toscanaAC’s blog

雑記です。

ゲーム感想 アケアカ「ドルアーガの塔」(その3)

一周回って、結局面白いゲーム。

アケアカ「ドルアーガの塔

The Tower of DRUAGA

さて、ドルアーガの感想も最後だ。配信されて嬉しいけど、プレイしてイライラするのもまた事実だったりする。ノーミスクリアを目指して録画しているときに限って中途半端に前半フロア(26とか28とかね)でやられてしまい、もう頭を掻きむしるほどにイライラしてしまう。

運ゲーと割り切ってしまえばいいんだけど、なかなかそうはならずに録画してないときより、つい緊張しながらのプレイになってしまう。ま、小市民と言えば小市民なんだけど、そんなことが吹き飛ぶぐらいにやり込んでいつかノーミスクリアのプレイを録画したいな・・なんて思っている。(ノーミスクリアして録画してyoutubeにアップしてるけど画質ダメだったので、今度はちゃんとした画質と音質で録画したいと思っている)

ちなみにアケアカ ナムコの配信は再来週で、サンダーセプターだそうだ。サンダーセプターというと4chサウンドがウリのゲームではあるんだけど、アケアカだと2chになってしまうのでその辺りの再現がどうなるのか気になるところだ。

ということでフロア41~60の感想を書いていく。この後半のフロアは、装備が充実している分ラクではあるんだけど各フロアの意地の悪さがにじみ出るような構成になっていため、おそらく3つに分けた中では一番イライラ度が高いと思っている。

前の記事にも書いたけど、画面のキャプチャをしながらプレイしていたら3ミスだけど1コインクリアできた。当然中断セーブは使用してない。

そしてフロア13、22、30、52、56はキャプチャを忘れてしまったため再プレイでキャプチャしている。加えて最初にプレイした時のキャプチャで地味な絵面になってしまったのでフロア44、59は再プレイ時に再度キャプチャをしている。

フロア41

フロア41

フロア31同様にウィザードが4人出るハードなフロアだけど、宝を取る必要が無いので出現タイミングのリセットを使ってウィザードを全滅したらクリアでオッケーだ。

言葉で書くと簡単だけど、実際にプレイしてみると思わぬ所でミスしてしまったりする。後半戦でも気を抜かずに行動しよう。

フロア42

フロア42

フロア42は運に左右されやすいフロアで、個人的には一番嫌いなフロアだ。宝を取る必要が無いためさっさとクリアしたいところなんだけど、ここにはブルーウィスプが3体出現する。

更にウィザードゴーストも出現するため、運悪くブルーウィスプが近くに出現してしまうと逃げるために壁を壊したり移動したりすることになるんだけど、そういう時に限ってゴーストの呪文の餌食になりやすい。

最悪なパターンだと近くにブルーウィスプとウィザードゴーストが出現するパターンだ。ブルーウィスプは左周りなので来ない方向に壁を壊して逃げても、その逃げた先にブルーウィスプがやってくるという詰んでいるような状態がたまに発生する。

またそうでなくても、敵が近くにいればギルの周りに注視してしまうため、壁を壊した先までを見据えて行動するのはなかなか難しい。

コンティニュープレイしている場合は気にすることはないだろうけど、ノーミスやワンコインクリアを目指している人にとっては溜まったものではない。

しかもドルアーガの塔はミスして再スタートになっても、敵が同じような位置に出現するケースが多いためハマってしまうと連続ミスになる。

ここまでノーミスで来ていながら運の悪さでミスると本当にモチベーションがだだ下がりになってしまうし、デザイナーの意地の悪さを感じてしまう。

フロア43

フロア43

このフロアはたいした敵もいないので難しいフロアはない。宝を取る必要がなくスライムが総出演ぐらいしか特色が無いけど、どうしても邪魔というのでない限りスライム達を倒そうとはせずにさっさとクリアしてしまうのがいい。

ちなみにここの宝の出し方は弱い順にスライムを倒せばいい。この倒し方の流れがこの後の44や45でもつながっているのでちょっと面白い。

このフロアも何故か扉やカギの周りにスライムが配置されることが多いんだよね。ホント感じ悪い。

フロア44

フロア44

おそらくドルアーガの塔の中で一番嫌われているフロアがこのフロア44じゃないだろうか。

宝を出すためにはドルイド→メイジ→ソーサラー→ウィザードの順に倒さなければならないんだけど、それぞれのマジシャンが出現するためなかなか目当てのマジシャンを倒すことができない。

マジシャンを倒す時は壁際で対策するのがセオリーなんだけど、このフロアでは倒す順序が関係するためそうもいかない。なぜならマジシャンが同じ位置に重なって出現することが多くなるからだ。

