コスモスを撮ってきた。
1週間前にリコリスを撮ったけど、その時から比べるとだいぶ涼しくなってきた。暑いけど流れるような汗を掻くこともなく風があったせいか過ごしやすかった。ただ、風が強くて花が動いてまともに写真が撮れない状態で、過ごしやすかったのはいいけど写真を撮るには厳しい日だった。
機材はα6400＋タムロン18-300。この風が強い時はα6400のトラッキング機能がかなり役に立つ。ターゲットにフォーカスすることができればファインダー内で動いている分にはあまり外すことなく捉え続けてくれるので、そこに連写を加えれば数打ちゃ当たる戦法で（1枚1枚ピントをあわせるより）比較的まともな写真が撮れる。
といっても、この日はフォーカスした花がファインダーから外れて明後日の方に行ってしまうぐらい風が強かったので、上の方法で撮っても歩留まりが低く思うような写真が撮れなかった。
ということで、比較的まともに撮れたものからトリミングをしてアップしてみる。
最初はレモンイエローのコスモスから。近所を散歩するとオレンジ色のキバナコスモスは見かけるんだけどこのレモンイエローのものはあまり見掛けない。撮ったのは公園で花壇の中で群生して一面黄色になっているのは壮観だった。
次はピンク。行った公園ではピンクや赤、白といったコスモスがまばらにしか咲いていなくて、キバナコスモスの群生が見事なだけにこちらはショボかった。
このピンクのも風が強くてグリングリン首を振っていたけど、風が止んだ一瞬の間を狙ってちゃんとしたのを撮ることができた。
焦点距離は300mm、背景との距離があるためトリミングした部分は綺麗にボケてくれた。また背景の色合いもレモンイエローやピンク、茎や草の緑、植物じゃないけど人工物の白と明るい色合いにまとめることができたのでGood。個人的にお気に入りだ。
次は縁が赤い白とワインレッド。どちらも背景がボケている部分をトリミングをしている。焦点距離は300mm。
もう1枚のワインレッドは蜂が蜜を集めている最中。足にしっかりと蜜をくっつけている。強風で花があっちこっちに動き回っても一旦離れてから風がやんだらまた戻ってくるという落ち着きようで、見ていて感心してしまう。
こちらも焦点距離は300mmだ。
連写をしてるから枚数はあるんだけど、ピントを外していたり花がフレーム内に収まってなかったりと失敗写真が多く、コスモスの写真はこれで終了。
9月中旬になろうかとしているのに公園を歩いていたら紫陽花が咲いていた。遅咲きということなんだろうか？枯れてる紫陽花が周りに沢山ある中で普通に咲いていてビックリした。
次は向日葵。遅咲きの向日葵らしい。今年はタイミングが合わず大きめの向日葵の写真を撮りに行くことができなかったのが残念だ。小さいのでも綺麗ではあるんだけどね。
焦点距離は約100mm。このレンズ150～300mmぐらいはあまり寄れないんだけど、100mmぐらいになると結構寄れるので、近くにあったこの小さな向日葵は寄って100mmで撮っている。
公園を出る少し手前の脇に彼岸花が咲いていたので撮ってみた。ちょうど咲いているところに他の草も生えていて全体が撮りづらかったので一部分だけをフレームに入れて撮影。
もう撮るものないな、と思っていたらこの彼岸花に出くわしたので一度しまったカメラをもう一度取り出して撮ったんだけど、出口に向かう道を別の道にしていたら気が付かなかったと思う。ラッキーだった。
最後におまけ。公園が比較的海に近いところにあったので上空にトンビが飛んでいたんだけど、時々近く（近くといってもだいぶ遠いけど・・）に来るのでタイミングを狙って撮ってみた。
35mm判換算で450mmだけど、鳥を撮るには焦点距離が短いので、写真はかなりトリミングしているし、太陽の位置関係から暗くなってしまったので露出補正や暗部の持ち上げなんかもやっている。
鳥の撮影は興味ないので普段はやらないんだけど、まぁたまにはいいかな。
