toscanaAC’s blog

雑記です。

ゲーム感想 アケアカ「マーベルランド」

見た目に反して、嫌がらせのオンパレード。

アケアカ「マーベルランド

MARVEL LAND

先日配信されたアケアカのマーベルランドをプレイしてクリアした(いつものように中断セーブを使いまくって)ので、その感想を書いてみたいと思う。(クッソ長く且つかなりdisるので、面倒な人はブラウザバックを)

冒頭に書いたようにキャラは可愛いし音楽もコミカルなので楽しそうなゲームに見えるものの、実際のところはゲーム設定を簡単にしてもかなり難しく、もはや嫌がらせと思えるような構成のエリアが多い。

ゲームはシンプルなジャンプアクション。ただ、ジャンプした先に敵や敵の攻撃、罠が配置されるという初見殺しが多く本当に嫌らしい構成になっていて、もうただ単に難易度を上げているだけでゲームバランスといったものが調整されているとは思えないゲームだ。

それと一部連射が無いと厳しいところがあって、それも難易度を上げている要因だ。

加えて意地の悪さを感じるのが、プレイ開始時に難易度をEASYとNORMALから選べるんだけど、EASYを選ぶといくつかのエリアを省略したバージョンになっていて、エンディング前の脱出イベントも省略されたりしている。

エリアの省略ぐらいならまだいいけど、エンディングも本来の脱出イベントをクリアして見れるものが無いのでそれを見たいと思ったらより難しいNORMALをプレイしなければならない。なんでそんな嫌がらせをするんだろうか?作り手の神経を疑いたくなる。

ここまで嫌がらせのような作りにすると面白いと感じるより不快になるプレイヤーが多く出て、かえって嫌われるだけなんじゃないかな。ローリングサンダー妖怪道中記ワンダーモモあたりもそうだけど、アーケードだからって無駄に難易度高くしている感があって・・・こじつけかもしれないけど、難易度の高騰でアーケードゲーム離れが起きたんじゃないかな。本来ならアーケードゲームだからこそ家庭用ゲーム機ではできない体験ができることに価値があると思うんだけどね。

ということで、各ワールドの感想を書いていくけど、個人的に不快に感じたところも挙げてみたいと思う。

マーベルランド全景

ワールド1

ワールド1は花畑の国だそう(wikiの情報を見てる)で、敵の配置も比較的穏やか。各ワールドで使われるギミックがこのワールドの各エリアに入っているのでチュートリアルとまではいかないけど、練習的なワールドになっている。個人的にミスりやすいのは、エリア3のローリングコースター(ジェットコースター)あたりかな。

飛行している敵がモリを落としてくる

ワニがジャンプしてくる

序盤から出てくるこのモリを落としてくる敵がいるんだけど、ちょっと嫌なところに落としてくることがある。それと各ワールドでこのワニワニパニックみたいなワニ(ピラニアとワニが合体したやつ)が水中かジャンプしてくる。

どちらもワールド1では大したことないけど、後半はちょっと面倒な存在になってくる。

分身で攻撃

分身を取ると攻撃ができるんだけど、レバー上下で回転するけど操作しづらい。プレイヤーのパコと分身に距離がある時に上下すると広範囲で攻撃できるけど、離れていない状態だと範囲が狭く使いづらい。移動しないと分身との距離が広がらないので移動すればいいんだけど、後半になるとちょっとの移動が命取りになるので分身の攻撃がしづらくなる。

シーソー

各ワールドではこのシーソーを使ったギミックがいくつも出てくる。オブジェクトの回転機能を使っていると思うんだけど、基板の機能をうまく使ったギミックだと思う。前荷重になったらジャンプして雲の先に行けばクリアになる。

ボーナスシート

クリア前には貰える点数が書かれたボーナスシートがあって、いわゆる的あてゲームみたいな感じでパコを当てると点数が入る。真ん中はおなじみ7650点(ナムコ点)だ。パックランドより調整がしやすいし、なんてことはないけど面白い仕掛けだな~って思う。

ウイングで大ジャンプ

エリア2もエリア1と同じような構成になっている。アイテムのウイングを取ると大ジャンプができる上にボタン連打で落下速度を緩めることができる。このウイングを取っていないと進めない場所もあったりする。

