先日、Death Spellで最大MPの記事を書いた時、カイやギルを成長させてクリアすることがこのゲームの楽しみの1つと書いたけど、今回はその対極に位置する2コインクリアの記事だ。
普通は余程の難易度でない限りは1コインクリアを目指すゲームが多いけど、このイシターの復活はNEW GAMEからの1コインクリアは仕組み上できないようになっている。ただ、2コインクリアならバグ技を使うことでできるようになっているので、今回はその流れを書いてみたい。
なお、youtubeにバグ技を使わずにクリアする方法がアップされていたけど、難易度が高く誰でもできるわけではない。私が書くのは練習すればやりやすい(オーソドックスな)2コインクリアの方法だ。ちなみにこの方法は別に私が編み出したわけでもなく、昔ネットに載っていた記事を参考にしている。
ということで、今回は前半1コイン目の10ルームを書いてみる。
No1 TOP OF THE TOWER
塔の頂上。イシターの復活 NEW GAMEからのスタートは、このTOP OF THE TOWERでカイがブルークリスタルロッドを引き抜くシーンから始まる。
前作ドルアーガの塔ではクリスタルロッドを設置したシーンでクリアなので、これを引き抜くシーンとドルアーガのクリアミュージックは前作をプレイした人にとって感慨深い演出のオープニングだ。(注意深く見ると、引き抜いたクリスタルロッドがキラリと光る)
ここは最初のルームなのでFireBallでLVヴァンパイア(ライトヴァイオレットヴァンパイア)を倒していけば難しいことはないけど、慣れてくると先読みしてFireBall撃って外してやられるとかアホなミス(私がよくやる)をするので安全第一で進むのがいい。
右奥の下側にあるカギを取って、上にあるドアに入ればOKだ。呪文はFireBallに合わせておく。
No4 TREASURE STORAGE
宝の倉庫。ここも序盤なので難しくはない。ただ、カギが奥まったところにあるので、場所を知らないとあちこち歩いて時間切れになってしまうので、事前にマップを確認しておいた方がいい。(このルームはまだいいけど、この先は壁の影にカギが置かれていたりと嫌らしい配置になっているルームも多数ある。アケアカなら気軽にマップを見ることができるし。)
ドアを出ると眼の前にLVヴァンパイアがいるのでサクッと倒して右奥へ。
紫の宝石が付いた宝箱はProtectionLargeの呪文が掛かるので、取ってそのまま突き進めばOKだ。
宝箱から左上に行って奥にあるカギを取ってから引き返す。出てきたドアの上の通路を行って後は道なりで進むとグリーンスライムがいるけど、クリア目的なので倒さずにそのまま突っ切ってCallGIL。
No11 STORAGE CHAMBER
貯蔵庫。眼の前に敵は居ないのでドアを出たらFireBallに合わせて下へ進む、LVやオレンジヴァンパイアがいるので適当に倒して右へ。
カギは右奥のグリーンヴァンパイアのところにあるんだけど、こいつはFireBallを10発当てなきゃならないので、こちらに向かってやってくるとちょっとした威圧感を感じる。よけるにしても通路が少し狭い(2ブロック)箇所があるので誘導に失敗するとやられてしまうので、慣れない内は確実に倒してから進む。
ドアは左奥の上にあるけど、ドア前の通路にもグリーンヴァンパイアがいるのでここも慣れないうちは確実に倒して進むといい。ドアにきたらそのままCallGIL。(キャプチャではよけてドアに向かっている)
No26 LARGE HALL
大広間。ここからは敵を倒さずに進んでいく形になる。だだっ広い部屋にブラックとグリーンのヴァンパイアがそこそこいる、更にメイジも登場する。
カイの方が移動速度が速いのでヴァンパイアの1匹2匹なら楽に振り切れるものの、囲まれるとキツいので斜め移動を使いつつ囲まれないように早め早めに移動することでヴァンパイアをかわすことができる。
