コットンのスーファミ版。おバカな掛け合いがイタいけど、楽しい。
コットン 100%
先日スーチーパイと一緒に購入したのがコットン 16bitトリビュートだ。パッケージを中古を購入したんだけど、新品でやってきた・・・どういうことだろう?
ま、細かいことはとりあえず置いておいて、スーファミ版のコットンということで原作から大幅にアレンジされているものの、基本的なエッセンスはおさえてあって、コットンの世界を堪能できるようになっている。
パッケージではメガドライブで発売されたパノラマコットンも同梱されている。switchのソフト一覧に別々のゲームとしてアイコン表示される。
ということで、コットン100%をプレイした感想を書いてみる。
起動後の画面は言語選択画面。飾りっ気が無いというか素っ気ないというか・・。ちなみに、コットンとシルクのイラストは1種類で設定画面では左右反転して表示している。
コントローラ設定は、機能を選んでボタンを割り当てるようになっている。割り当たっているボタンを再度押下すると解除される。ちょっとしたミスなら巻き戻しが楽なので、プレイ中に押しやすいボタンを割り当てるといい。
残念なのは1つのボタンに対して複数の機能を割り当てることができない点だ。(長押しして攻撃するといったことがあるから仕方がないのかもしれないけど)
それと連射の設定が無いので、手で連射するか連射機能のついたコントローラが無いと苦労すると思うので、連射機能付きコントローラを購入しておくといいかも。
このコットン100%の設定の面白いところは、画面の設定が異様に細かく設定できるところだ。画面のプレビューを表示しながらも調整できるので、スキャンラインなんかは調整がやりやすい。ただ、設定を変えても変化が見られないようなものもあって、その辺の説明が無いのが残念だ。
1周クリアすると、チートとしてスーファミ時代に隠しコマンドで利用できた機能の一部のON/OFFが設定できるようだ。まだ使ったことはないけど、チート機能があると気軽にプレイできてシューティング苦手な人でもいいかも(解放条件がクリアなので、矛盾してる感はあるけど・・・)
こちらはゲームのタイトル画面からCONFIGを選択した際に表示される画面。難易度や残機数を変更することができる。このゲームはクレジットが3つでコンティニューが2回しかできないようなので、私のように下手な人は残機数を9に設定しておくといいw
魔法は3種類の魔法に対し、4つのパターンから組み合わせを選ぶことができる。ラスボス戦でバリアが有効なので私はパターン3(攻撃で雷がダメージ大きいので雷を使えるパターン3)を選択している。
コットンがウィローの元となる花からウィローを作れる花の精霊を誘拐?
何となくコットンならウィローのためにやりそうな気がする・・
ステージ1
屋外の庭園みたいなところを進んでいくステージで、連射さえできればそんなに苦労するステージではない。
ピエロの周りを卵?みたいなのが回りつつこちらへ近寄ってくる。ショットとボムで連射していれば楽に倒せる。
オバケカボチャの中からピエロが出てきて、小さなカボチャを飛ばしてくる。散らばった小カボチャは地面に残り、触れるとミスになるので、隙を見て破壊しておく。こちらへ来るので、避けて画面右側へ行き、戻ってきたらまた左側へ行って攻撃していれば倒すことができる。
おなじみTEA TIME。ゆっくり降りてくるので湯呑を取りまくるもよし、1つも取らずにボーナス狙いするもよし。
魔法のストック数と湯呑の数でボーナス。試したことはないけど湯呑を取らなければシークレットボーナスとなるようだ。
ちなみにゲーム中に-(マイナス)ボタンを押下するとオプション画面が表示される。ここからセーブ/ロードが可能だ。それと+(プラス)ボタンを押下するとPAUSE(ポーズ)が掛かる。
ステージ2
ここも屋外で滝が流れる自然豊かな渓谷から氷にまみれた宮殿へ流れていく。背景含めて綺麗なんだけど、プレイしていると目がチカチカしてくる。こういうのを見ると、昔のシンプルな背景のシューティングの方がやりやすいと感じてしまう。
花のモンスター?鈴蘭かな?花から蜂みたいな虫を飛ばしてくる。ここも連射ができれば大して苦労せずに倒すことができるハズ。
雪だるま。雪玉をバットで打って、子雪だるまを飛ばしてくる。子雪だるまがふわふわと移動して厄介なので、優先的に倒す。雪だるまは上下に移動してこちらに近寄ってくるので連射で早めに倒すように心がけたい。
ステージ3
屋内のステージで、宮殿に入っていく。上下のスクロールがあり、これまでの雑魚敵に加えて死神やナイフみたいな敵が出てくる。
モチーフはなんだろう?イガイガのついた鉄球を投げてくる。鉄球は画面内を跳ね返りながら動くので避けづらい、予測しながら早めに移動して避けていくのがいい。
龍かな?3つある岩穴のどこか1つから出てきて天井を頭突きするとくだけた岩が降ってくる。左側の時は、右に退避して真ん中と右側の時に攻撃すれば大して苦労せずにダメージを与えることができる。ある程度ダメージを与えるとクネクネとこちらへやってくるので、避けながらダメージを与えていけば倒せると思う。
ステージ4
アーケードのステージ2に近い森林→墓場のステージで弓矢を撃ってくる敵が出てくる。弓矢は弾を当てれば落とすことができるので少し離れていれば大丈夫だ。後半の墓場へは谷間の下から敵が不意をついて出てきたりするので、地面近くにいかないように注意しつつ進む。