船の振り子(バイキング)

シーソーと同じく船が振り子(遊園地のバイキング)になっているギミックがエリア最後に登場する。振り子の移動とパコの移動を同調させて大ジャンプを狙うことができるんだけど、タイミングが難しい。

ローリングコースター

邪魔になる看板を避けていく

エリア3はローリングコースターで構成されたエリアで、コースターの上に乗りながら障害物(看板や敵)を避けていく。特に敵はちょっと嫌な配置がされているので、初見だとぶつかってしまうことも多いと思う。

ぐるりと回転

またローリングコースターは、途中でぐるりと回転(ループ)するんだけど、ここも基板の回転機能をうまく使っている感がある。ワルキューレの伝説が拡大縮小を無理やり使っている感があったのでアサルトやこのマーベルランドはうまく使えてるな~って印象がある。

看板2枚は飛び越せない

このローリングコースターのちょっとした難関はこの2枚重なった看板で、これまでの看板のようにジャンプしても飛び越すことができない。ここはしゃがんで通過するんだけど、エリア3までしゃがみが必要な箇所が無かったから思いつかなかった。

このメデューサが厄介

エリア4はこれまでの雰囲気とうってかわってボスキャラの要塞になる。この要塞を進んでいく上で厄介なのがこのメデューサだ。光った後に目から光線を2回出してくる。飛び越してもこちらに振り向くのでタイミングをミスるとやられてしまう。

このメデューサの配置がワールド1はまだ大したことが無いんだけど、後半になるにつれかなり嫌らしい場所に配置されていることが多くストレスがたまる。

トーテムポールも厄介

このトーテムポールも火を吹いてくるんだけど水平だけでなく斜め下にも吹いてくるためそこをすり抜けていくタイミングを図るのが難しい。

それと要塞エリアでは、このトゲが地面や天井に配置されていることがあって、不用意にジャンプしたり落下するとこのトゲにやられてしまう。特に後半はイライラ棒のような構成になってくるので不快感が強い。

回転する障害物

オーダインなんかでも使われていた回転する障害物。こちらもギミックとしてところどころ使われている。後半では先端が溶岩に沈んでいるやつがあって、早く移動しないとミスになるので焦ってジャンプ移動すると天井のトゲにやられるという、嫌らしい作りの場所があったりする。

ワールド1のボス

エリア4をクリアすると花の妖精を助けるためにワールドのボス(GREAT CONDOR)と戦うことになる。といっても、ポカスカというゲームで戦うため、これといったアクションは必要ない。

いわゆる「叩いて被ってジャンケンポン」というやつで3回勝負で2勝した方が勝ち。お手つきは当然ミス扱いになる。面白いのはボスの方もお手つきしてくることがある。叩かれるけど勝負では1勝できるので、そうなったらラッキーだ。

キスのご褒美

ワールドのボスを倒すと花の妖精(FLORRIE)を解放することができ、キスのご褒美とトライデントスターをくれる。画面したのステータス欄に受け取ったトライデントが表示されるようになる。

ボーナスステージ

ボーナスステージは、まさにディズニーランドのエレクトリカルパレードそのもので、ナムコの往年のキャラが電飾フロートになってやってくる。流れ星を取ると得点になる。源平討魔伝のボーナスステージと似たような感じかな。フロートの上に乗って大きな流れ星を取ると1000点だ。(黄色のデカい星だと何点なんだろう?3000点かな?)キャラは私が確認できたのは、プーカー、パックマングロブダー、フェアリーランドの女王、とキノコ?、カボチャの馬車が出てきた。

ワールド2

ワールド2は山の国。背景が山になっているぐらいでワールド1と雰囲気はそれほど変わらないけど、このワールドから嫌らしい構成や敵配置が多くなってくる。

ここが嫌らしい

ウィングを取った後の場所なんだけど、水に浮いているボールが連なっているところがある。はるか上にアイテムがあるんだけど、アイテムを諦めてボールを渡ろうとすると紫のワニが放物線状に飛び出してきてやられてしまう。しかもボールは乗っかったままだと沈むので沈む前にジャンプしなければならない、というタイミングや操作がシビアな構成になっている。加えて高く飛ぼうとすると飛行する敵がやってくるという嫌らしさだ。