カギは出てきたドアから少し右下、ドアは右奥の上なのでドア前でCallGIL。
上の真ん中ぐらいにオレンジの宝石が付いた宝箱があって、取るとBigBurnの呪文が掛かる。ヴァンパイア達を引き寄せて一掃するのもいいけど囲まれやすくなるので、慣れない内はやらない方いい。
No29 DINING ROOM
食堂。出現する敵にローパーがいるのでBGMもローパーのテーマが掛かる。
ドアを出ると眼の前にブルースネークがいるけど、移動は遅いので焦らずによける。
カギとドアは、出てきた小部屋の左隣の小部屋にあるのでギルを右の壁に押し付けてカイだけ移動し、扉の前でCallGIL。(画面内にギルがいるとCallGILが効かないので、あらかじめ右に移動させておく)
このルームは、同じ間取りをした部屋が2つ並んでいる構造になっているので、左側の部屋から右の部屋に。
今度は出てきたドアから左下に行ってグリーンローパーを起動させる。カギはこのグリーンローパーの下にあるので、起動させないと見つからない(このゲーム、ウーズやローパーの下にカギが隠れているなんてことが多い)
ローパーの近くでCallGILし、カイでローパーを引き付けつつギルがカギを取る。グリーンローパーは移動が遅いので楽に振り切れるはずだ。(キャプチャはカイが下に行ってるけど、右上に待機してギルが左側から近づいてカギを取るでもいい)
ドアは右上の小部屋。ブルースネークがいるけど来た時と同じで軽くよけてドア前でCallGIL。
No33 GREEN COURT
緑の中庭。緑系の敵が集まった部屋になる、グリーンスーパーが居ないのは仕方がないにしても、グリーンヴァンパイアやグリーンスネークが居ないのがちょっと不思議だ。
ドアを出ると眼の前にグリーンスライムがいるけど、倒さずに小部屋を出てすぐに右下へ。
真ん中のところのローパーの固まっている場所で、左下のローパーのところでCallGIL。カイはそのまま下にいって起動したローパーを誘導し、ギルでカギを取る。
ルーム内の右下の小部屋にドアがあるので、ドア前でCallGIL。ドア前にはグリーンスライムがいるけど動く気配がなければさっさとクリアしてもいいし、安全を考えるなら倒してもいい。
No35 KNIGHTS' CHAMBER
騎士の部屋。ドルアーガで出てきたナイトが全員集合した部屋だ。部屋のレイアウトも遊び心のあるKNIGHTの文字になっている。
初期状態のカイとギルではこの部屋のナイトで倒せるのは辛うじてブルーナイトだけ。まともに戦えないのでカイで振り切っていくしかない。
ドアを出ると近くにレッドナイトがいるので、カイとギル一緒に左の細い通路にレッドナイトを誘導しつつスクロールアウトさせる。(キャプチャのように細い通路に来ない場合があるけど、とりあえず壁に引っかかってくれればオッケー)
Kの文字の上の部分でブルーナイトをこちらに誘導させたら、NとGの間の通路を右に行きGの文字の右脇で敵が来ない位置までスクロールアウトする。
ここでCallGILして、Gの文字のところにいるブラックにぶつからないようにカギを取る。
カイを上に行かせて通路を右に行き、ハイパーナイトをやり過ごしてTの文字にあるドアでCallGIL。
カギを取った後にカイが上に行った時、ハイパーナイトが一緒に上に移動してくることがあるので、その場合は更に上(Nの文字の右)の通路に行って、ブラックナイトをよけつつ上の通路から右へ進んで、Tの文字の上に行く。
ナイトをよけるコツは、ナイトが4方向移動なこととこちらとX軸やY軸が合うと直進してくることが多いという特性を生かして、壁際に誘導して直進させ少し手前でよけると追随できないことが多いので、それを使ってかわしていくのがコツだ。
No37 JUNCTION
交差点。前半の要となるルームでトラップドアが無く8つのドアが全て別のルームにつながっている。
ドアを出ると左下にブルースライムがいる、カイをすぐに左上に移動すると壁に引っ掛けることができる。
