toscanaAC’s blog

雑記です。

ゲーム感想 アイドル雀士 スーチーパイ SATURN TRIBUTE

懐かしいけど、プレイしてて結構イタい。

アイドル雀士 スーチーパイ SATURN TRIBUTE

タイトル

先日発売されたアイドル雀士スーチーパイSATURN TRIBUTEをプレイしたので感想を書いてみる。プレイしたといっても、Special&Remix と II のみで他はまだプレイしていない。

購入したのはパッケージ版でサターンで発売された4つのゲームがひとまとめになっている。

タイトルの後はゲームの選択画面になっている。複数ゲーム収録の場合、パターンとしてswitchのゲーム一覧の画面に複数タイトル表示されるパターンと1つのゲームタイトルから選択するパターン。ダウンロード版はわからないけど、パッケージの方は後者の方だ。

ゲーム選択1

ゲーム選択2

ゲーム選択画面では、ゲームの概要が表示される。

スーチーパイ Special&Remix

スーチーパイ Special はサターンに最初に出たゲームで、Remixの方はそのSpecialの脱衣後の画像の一部が変更されている程度で大して差が無い。そして現在の基準のため胸の部分には白い棒?が入り見えないようになっているため、Specialとの差は無いに等しい。(厳密には音楽が変わっているようだけど・・)

ゲーム選択 Special

ゲーム選択 Remix

ゲーム選択画面でゲームを選ぶと、更にゲーム選択画面が表示される。Special&Remix のみそれぞれのゲームのキャラ表示が異なっている。スーチーパイが音声で説明してくれる。

画像補正が入って同じ内容になるのでどっちでプレイしても構わない。

タイトル画面

タイトル画面になるまでにもアニメのオープニングのように歌がはいってキャストの紹介があったりする。

ゲームは、7人の女性から1人選んで麻雀勝負をしていき、ラスボス+スーチーパイを倒すとクリア。それぞれの女性にストーリーがあり、対戦はしないけどストーリーに係わる会話をするドラマパートと対戦相手とのドラマパート後に対戦の流れになっている。

対戦相手じゃないキャラにも声優さんが声を当てているという豪華な内容だ。当時はできても今じゃ皆それなりの実績を持つ人だけにムリだろうな。(水谷さんは亡くなっているし・・)

ドラマパートは何故か麻雀対戦になる強引な展開が多く、当時も聞いててイタかったけど今だと更にイタいな。そういう時代といえばそうなんだろうけど・・。(一応、+ボタンでskipもできる)

対戦画面

麻雀は基本イカサマ系のもので、対戦相手も後半になればなるほどやたら配牌が良くなったり鬼ツモしてきたりする。またスーチーパイ用の麻雀ルールになっているのでよくある麻雀ゲームのようにルール設定(喰い断の有無とか)とかはできない。

あとプレイヤーとして選択する女性には、特徴があって画面だと字牌を積み込むタイプの女性で見ての通り白發中などを積み込む。

それと脱衣系によくあるプレイヤー側の点棒が少なく(1500点しかない)、相手は20000点の点棒を持っている上に対戦していく度に上昇していく。

勝てば神経衰弱のパネル当てゲームとなり、合わせるとポイントやイカサマ用のアイテムがもらえる。

アイテムは、スーチーアイが相手の牌をオープンに、タツマキ選択気は開始前に3種類の配牌の中から選ぶことができるようになり、ハイパーせっかんは相手に放銃してしまった時に当たり牌を破壊してくれ、スーチースティックはリーチで使うと一発で和了ることができる。

ポイントが貯まればレベルが上がり、積み込みのレベルが上がっていく。

ハコらせる

パネルを全て開放するかハコらせれば、プレイヤー側の勝ちとなり脱衣シーンとなる。

全キャラをプレイした訳ではないけど、片桐志穂がドラを積み込むタイプなので単純な役で和了ってもドラで点数が上がるため使いやすい。(関係ないけど、片桐志穂の声を当てているのが矢島さんで過去に人気アニメのクレヨンしんちゃんの声だった人だ。)

それとアイテムでいくとスーチースティックが便利。リーチできるまで手牌が揃えばスーチースティックで一発和了できる。

それとこの SATURN TRIBUTE では、巻き戻し(リワインド)とセーブ/ロードが使えるのでパネルゲームでミスったら巻き戻して何度でもチャレンジとか、相手に和了られたらロードしてやり直すといったことができる。

ただ、ツモはロードしても同じにはならないので色々と試す形になる。また、誤ってロードしてもリワインドでロード前の状態に戻れるので必要に応じて使い分けると楽にゲームを進めることができる。

もともとイカサマ麻雀なので、こっちが真面目に対局しても相手は四暗刻イーシャンテンなんてこともあるため真面目にやる価値はあまりない。

ハッピーエンド

条件は知らないけど、プレイした時はハッピーエンドだった。(レベルがMAXまで行かないとダメなのかな?)

