態で使ってくる。特に第4形態、第5形態は、敵弾の量が多くなるので回避が難しい。
それと関係ないけど、このボスは攻撃する時に寝そべるようになる(キャプチャにあるように)んだけどパンツ丸見え!な状態になる。よく見ると、バストもかなり大きくて露出度が高いんだけど、これは夢だからかな・・?
とおもったら、エンディングで出てきた時もウルトラスーパー巨乳だった・・・。それと、ステージ3のボスまつりもエンディングをみたらスゴイ巨乳だった・・。
ステージ7 銀河の夢
ステージ7は銀河の夢。名前の通り宇宙空間で銀河が流れていく。敵には太陽や星、隕石、UFOなど宇宙や銀河を連想させるものが出てくる。
BGMは、ちょっと違うかもしれないけど神秘的な印象の曲かな。
このステージは、ステージ5の再来というか自機狙いの弾の量が多くなって難しい。それと弾の速度が上がっているので、今までのように避けようとすると間に合わないなんてことになる。
それと最後の方に破壊できない星?みたいなのが出てきて、やりすごすと画面に積まれてくるシーンがある。星の顔つきが変わるまではゆっくりと降りてきて、顔つきが変わると自機に向かってくる。で、やりすごして画面端や既に固まっている星などに接触するとそこで固まって顔つきが寝顔になる。破壊できないので逃げるしかないんだけど、この最中も他のザコ敵が弾を撃ってくるので弾を回避しつつ星も回避するというちょっと面倒なとシーンだ。
対処としては顔つきが変わったら誘導していくんだけど、誘導をミスると変な所に積み上がってしまってザコ敵の弾を回避しづらくなったり自分が逃げられなくなったりするので注意が必要だ。因みにコイツはボムを使っても破壊できない。全て出現して積み上がった状態になると自爆?する。
この敵を倒した後はボス戦だ。
ステージ7のボスはNAZUNA(本名:灰庭ナズナ)、ATTRACTIVE BOYは魅力的な男の子(気になる男子)という意味だ。各ステージのボスの中で唯一の男性で、このゲームでは主人公のボーイフレンドといったところかな。ライフは6つ。
このボスは、ザ・弾幕って感じの攻撃をしてくるけど弾を撃ってくる星や画面に積み上がる星、自機をゆるくホーミングする星、ジグザグの流れ星など星を使った攻撃をしてくる。バラまきはまだなんとかなるけど、ゆるくホーミングしてくるのは他の通常弾を避けつつ回避することになるので、少々厄介。
結構凡ミスをして被弾してしまい、ライフもドリームレベルも残り1つの状態になるまで追い詰められてしまった。ただ、知っていれば回避できたものもあるので、何度かプレイすればもう少し楽に倒せるかもしれない。
これまでボスは全部ダメージを与えて倒していたけど、このボスの第5形態の時に初めて時間制限で倒す形になった。これがちょっと悔しい。
ステージ8 深層の夢
ステージ8は深層の夢。最終ステージだ。このステージは主人公である夢霧ムウの深層世界を表しているようだ。最初の背景はブラックホール?のような空間が表示されていて、そこを過ぎると主人公の頭の中を表しているかのような背景、その後は粉雪のような背景へと変わっていく。敵はこれまでのステージで出てきた敵のオンパレードで、まさに最終ステージにふさわしい?構成になっている。(結構長い・・・)
BGMはエレキギターやストリングを使ってロックとクラシックを融合したようなカッコイイ曲になっている。アクセントにピアノが入ってくるのも凄くイイ。
最終ステージだけあって、攻撃はかなりキツい。ただ、ステージ7をクリアできるならこのステージもイケると思う。キャプチャは中ボス的な存在の主人公。ダメージを与え続けると寝ている顔→起きた顔→ムッとした顔→泣いている顔に移り変わっていく。私のプレイした難易度がCasualだからかもしれないけど、倒すと1upアイテムが出る。
この後、粉雪みたいな背景に変わっても激しい攻撃が続く。左右からニョキって出てくるデカキャラ(ステージ5で出てきたヤツ)を倒すとようやくボス戦になる。
ステージ8のボス(ラスボス)はMU、つまり主人公自身だ。ライフは8つ。夢の中で自分自身と対決になる。これまでのボスの中で一番多いライフ8つで、様々な攻撃を仕掛けてくるけど、基本弾幕なので避けながらダメージを与えていくというオーソドックスな対応になる。
第7形態になると、キャプチャ3枚目にあるように蝶のように羽を広げて様々なバラまきをしてくる。羽がそれぞれ攻撃をしてくるので、それを破壊していくことで攻撃が弱まるようになってるけど、そんなのを考えてる余裕が無いほどに避けるのに忙しい。
そして第8形態になると、キャプチャ4枚めのようにえげつない量の弾を切れ目なく撃ってくる。もう鬼な攻撃。これで難易度が一番簡単なCasualってどうかしてるんじゃないだろうか・・。結局ライフ1、ドリームレベル0のギリギリで倒すことができたけど、これはムチャクチャすぎると思う。しかも制限時間は、形態が変わっていく毎に増えていき、第8形態では90秒になるため、回避に専念しても90秒耐えなければならないという、ナカナカ嫌らしい状態になっている。なんとなく簡悔に近いような気もするけど、制限時間があるからまだマシか・・。