タイミングを見て小部屋から出て、真ん中のブルースライムをよけるんだけど、この真ん中ブルースライムをよけるのは慣れてないと難しいし、タイミングによっては慣れていてもやられてしまうことがある。
これが難しいときは、ドアから出た後にすぐにSleepを掛けてしまうのも1つの手だ。
真ん中のブルースライムが動かないタイミングで、ブルースライムの少し左上に止まって待ち、スライムが動き出すのを待つ。こちらに動き出したら右→下と移動してスライムをよけて右下の通路へ抜けていく。
右下のイエロースライムがいるところのカギを取ってその先のドアでCallGIL。
No42 SPECTER CELL
幽霊の独房。ここはブルーアイとブラックウーズ、そしてドルイドが出てくる。2コインクリアを目指す上でここからNo 80 SECRET CORRIDORまでの領域は運の要素が絡みやすいため一番厳しいところになる。
ルーム内は小部屋と細い通路でつながっていて、いくつかの部屋にはブルーアイがいるため、KNIGHT CHAMBERで説明したナイトよけの方法を使いながら進んでいくことになる。
更にブラックウーズが思い出したかのようにスーッと移動してくるので、距離を取って通過していく。ただ、距離を取っていても大きく移動してきてやられてしまうことがある、その場合は運が悪かったと諦めるしかない。
道のりはドアから出て左上(★)→左下→右(★)→右下(ここでCallGILしておく)→右上→左上→右上(★)→右→右上奥にカギ。カギから右下(★)→右下奥にドアという構成になっている。
(★)のところはブルーアイがいる小部屋。
まず、ドアから出ると上からブルーアイがやってくる。ギルがドルイドの呪文を受けたりブルーアイに突っ込まれたりしないよう気をつけながらよけて上にあがる。
左下→右下と進むと2体目のブルーアイがいるので、誘導してよけていく。
2体目をよけて右下に行ったところでCallGILしておく。このあとカイが上にあがった時に最初の小部屋やってきたブルーアイがギルに突っ込んでくる可能性があるからだ。
それとドルイドの呪文を受けるとギルの体力が-10されてしまう。ギルの体力が7以下になると警告音が鳴ったままになるので、なるべくスクロールアウトさせておく。
キャプチャのように通路近くにブラックウーズが近づいてくることがあるので、動きをよく見てすり抜ける。
上に行くと右から3体目のブルーアイが来るので誘導してよける。壁沿いを使っていくX軸を合わせるとよけやすい。
右上奥のカギを取った後、左下→右下に行くと最後の4体目のブルーアイがいる。今度はY軸を合わせてよける。
No50 GOBLIN'S LAIR
ゴブリンのねぐら。BGMはクオックスのテーマになる。ここのルームはトラップルーム(No53 FORGOTTEN ROOMやNo57 TRAP DOOR ROOM)へつながる要所?にもなっている。
敵はブルーのバットとスネーク、オレンジのバットとスネーク、ブラックウーズにブラックウーズと多彩だ。
カギは出てきたドアから下に行き、グリーンウーズのいるところから左の細い通路へ。オレンジスネークのいる少し広めの小部屋から左下になる。
ドアは来た道を戻ってグリーンウーズのいる小部屋を右→上と行きブラックウーズのいる少し広めの小部屋へ行き上のドアでCallGIL。
ここも運の要素が絡むルームで、出てきたドアから下に下がって左に抜けようとしたときに運悪くグリーンウーズがこちらにやってくることがある。予測ができないため、ここでやられたら運が悪かったと諦めてやりなおすしかない。
更にカギを取って戻る時、細い通路にグリーンウーズが入ってしまうと元の小部屋に戻るかオレンジスネークのいる小部屋まで戻るまで待つしかなく、経験上タイムオーバーとなることが多い。なので運が悪い時は諦めも肝心だったりする。
ということで、まずは1コイン目の前半10ルームについて書いてみた。