誤って順序とは異なるマジシャンを倒してしまうと宝は出ない。ここの宝バランスは次のフロア45のエクスカリバーを正常に機能させるための宝なので取らずに進むわけにもいかないので、必然的にやられてやり直しということになる。

1コインクリアやノーミスクリアを目指す人にとっては運の要素も絡みつつマジシャンの呪文をかいくぐっていかなければならないため、ミスしやすく非常に厄介なフロアだ。

おまけに出現するレッドナイトが地味に邪魔で、マジシャンを倒そうと躍起になっているところにレッドナイトがやってきて、逃げようとした時にやられてしまうなんてことが発生しやすい。

目当てのマジシャン(よくあるのが最初のドルイドとか、その次のメイジとか)が倒せずに時間が掛かってしまいブルーウィスプにやられてしまったり、タイムオーバーになってしまうこともよくあるケースだと思う。

せめてレッドナイトがいなければマジシャンを倒すのに集中できるんだけどな、ここもフロア42同様に意地の悪さを感じてしまうフロアだ。

フロア45

フロア45

フロア44の次は全ての種類のナイトが登場する。フロア43から45でスライム、マジシャン、ナイトが総出演するというデザイナの遊び心を感じる。

ここはレッドナイトを除く全てのナイトを倒すんだけど、ここも順序がある。フロア43は弱い順に倒していったけど、ここでは強い順に倒していく。

つまり、リザード→ハイパー→ミラー→ブラック→ブルーの順だ。

ただ、よくあるのがリザードとブラックが重なって移動しているケースやリザードとハイパーが重なって移動しているケースがある。(ちょうど、キャプチャがリザードとハイパーが重なっているケースだ)

そのまま戦うと弱いほうを先に倒してしまうので引き離さなければならないんだけど、これがなかなか難しい。重なっているナイトが左右に移動している時に離れたところからY軸が合わさるようにギルを移動させると離れてくれるので、むやみに動き回らずにナイト達の進行方向とは違う軸を合わせて引き離しに掛かろう。

それとミラーは移動が速い(ギルがジェットブーツを取っている前提で)ので、出会い頭でミラーが張り付いてしまうと引き離しが難しい。パックマンのごとく小刻みに曲がって撒くしかなく、時間的負担も精神的負担も大きいので、倒すその時までミラーが近くに来ないように注意しておきたい。

あと、このフロアは宝が最初から出ているけど取ってしまうと呪いでナイトが倒せなくなるのでナイトを倒して出した宝を先に取って、それから最初から出ていた宝を取る。

ナイトを倒すのに夢中になっているとついどっちが最初に出ていた宝かわからなくなってしまうのでブルーナイトを倒す前に最初から出ていた宝の位置をしっかり覚えておくか、ブルーナイトを宝の近くまで誘導して倒すといい。(オールアバウトナムコに書いてあったけど、取らない程度に剣を宝に突き刺してみて剣が見えない方が最初から出ていた宝だそうだ・・なるほどフロア29のダミー扉と同様という訳ね)

フロア46

フロア46

ここはドルイドゴーストとブラックドラゴン、そしてダークイエロースライムが登場する。ここの宝はブルーネックレスでドラゴンブレスを無効化する。ただ、フロア31の宝でパールを取っていると正直それほど嬉しくもないし必須でもないので、取らずにクリアしてしまっても構わない。

誤ってマトックを外壁に使ってゴールドマトックをなくした場合でも、ドルイドゴーストを誘導して外周の壁を全て破壊させれば宝を取ることが可能だ。

そしてこのフロアでの地味な脅威はダークイエロースライム。全ての種類の呪文を使うので厄介な壁をすり抜ける呪文を吐いてくることもある。運が悪いとそれにやられてしまうので、安全に行くならダークイエローを倒してから宝を入手するようにしたい。

フロア47

フロア47

フロア42同様にブルーウィスプが出現するという嫌らしいフロアだ。救いなのはウィザードゴーストがいないということとブルーウィスプが1匹少ないということで、敵の初期配置によって難易度が変わってくるので、運が悪いとこのフロアも連続ミスになってしまう可能性がある。

宝を出す必要はなく、さっさとクリアした方がいい。

フロア48

フロア48

フロア46と似たようなフロアだけど、違うのはブラックドラゴンがクオックスになったことと、ダークイエロースライムの代わりにダークグリーンスライムが出現するということぐらいだ。

宝は外壁の4隅を通過すればオッケーとラクな出し方なんだけど、問題はダークグリーンスライムが5匹も出るということで、しかも同じ場所に2~3匹まとまって出現したりしていて倒すにしても近くを通るにしても厄介な存在だ。