個人的にはイライラ棒をやっているような気分になった。
エンディング
ラスボスを倒すとエンディングだ。トライアルをクリアしても同じエンディングになる。
エンディングでは夢から覚めた主人公の学校生活がCGで表示される。各ステージのボスは、学校の友達というか知り合いだったようだ。
トライアル
トライアルモードは、ステージごとの区切りがなくぶっ通しで8ステージを進めていくモードだ。
トライアルステージ すべての夢をめぐる
メインゲームと同じで、難易度が選択できる。内容は同じなので省略するけど、クリアすればD装備がアンロックされ(D装備は使いこなしが難しそうな装備が多い)、更にエクストラステージをプレイできるようになる。
エクストラステージ 異空の夢
エクストラステージは異空の夢。難易度はExtraのみで、そもそも選択肢が無い。クリアできなかったのでわからないけど、1ステージ分なのかメインゲームのように8ステージ分あるのかちょっとわからない。背景はライブステージみたいにミラーボールに反射したライトが背景を駆け巡るような感じだ。
BGMはレイブ系かな。ダンスミュージックなので、面白いことに敵にスピーカーやミラーボール、音楽に合わせてノッてる女の子なんてのが出てくるw
エクストラステージでは、キャプチャには道中と書いたけど開始からこんな感じで怒涛の弾幕を展開してくる。コレどうやって避けんの??って思いたくなるような攻撃だ。
エクストラステージでは中ボスが出てくる。攻撃は弾幕な攻撃をしてくるけど、普通にプレイした時はここでやられてしまった。その後練習モードでプレイした時はライフを削りまくって何とか倒すことができたけど、これを無傷で倒せる人ってどういう人なんだろう。疑問に思ってしまう。
エクストラステージのボスはPROCYON、NEWBIE IDLEは訳すと初心者アイドルになるけど、駆け出しのアイドルって意味かな。ライフが16もある。最初見た時は目を疑ったけど、これまでのボスとは比べ物にならないぐらい怒涛の攻撃をしてくるのに、どうやって倒すのか?全く想像ができない。
キャプチャは練習モードでプレイ(ライフ最大設定にしてプレイしている)した時のものだけど、ここに到達した時点で既に削られまくって残りライフは1。風前の灯状態だ・・・。
こんなのクリアできるか!って内容だったので、プレイする気が無くなってしまった。
ということで、これ以上のステージがあるのか私の腕では見ることができなさそうなので一旦プレイはやめている。
ゲームについて思うこと
冒頭の方で「個人的には初心者にやさしいとは思えなかった。」と書いたのは、ゲームの紹介に「初心者にもやさしく、上級者も深く楽しめるゲームバランスを目指しました」って書いてあった部分に対する違和感と反対意見だ。
確かに私の腕でもCasualならクリアすることができた。でも、難易度をManiacにした途端に難しすぎて何度かチャレンジしてもクリアできなかった。CasualとManiacの難易度の差が凄く大きく感じる。
あくまで私の妄想でしかないけど、これは難易度Maniacを基準にゲームを作って後からCasualの難易度を付け足しただけに見えてしまうんだよね。更にもっと言ってしまうと、ステージをクリアするとご褒美としてCGを見ることができるようになるんだけど、エクストラステージの中ボスを倒した時に中ボスのCGが解放されたところを見ると、ボスを倒すとこちらもCGが解放されるんだろうと推測できる。
同じお金を払ってゲームを購入しているのに、実績は置いておくとしても上手い人と下手な人でCG閲覧のように得られるコンテンツが変わってしまうということをゲームの作り手として考えているのだろうか?(単なる嫌味になるけど、CGは上級者じゃないと全部見ることは難しいでしょう、と注意書きをしておいた方がいいだろうね)
ゲーム本編の難易度だけではなく、ゲーム以外の部分も含め初心者な人の体験(体験というのはゲームの内容だけではない)をおざなりにしている感を強く感じていて、少なくとも私には「初心者にもやさしく」とは思わなかった。(これは別にコスモドリーマーだけではないことだけど、未だにこういうゲームづくりをするんだな、と不快に感じたので、書いてみた)
後で別記事にはするけど、ゲームから得られる体験については、今の時代に合わせた価値観を作り手側にも持ってほしいところだな、と感じた。
以上、コスモドリーマーの感想でした。
追記
そうだ、書き忘れたけど、このゲーム初心者にやさしいと謳っているものの、コンティニュー機能もセーブ機能も無いんだよね。メインゲームにコンティニューが無くてもまぁ仕方がないとは思うけど、トライアルで無いのはどうなんだろう。
結局シューターな方々向けに作ってるゲームってことなのかな。