ここは助走をつけてジャンプしてやってきた飛行する敵の背中に乗って更にジャンプ。これで上にあるアイテム(分身)を取ることができるけど、初見じゃわからないでしょ。

フライングカーペット

ゴール前には遊園地アトラクションの縦回転フライングカーペット系のギミックがある。バイキングと違って360度ぐるりとまわるのでタイミングを合わせてゴールに向けてジャンプする。

エリア2で嫌らしいところ

ここは坂道で勢いをつけないと飛び越せない距離があるため下っていくんだけど、空飛ぶイルカ?クジラ?みたいなのが降りてくるため突き進んでしまうと簡単にミスになってしまう。しかもジャンプした先はシーソーになっているので、荷重をミスると落ちてしまうという嫌らしさがある。(おまけに、勢いをつけるせいかジャンプのタイミングをミスりやすい)

雷を撃ってくるやつ

更にシーソーの先に行くと何体か地上に敵がいるけど、それだけではなく雲にのった敵が出てくる。まるでスーパーマリオのジュゲムみたいだ。飛び跳ねる敵と雷のせいでタイミングが取りづらい。ここを越えればなんとか進められるんだけど、シーソーのところを含めなかなかうまくいかず苦労した。

ローリングコースターで天井にトゲ

エリア3はローリングコースターで、2台並走するけど緑のコースターに乗ってると、地下に入って大量のトゲのあるところを通る。(紫でも通るのかもしれないけど、私がプレイしたときは緑に乗ってクリアしたのでちょっとわからない)そのまま立っているとやられてしまうので、しゃがんでやり過ごす。

落ちていく丸太をジャンプで抜ける

このワールド2では他のワールドと違って5つのエリアがある。エリア4はエリア1と2に近い構成だ。特に狭い足場をジャンプすることが多く、パックランドの崖のラウンドを思い出す。飛行する敵が出てくるので、丸太が少し沈んだタイミングでジャンプして渡っていくことになる。

ただ、この先は水面ギリギリのシーソーがあってジャンプで切り抜けたプレイヤーを油断させる作りでかなり陰険だ。

遊園地の定番、観覧車

抜けると観覧車がある。遊園地のアトラクションが色々あって見た目は楽しいのに・・。残念だ。

遊覧船?

更に先に行くと遊覧船かどうかはわからないけど、ゆらゆらと動く船が出てくる。陸に近づいてきた時に飛び移らないと落ちてしまう。遊覧船を先に進んで小型のバイキングからボーナスシートに突っ込んでクリアだ(タイミングが難しい)

天井のトゲに注意

エリア5はおなじみ要塞。ワールド2の要塞は、後半の要塞から比べると難易度はそれほどでもなく、キャプチャした場所が天井にトゲがあるので要注意といったところだろうか。

ワールド2のボス

ワールド2のボス(DEMON ANGLE)もミニゲームで戦う。ボタン連打による綱引きで、相手に引かれた時はレバーで防御するという単純なルールだ。アケアカなら任意のボタンにジャンプボタンを割り当てて連射設定を行っておけば楽に勝てると思う。

キスのご褒美

今回は森と水の妖精(SYLPHIE)を解放、キスのご褒美だ。同様にトライデントスターをくれる。

ボーナスステージ

前回のキノコのところから始まって、ブルードラゴンソルバルウ、パケット、モモ、マッピーが出てきた。

ワールド3

ワールド3はお菓子の国。ここからかなり陰険な敵配置になってくる。

泣いている女の子?に引っ付かれる

ここがエリア1の最初の山場。煙突から煙が出ていて煙に当たるとミスになる。その先には泣いている女の子?がいてこの子に引っ付かれると動きが遅くなってしまうため、こちらにやってくるハンバーガーみたいな敵にやられてしまう。