しかもダークグリーンスライム、画面の外から呪文を吐いてくる。

壁を壊そうと剣を振った瞬間に画面から呪文が飛んできて・・・なんてことが運が悪いと簡単に起きてしまう。不用意に剣を抜かなければいいんだけど4隅を通過することを考えるとなるべく早く移動したいので、つい壁を壊してしまいがちだ。

とにかくなんでこんなタイミングで、と言いたくなるようなタイミングで呪文を吐いてくるので、細心の注意が必要だ。

フロア28もそうだけど、すごく陰険なフロアだ。

フロア49

フロア49

陰険なフロアはまだ続く。ここではウィザードが3人とリザードとハイパーのナイトが5人出てきてウィザードの対応をしているギルに迫ってミスを誘発してくる嫌らしいフロアだ。

宝を取る必要はないので、出現タイミングのリセットを使ってリザードやハイパーが迫ってくる前に1人でも多く倒しておくに限る。

どうしても対応しなければならない場合は、ナイトが近くに来る前にマジシャンを出現させ、次に出現するまでの間にナイトをやり過ごすのが比較的安全だ。

フロア50

フロア50

やっと落ち着けるのがこのフロア50。ウィザードが2人程度で、他の敵はそれほど脅威ではないので出現タイミングのリセットを使ってウィザードを始末してからクリアでオッケー。

宝を取る必要はないので、カギと扉が近くにあるなら無理にウィザードを倒さずにタイミングを測りつつクリアしてしまってもいいと思う。

フロア51

フロア51

ここもラクなフロアだ。マジシャンはソーサラー2人だけどレッドネックレスがあるのでほぼ無効化できる。マジシャンの呪文の届かないところでずっと一方向にレバーを入れ続けていれば宝は出現する。

後半の厳しいフロアが多い中のオアシスのようなフロアだ。

フロア52

フロア52

ギルの最後の必要装備を取ることができるのがこのフロア52だ。ここの宝はハイパーアーマーで呪文を1回だけ受けても大丈夫(体力が2以上あることが前提)という宝だ。

ドルイドが3人出るので出現タイミングのリセットを使って倒してから、壁を4枚破壊して宝を取ったらクリアなんだけど、画面外から呪文を吐いてくる陰険なダークグリーンスライムも出現するのでダークグリーンスライムの位置を確認しつつ壁を破壊するようにしたい。

それとこのフロア、めずらしくシルバーとブラックのドラゴンが2匹出てくるので、2匹一緒に見れるとちょっとうれしいかも。

フロア53

フロア53

フロア51同様にここもザ・オアシスと言えるラクなフロアだ。何と言ってもマジシャンが出ない。ナイトだけで、出てくるナイトもレッド以外はたいしたことがない。

宝の出し方は特定の場所を通過なので覚えていないとキツいけど、プレイする前に調べておけば大丈夫だと思う。(ちなみに、画面キャプチャのギルの位置の少し上の壁を壊して上下に通過すればオッケー)

フロア54

フロア54

ラクな流れもフロア53までで、このフロア54と55はなかなか大変なフロアだ。

まずフロア42同様にブルーウィスプが出現するという嫌らしいフロアで、加えてローパーが3匹出てくる。宝は特定の場所で下を向くという簡単な方法なんだけど、問題はギルの出現場所とその特定の場所の位置関係だ。

ブルーウィスプが3匹もいるので距離が離れているとウィスプにやられやすくなってしまう。

おまけにローパーとダークイエロースライムがちょこちょことうろついているので、運が悪いとこいつらにやられてしまうこともある。

宝を取ればブルーウィスプを通過できるようになるので、気持ちは焦るけど慎重に行動したい。

フロア55

フロア55

フロア55はフロア31や41よりも多い5人のウィザードが出てくる難関のフロアだ。そしてフロア49同様にリザードマンがギルに迫ってくるため、精神的にしんどい。初心者の人にはかなり辛いフロアになると思う。

運が悪いとギルの出現位置の近くにリザードが出現して焦ってウィザードの唱える呪文にやられてしまうので、運に左右されやすいフロアでもある。

あと、ウィザードが5人の場合は出現タイミングのリセットを使ってもちゃんとリセットされず5人目がわずかに遅れて出現する場合があるので注意する必要がある。

それとフロア52で取得したハイパーアーマーは呪文を1回だけアーマーで受けてくれるけど、体力は最低の1になってしまうので、そうなるとナイトとのすれ違いができなくなる。そうなったら祈りながらクリアを急ごう。