スーチーパイ II

スーチーパイIIでは、プレイヤーがスーチーパイになり攫われた片桐志穂を救うというストーリーになっている。またスーチーパイのパートナーとしてゲーム開始時に1人選びレベルが上がる毎にパートナーが増えていく。

パートナーは、ピーチパイ、レモンパイ、チェリーパイ、ミルキーパイとスーチーパイに合わせてなのか○○パイという名前になっている。

それぞれが必殺技を持っていて、ピーチパイは暗刻などで同じ牌が3つあればリーチ和了時に裏ドラが乗る。(暗刻じゃなくても順子+頭や槓子でもいいらしい)

レモンパイは南家で海底ツモ時にテンパイしていれば当たり牌を引いてくる。ちょっとマイナーで技を見ることが少ないかも。

チェリーパイは、リーチ後にカンをすると嶺上牌が当たり牌になる。こちらもちょっとマイナーで見ることが少ない。(因みにチェリーパイは水谷さんが声を当てている。チェリーパイに変身する前の状態は、天地無用!魎皇鬼に出てきた九羅密美星っぽい声になっている)

ミルクパイは、チェリーパイとは逆にリーチ前にカンをするとカンドラになる。

タイトル画面

IIでも歌から始まる、1度聴いたらskipでいいかな。対戦前はSpecial&Remixと同じくドラマパートが入ってから対戦になる。

ルールも同じなのでルールにに対して頭を切り替えるとかする必要がないので楽だ。

因みにドラマパートと脱衣パートはアニメーションするようになっている。

対戦画面(初期)

対戦画面(終盤)

対戦画面はちょっと見づらい。右側にスーチーパイとパートナーが出ているので何か邪魔だなって感じる。いや、2人程度ならいいんだけど対戦を続けていくとパートナーが増えていってスーチーパイ合わせて5人が出てくるので邪魔だ。

それと、捨て牌に時間が掛かると対戦相手が煽ってくる。これ、ちょっとイラってするw

あと牌をツモる時の音が静かな音になった。個人的にはSpecial&Remixの方が好きかな。

パネルゲームも同じ神経衰弱だけど、アイテムの種類が増えた。上に書いた各パートナーの必殺技はヘルパーパネルを取ることで使えるようになる。

ルーレット(スカ・・が出た)

イベントパネルはルーレットが回りルーレット表示のどれかが表示されるけど、正直ポイント以外は嬉しいターゲットはなく、特にカーソルパニックはカーソルが一定方向にずっと動きつづけるため厄介。しかも、リワインドを使っても結果は変わらないみたいだ。

召喚

後、アイテムパネルとしては召喚が追加された。これはゲーム開始時に不要牌を取り替えてくれるというものだけど、実際に使ってみるといい感じの牌に交換されるわけでもなく、大したメリットはないように見える。

片桐志穂(催眠状態?)

で、実際にプレイしてみると途中の4人はまぁまぁ戦えるんだけど、5人目の片桐志穂(さらわれた後に催眠状態?)が強い。放銃ならまだファイアーせっかんで潰すこともできるけど、ツモられるとどうしようもない。

セーブとリワインドを使いながらなんとか勝てたけど、イカサマ麻雀だとしてもちょっと理不尽かな。

セシル・デリンジャー

さらにラスボスのセシルとセシル・デリンジャー。更に凶悪な配牌になっていて、こちらがクソ配牌なのに相手はイーシャンテンやリャンシャンテンなんてことがザラな上に、鬼ツモしてくるので何度もリワインドを使うことになった。

イカサマ対イカサマな状態だけど、これならラスボスのみイカサマ無し対戦の方がよかったかな、とも思う。(20年以上も前のゲームにダメだししても仕方がないんだけどね・・)

カラータイマーが点滅

セシル・デリンジャーを倒した後に、スーチーパイの頭部のカラータイマーが点滅して脱衣する・・。何故??時間切れってこと?

和了った時のポーズ1

和了った時のポーズ2

あと、和了ったときに点数が高いとスーチーパイからポーズと共にボーナスポイントがもらえる。私がプレイした時は残念ながら役満はなかったけど、満貫や倍満は和了れたのでキャプチャを貼っておく。

ハッピーエンド

ということで、Special&RemixとIIをプレイしてみたけど、感想としては懐かしんで楽しむのがちょうどいいゲームかなと思う。麻雀を楽しむというよりは、ドラマパートの掛け合いが楽しめるような人向けのゲームだ。

最後にシステム面の問題を書いておこうと思う。

この SATURN TRIBUTE は、4つのゲームが1つになっていて、4つのゲーム選択画面から更にゲームを選択する画面に遷移するんだけど、1度ゲームを選択(例えばSpecial&RemixのSpecialを選択)すると、そこから戻ってRemixを選んだり、IIを選んだりすることができない。ゲーム起動のTOP画面まで戻らないとならないのは不便でしょうがない。

他のセーブもリワインドも使いやすいので、ここをなんとかしてくれたらありがたいんだけどね。

あとマニュアルにポン、カン、チーはBボタンでコマンド開いて使いますって書いておいてくれるといいかな。最初わからなかった。加えてIIでイーピンがハートマークになってるのを見て気づかなくて「特殊な牌か?」ってマニュアルを探してしまった。これも記載してくれるとありがたいかな。ほぼ再現したマニュアル+αな感じで。

ということで、以上がスーチーパイの感想だ。残りの2本のうち「めちゃ限定」は、Special、Remix、IIの水着バージョンだからあまりやらないかもしれないけど、もしプレイすることがあったら気が向いたときに感想書いてみたいと思う。