この子に引っ付かれないように煙突のヘリに立ってジャンプしてハンバーガーみたいな敵を倒さないと先へ進めないという、タイミングが難しい場所だ。

更にこの先もタイミングがシビアな場所が連続している。

厄介なのはここだ

エリア2も同じ様な構成だけど、狭い足場をジャンプするワールド2のエリア4みたいなところが部分的にある。全体的にミスしやすい構成になっているけど、特にキャプチャした場所は難しい。水辺?からはワニが跳ね、上からは雷、飛行する敵まで出てくる中、樽の上に乗って左右に動いて進んでいかなければならない。

下から跳ねてくるワニは、パコが上に乗ったと判定されると、パコが跳ねてしまい他の敵に当たってミスになってしまうという、本当に陰険な敵配置がされた場所になっている。

永パ防止キャラ

同じところにとどまっていると、後方から永パ防止キャラが出てくる。ガス風船で壁などの障害物をすり抜けてこちらへやってくる。触れれば当然ミスになる。

蒸気船の水車?

船の水を掻くところ(水車)の場所もタイミングが難しい。飛行する敵がモリを落としてくるし、陸と船の距離が遠くなるためジャンプを焦ると敵に突っ込んでしまう。陸に着地してもモリを落とされたり回避してジャンプしても飛んでるトランプ(爆風トランプ)に突っ込んでしまったりして辛い。

ここも地味に嫌らしい

ここはジャンプすると飛行する敵がやってくるという場所で、ジャンプせずに待っていると出現しない。何度かジャンプして飛び越えようとしたけどダメだった。答えは斜めジャンプして元の位置に戻る。そうすると出現した敵をやり過ごすことができる。

ただ、その先の丸太を踏み台にしてちゃんとジャンプしないと落ちてしまう。嫌らしい仕組みが2重3重に仕掛けられていて不快だ。

タイムアウトにも注意(・・後少しだったのに)

マゴマゴしてるとどんどん時間が過ぎてしまう。すると最後の最後でタイムアウトなんてことになってしまう。キャプチャは後少しでクリアできたところだ。残り9秒になるとカウントダウンが始まる。9秒はあっという間に思えるものの意外と長めなので焦らずに進めればギリギリ間に合うこともある。(このキャプチャのやつも中断セーブから再開して何度か試して残り1秒でクリアすることができた)

エリア3はローリングコースターだけど、飛行する敵にさえ気をつけていれば(中断セーブを使いながらだけど)他のエリアよりは比較的ラクにクリアできた。

メデューサとトゲのコンボが凶悪

エリア4は要塞だけど、中断セーブを使えばなんとか進められる。ただ、この場所だけは凶悪だ。下に落下していく場所でメデューサが左右にいるだけではなく、下にはトゲが配置されていて連射で落下速度を調整しないとまともに進むことができない。とにかくタイミングがシビアで辛い。

ここを通り抜けて一番下まで行けばエリアクリアでワールドボス(PRINCESS DEMON A LA MODE)との戦いになる。

ワールドボス

キスのご褒美

今回も同じくミニゲームでつなひきだ。要領はワールド2のボスと変わらないので楽に倒せる。お菓子の妖精(SWEETIE)を助けて、恒例のキスのご褒美。3つ目のトライデントを受け取る。

ボーナスステージ

おなじみボーナスステージ。キャラは、ベラボーマンとわや姫、グロブダー、モモだった。他のキャラもいるのかな?

ワールド4

ワールド4は氷の国?(帝国の入り口らしい)で床が氷になっていて滑る。冒頭からかなりdisっていたのはこのワールドのことで、ワールド3まではまだ何とかなるレベルなんだけど、このワールドだけは本当に不快で、デザイナーの底意地の悪さ、陰険さを実感することができる。徹頭徹尾、嫌がらせをしてくるワールドだ。

クリアはしたものの、もう二度とプレイしたくない。

嫌がらせその1

エリア1は狭い足場を渡っていくところが多い。最初に引っかかるのが氷の狭い足場を渡っていくこの場所だ。水辺からはワニとタツノオトシゴ?が跳ねてくる、しかもタツノオトシゴは火を吹く。前から後ろからと火がやってきておまけに床が滑るので滑って接触してしまったり火に当たってしまったりする。