アーケードのステージ2の中ボスに近いけど、攻撃が多彩でキツい。下から根っこを伸ばす、魚(どじょう?)がはねてくる、鼻が伸びてくる、リスが鼻の上の実?で攻撃してくる。パターンを覚えないとなかなか倒せない。(私はこまめにセーブを使って何とか倒した・・汗)
こちらもアーケードのステージ2のボスに近い。最初はこちらに近寄ってくるので逃げつつダメージを与えると頭と体が離れる。手から誘導弾を撃ってくるので回避しつつ本体にダメージを与えていき、最後は頭を倒す。パターンを覚えれば倒しやすいかもしれない。
ステージ5
地底の溶岩洞窟みたいなステージ。岩にクリスタルが刺さっているという奇妙なステージだ。後半になると目から光線を出す敵が出てくるので光線を出してくる前に倒しておきたい。(倒すと魔法の元となるアイテムを落とす)
このステージでは下から溶岩の塊みたいなのが吹き出してくる場所があって、狭い上にザコ敵が多くスクロールもあって避けづらいので気をつけたい。
なんだかよくわからないけど、比較的簡単に倒せた。岩を振りまく?攻撃をする。
火の鳥?攻撃が厄介で、卵を放出してくるけど撃つと浮くため撃たずに避けて溶岩へ落とす。鳥は羽を飛ばしてくるのでそれも避けつつ本体を撃つの繰り返す、ヒットアンドアウェイで倒すのが確実だ。(因みに溶岩に落ちた卵が羽化してヒヨコになって出てくるので、そいつは撃って倒す。)
こいつも難しかったので、セーブを使いながら倒した。
ステージ6
同じく洞窟だけど今度は水の中のようで下から水疱が出てきたりする。ここではタツノオトシゴみたいな敵が出てくるんだけど、上や下から突然出てくるので、場所を覚えておかないと厳しい。タツノオトシゴは後ろに行っても戻ってくることがあるので注意が必要だ。
それと、1つ前のステージで出た目から光線を出してくる敵が2体同時に出る場所がある、場所を覚えて速攻で倒さないと詰んでしまうので気をつけたい。
それとシルク(みたいな妖精?)を引き連れた敵がやってきて一時的に4体になることがあるけどスクロールとともに消えてしまう。
ヤドカリ?後方に引っ張られるのでゆらゆらと揺れるけど、子ヤドカリを倒した後は近くまで行って撃ちまくる。
海竜?最初は真ん中の渦に引き寄せられそうになるので引き込まれないように動きつつダメージを与えていく。ある程度ダメージを与えると氷を吐いて攻撃してくるので、氷を破壊しつつダメージを与えていけば倒せる。
海竜が伸びながら移動してくるのでぶつからないように気をつけたい。
ステージ7
最終ステージ。ここも宮殿というかお城のような場所かな。地形の影からザコ敵が出てくることもあるので注意したい。
鏡に写ったコットンが写ったままになり、鏡から出てくる。影コットンは炎で攻撃してくるけど正直それほど強くはないので連射していれば倒せるはず。
ラスボス
コットンの影を操っていたラスボスが正体をあらわす。
ある程度ダメージを与えるとパワーアップする。体にオーラを纏って攻撃が激しくなる。
関係ないけど、ラスボスさん結構セクシーw
雷を撃ってきたらバリアを張って防ぐ、雷でバリアが削られてしまうけど次の雷を撃ってくるまで少し間があるので、タイミングを見て再度バリアを張って防ぐ。とにかくこちらはひたすら撃ちまくって相手の攻撃はバリアで対応するという方法で比較的ラクに倒せるはずだ。(といってもある程度パターンを覚える必要があるけど・・)
クリア
ラスボスを倒すと囚われていた妖精が解放される。ゲームクリア。
もちろんウィローに纏わるオチでゲームは終了。タンコブ、デカすぎw
エンディング&ネームエントリー
スーファミはPCM音源(サンプリング)なので音色が良いのが特徴だ。曲調は時代を感じさせるけど、今聴いてもカッコいいんじゃないかと思っている。
ということで、プレイしてみた感想はここまで。
プレイしていて感じた問題点を挙げてみる。
連射機能が無い
最大の問題点はここだと思っている。コットンは難易度をEASYにしていても敵が多数出てくるシューティングなので、出現したらすぐに殲滅するようにしないと詰みやすい。昨今の移植モノなら連射機能ぐらいはソフト側で完備していることが多いんだけどこの16bitトリビュートは対応していない。
画面設定で無駄に細かい設定をつけるぐらいなら、連射機能をつけて欲しかった。
説明書が無い
紙の説明書が無いのは全然問題ないけど、せめてマニュアルページは作っておいて欲しかった。見ればわかることが大半だとは思うけど、それでも?ってなることがいくつかあった。(例えば魔法選択のパターンとか・・)
目が疲れる
移植の問題ではなく原作の問題ではあるんだけど、背景が綺麗だけどみづらく目が疲れてしまう。昔のシューティングのようにシンプルな方が見やすいしわかりやすいと思うんだよね。
音声が抜ける時がある
こちらも移植の問題ではなく原作の問題と思われるんだけど、プレイしていてやられた時は普通「ひえぇ~」って言って後方に消えるんだけど、時々音声がなくいつの間にかやられていた、なんてことがある。
問題というほどではないんだけど、ちょっと気になる。
CRT再現のOFFができない
CRT再現のためか画面4隅が丸くなっているんだけど、ラウンドを0に設定してもこれが4隅までくっきりとならず暗くなっているのが残念だ。些末なことではあるんだけど、ここもちょっと気になるところだ。
翻訳されてないところがある
チート機能とかの説明で一部英語になっていたりするので、まあ解るといえばわかるけど、どうせならちゃんと日本語で説明して欲しいかな。
ということで、後で難易度NORMALやチート機能を試してみようと思うけど、コットンのエッセンスをしっかり詰め込んだゲームになっていると感じた。
以上、コットン100%の感想でした。