フロア56

フロア56

このフロア以降はフロア59以外難しいフロアは無いので、ここまで来ると気持ちがラクになる。

ローパーやウィスプが大量に出るけどウィザードは1人しかいないので、さっさとクリアできる。

フロア57

フロア57

BGMが一変して明るい音楽が流れ、イシターに化けたサッカバスが登場する。扉通過で石からイシターにサッカバスが変身するのでそれを倒して、リザードを倒せば宝を取ることができる。

ここのルビーメイスがないとドルアーガを倒すこと(正確には化身クオックス)ができないので、必須アイテムだ。

マジシャンはドルイドが2人いる程度でそれ程難しくもない。ただ、扉を通過する前にカギを取ったりしないよう気をつけたい。

それと、ここでイシターに化けたサッカバスを倒すんだけど、フロア60で見た目が同じのイシターを倒すとZAPしてしまうという、嫌らしい作りになっている。これはデザイナーの嫌がらせ以外何者でもないでしょ。。。

フロア58

フロア58

ここはマジシャンが出ないのでラクではあるけど、リザードマンとレッドナイト、クオックスと強敵がうじゃうじゃ出てくるので関わらずに特定位置で下を向いてブルークリスタルロッドを取ったらさっさとクリアだ。

フロア59

フロア59(化身クオックス)

フロア59(ドルアーガ登場)

ここは最後の戦いとなるドルアーガが登場するフロアだ。足の速いハイパーナイト(ドルアーガ化身)を倒して、4体の分身ウィザード(ドルアーガ化身)を倒して、クオックス(ドルアーガ化身)を倒すとドルアーガ本体が登場する。

まず、ウィザードが2人いるので出現タイミングのリセットを使いつつ倒すんだけど。化身ハイパーが近くにいると逃げながら倒す必要があるのでかなり厄介だ。この辺は運に左右されやすい。外壁右上の隅あたりにギルが出現して、3ブロック先から化身ハイパーがやってきたりするとなすすべなくやられてしまうことがある。

こんな時は、ナイトとの交差を足踏みを使って行い、ウィザードの呪文を剣を抜いた状態で受けるといった対応が必要になる。成功率は低いけど、あきらめるよりはマシなのでやってみる価値はある。

他2人いるハイパーナイトは倒さなくてもいいけど、倒して体力を回復(リカバーポイントで回復)させてから化身ハイパーに挑んだほうがラクだ。

このフロア59の最大の難関は何と言っても化身ウィザードだ。本体は1人で他は分身、分身は倒すことができない。どれが本物か見分けることもできないので、運任せになってしまう。

外壁の4隅を使って複数ウィザードを倒すように動くのが比較的効率がいい。そして、ここで時間を食うとドルアーガを倒すまでの時間がなくなってしまうので、非常に厳しい。

化身ウィザードを倒せたら次はクオックス。こいつはルビーメイスで一撃なので何も問題なし。

ドルアーガはウィザードの壁をすり抜ける呪文を唱えながら高速移動し、ギルとXY軸が合うとゴーストのようにワープしてくる。ゴーストと同じ対策でいいんだけど、ゴーストのようにすれ違ってもダメージを受けないわけではないため、曲がり角で待ち伏せて倒すのが確実だ。(キャプチャのようにドルアーガが来るのを待つ)

化身ウィザードを倒す際にハイパーアーマーで呪文を受けているとやられてしまうので、化身ウィザードの対応は慎重に。

ドルアーガを倒してクリアすればもうドルアーガの塔をクリアしたも同然だ。

フロア60

フロア60(本物のイシター)

フロア60(クリスタルロッドを置いてクリア)

塔の頂上だ。フロア57にいたサッカバスと同じグラフィックのイシターが登場する。当時フロア57でサッカバスを倒した人が1度は引っかかる罠なんじゃないかと思うと、デザイナーの意地の悪さを感じてしまう。

イシターを通過、グリーン、レッド、カイ救出、ブルーの順にクリスタルロッドを置けばクリア。

クリアすると50万点が加算される。ハイスコア狙いだと1コインクリアは140万点付近が限界と言われてるけど、個人的にはそこまで狙いたいと思わないかな。

1コインクリアやノーミスクリアができればそれで十分。

簡素なエンディング

ネームエントリー

まとめ

ということで、3回に分けてドルアーガの感想というか攻略っぽいものを書いてみた。好きなゲームではあるけども、やっぱり意地が悪いというか陰険というかイヤーな感じがあちこちにあるし、運の要素が大きいところもあるので、一般向けのゲームではないなと感じる。

とはいえ、敵の出現がパターン化されないランダム性や二律背反の攻撃と防御の使い分けなどアクションとしての魅力でもあるので、そこがドルアーガの面白さなんだと改めて感じたし、それが何度も移植され、プレイし続けられる理由なんだろうなとも感じた。

続編のイシターの復活がアケアカに来る日を楽しみに待ちたい。