しかもこの先の足場が広くなるところからはジャンプしてくる敵がやってくるためぶつかってしまうことが多い。

嫌がらせその2

先程の場所を抜けるとバイキングがある。ジャンプして陸地までたどり着ければいいけど、飛距離が足りない場合用に救済措置なのか雲が用意されている。そこに乗って先に進めればいいけど、この雲は水に沈んでしまうためタイミングを見計らっていると溺れてミスになるという嫌らしい仕掛けになっている。

しっかりジャンプしたとしても、着地点の陸地は僅かな平坦部分で後は坂道になっているため、失敗すると滑り落ちてしまうこともある。

嫌がらせその3

先程のところを越えると今後はヤリを上に突き上げてくるモグラ3匹(マーベルランドモグラをモチーフにした敵が多い)とメデューサがいる。メデューサの先にはコーンアイス?みたいな敵がいてクネクネしながらこちらへやってくる。

とにかくタイミングが難しい上に滑りやすいので敵に突っ込みやすい。迂闊にジャンプするとメデューサの光線にやられてしまう。ストレスフルな場所だ。(アイスコーンの先は、招き猫スフィンクス?みたいなのがいて、メデューサの光線にやられないようにジャンプして越えるのも一苦労だ)

嫌がらせその4

このエリアで一番の嫌がらせの場所がここ丸太わたり。落ちていく丸太が3つ連なった場所を3箇所ジャンプした後に、1つの丸太が短い間隔で配置された2箇所、そして僅かな間隔(歩いては渡れない間隔)で並ぶ3つの丸太を越えるとやっと陸地に着く。

当然初見でクリアできる人なんか居ないはずだ。大きめのジャンプを3回した後に小さいジャンプを2回、最後は高く飛んで陸地へ行くなんてわかるわけがない。たどり着いた陸地も氷だから滑りやすいので、せっかくたどり着いても落ちてミスなんてことが発生する。

この状態だと「後少しで行けそうだ」ではなく「行けそうな気がしない」という気持ち(わざわざ100円払ってプレイするか?)になって、このゲームをプレイするのを止めてしまう人が出るんじゃないだろうか。それほどに不快感の強い場所になっている。

嫌がらせその5

先程の丸太わたりを越えると最後にバイキングがあるんだけど、なんと真ん中は水没しているので乗ったままでいると溺れてミスになってしまう。これも初見殺し。わからないよ、そんなの。どんだけ嫌がらせしたいのだろうか?

滑ってつららにやられてしまう

エリア2は要塞への入り口になっている。トゲやつららなど嫌がらせな仕掛けがたくさんある上に坂道になっていて、滑ってしまうところが多い。ポイントはしゃがむこと。こうすると滑らずに坂を登ることができる。気づくまでに何度もつららにやられた。

坂道とメデューサ、トーテムポールと嫌な配置になっている。そして後半は溶岩のエリアになっていて、クソ狭い足場を渡っていくことになるので、ローリングサンダーを思い出す。丸太みたく沈まないのが救いかな。

タイマーを130に設定してプレイしているけど、残りタイム0のギリギリでクリアした。

嫌がらせその1

エリア3は引き続き溶岩エリア。狭めの足場わたりから進んでいくけどつららが落ちてくるので厳しい。更に進むと狭い足場を渡っていく。全体的に厳しいけど一番ハマったのがキャプチャの場所だ。トーテムポールの火と天井のつらら、下は溶岩で不用意にジャンプするとつららに刺さるし、滑れば溶岩に落ちる。タイミングよく抜けれたと思ったら火にやられる、更にその先にはモリを持った敵やメデューサがいる。

なかなか進められなくて辛かったけど、ここまでくると意地悪さに呆れてしまって、いちいち気にするのがバカらしくなってきた。

嫌がらせその2

エリア1の丸太わたりの再現というべきか、今度はワニわたり。ワニが連なっているのでそのワニの上に乗ると倒して且つ跳ねるので、その跳ねた後もワニに乗ってを繰り返して先へ進む。はい、これも初見殺し。

これ、何度もやってタイミングを掴まないとクリアできないでしょ。奇跡的にうまく切り抜けられるとかも考えにくい。プレイヤーにどんだけ金を注ぎ込ませたいんだろう。

ちなみに、ここを越せばエリア3はクリアとなる。

トーテムポールが並ぶ

エリア4は短く、並んでいるトーテムポールの火をかわしていけばすぐにクリアできる。(といってもシーソーがあるので何度かミスると思うけど中断セーブで何度かチャレンジすればいけるはず)やっとラスボスとの対戦だ。

