タイトルに「対立が嫌いな若者」ってなっていたけど、単純に若い人ばかり対立が嫌いってことは無いのかな?と思っている。
老若男女関係なく、嫌いな人はいると思う。個人的にはコンテンツの内容より「現代の若者」って括りを番組でしてしまうことに違和感を感じるかな。
そして、YouTubeのコメントを見ると対立を避けることに対して否定的なコメントも多数みられた。
個人的には、元乃木坂46の山崎さんが言っていた「自分と他人は意見が違うことが大前提」という意見がしっくり来ると考えている。
そして大切なのは相手の意見も尊重するということだろうか。
ブログの記事で不特定多数をバカにするようなことを書いてる私が言えたことではないけど・・・。SNSなど個人の意見が言い合える場では、自分の意見と異なることを前提として書いているケースは少なくて自分の意見と異なる人の考えをバカにしたり、見下したり、人格否定したり、煽ったり、マウント取ったりといったことでやりあっているケースが多いと思う。
またそれらがエスカレートすると誹謗中傷が多くなり、炎上といったことにも発展する。先月から誹謗中傷に対する罰則強化がされたのも、それによって被害を受ける人が多くなってきたことが要因なんだろうと推測する。
更に、番組の中では対立とは関係ないけど、現代の若者の考えといったところに焦点をあてて、会社を退職するのに退職代行サービスの使用について話していた。
その件で番組内でも少し意見が割れたような印象がある。
私自身はオッサンだけど平成生まれの世代やジャーナリストの佐々木さんの意見にかなり近く、会社を退職するのに退職代行サービスは1つの手段だから全然構わないと思うし、もっと言ってしまうと社内のITシステム内に退職申請のワークフロー(ただし承認止めや差し戻しといった嫌がらせを無くすため、2Week~4Weekで退職確定とする)を作っておいて辞めたい場合は、その申請をして必要手続きをして辞める、でいいんじゃないかと思っている。
会社側も、退職時に退職代行サービスの使用全然OKです、って明示しちゃった方がいいんじゃないかと思うんだけどね。
そもそも対面でそれらの話をしなければならない必要性を全く感じられない。
会社は雇用契約を結んでいるだけに過ぎないから、契約の維持が難しいとなれば解約は致し方ない。社員が辞めてしまうのは本人の問題もあるだろうけど、会社側にも問題があるはずだし、すぐ辞めるといった意見も、そこで働く価値を感じなければ辞めるのは寧ろ当たり前だと思う。
ただ、雇用される側の自由度が高いのに対して雇用する側はその自由度が低いため、その点では不平等ではあると思う。雇用される側が弱者になりやすい日本(日本だけじゃないだろうけど・・)だとそれらの改善はまだまだ難しいのかもしれない。
他にも体調不良で休んだり、電車の遅延で遅刻したりする時、電話じゃなきゃダメなんてナンセンスな会社もまだあるようだけどこれも個人的には意味不明だなと思う。
メール、チャット、SMSなどのツールが使えるんだから、わざわざ非効率な電話を使う必要は無いと思うんだけどね。
電話だと伝え漏れとか発生する可能性があるし、朝だとまだ誰も出社してないなんてこともあるけど、それらのツールなら伝えるべきことを伝えられるし記録に残るから目的に適っていると思う。
寅さんみたいな義理や人情の世界も悪くはないけど、ビジネスの世界なら精神論ではなく目的や本質を考えた行動をしていくべきなんじゃないかと感じた。
それと番組の最後に退職代行に対して薄いとか濃いとかの話をしていたけど、薄い濃いではなく上に書いたように目的は何なのか?なんだと思うんだよな~。そもそも何を以て薄い濃いなんて判断になるのかもわからないし・・。
ま、価値観の多様化はよいことだけどそれを受け入れる土壌というべきかそれらが醸成されていないのが現代なのかな。同調圧力が強い日本(日本だけじゃやないだろうけど・・)だと、まだまだこれまでのやり方や考え方が強いんだな~と感じる動画だった。