ラスボス

ラスボス(KING DEMON MOLE)とはポカスカで勝負となる。中断セーブを使えば難なく進めるハズ。

ラスボスと戦う

ポカスカで勝つとすぐに戦闘になる。もらった3つのトライデントスターがパコの周りをぐるぐると回ってるのでこのトライデントスターをボスにぶつけて攻撃する。

ボスはレーザーを撃ってくるのと、突撃してくるので、避けながらタイミングを見て攻撃するヒットアンドアウェイで戦えば倒せる。ただ、レーザーや突っ込んでくるタイミングがわかりづらく、何度もミスをして覚えることになると思う。

とにかくポカスカで勝った後はすぐに左に逃げないとキャプチャのようにレーザーの餌食になってしまうので要注意だ。

クリア

ラスボスを倒すと、パコの残機×20万点が入る。光の妖精(LUXCIE)を解放するけど、この後モウル城が崩れる。

脱出ステージ、光の妖精を連れて脱出

脱出ステージでは光の妖精を連れて脱出するんだけど、落ちていく丸太を突っ走る。このゲームの嫌なところはやり直しの効かない脱出ステージですら不快な構成が満載になっているところだ。クリアしたプレイヤーを徹底的に不愉快にさせる。(ちなみにスタート時にEASYを選んだ場合は、この脱出ステージが無い)

またも丸太わたり

エリア1でストレスが溜まった丸太わたりがここでも出てくる。しかも、天井にはつらら付きで。タイミングがシビアだしうまく丸太に乗れてもそのままジャンプするとつららに刺さるし、少し沈むのを待つと落ちてくるつららの餌食になってしまう。ここはポンッと軽めにジャンプボタンを押して短めの距離でジャンプする。言葉で書くと簡単だけど、実際にプレイしてみるとかなり難しい。

ランダムで落ちるつらら

丸太わたりを越えても更に丸太わたりが数回つづき、今度はまた連なった丸太を駆け抜けていくんだけど、今度はつららがランダムで落ちてくる。立ち止まったら落ちてしまうので、駆け抜けるしかないんだけど、運悪くつららが落ちてきたらミスになる。つららをよけるために一瞬立ち止まるとジャンプしても戻れない可能性がある。

この後バイキングに乗り移ってジャンプしてクリアになるんだけど、ジャンプの高さが足りないとクリアにならない、どころか落ちてミスになってしまう。(・・・嫌過ぎる)

エンディング1(クリアイベント)

エンディング2(キャラクタ紹介)

このクリアイベントとキャラクタ紹介は、最後の脱出ステージをクリアしないと見ることができない。

エンディング3(キャストロール

エンディング4(スタッフロール)

EASYだとメッセージが出る

キャラクタ紹介の後にキャストロールが来て、スタッフロールとなる。脱出でミスるもしくはEASYの場合は、キャストロールからになる。

ネームエントリ

脱出ステージをクリアするとROUNDがALLとなる。ミスだった場合はEND。こんなところにも差をつけるのか・・。

ということで、久しぶりにもうプレイしたくないと感じるゲームだった。難易度が高くても面白いゲームと難易度が高くてつまらないゲームの差は何なのだろうか?

イライラ棒のようなゲームをプレイしても面白くはない。ゲームをプレイしてそんなことを考えた。

以上がマーベルランドの感想。ホント、もういいや。

追記(2022/12/30)

難易度について検索していたら、ゼビウスドルアーガの塔を作った遠藤さんのゲームに関する講義のサイト(技評のサイトで「ちょうどいい」と感じる難易度調整)が結果に出てきたので読んでみた。

記事の最後にある「自己主体感」のところに書かれている内容が特に興味深かった。面白いと感じるのはどういったことなのかを挙げた上で、面白いゲームでも難易度調整を誤ると面白くないゲームになってしまうことが述べられている。そして、結局のところテストプレイのための時間をしっかり取って難易度調整をしていくしか無いと結論づけていた。