toscanaAC’s blog

雑記です。

ゲーム感想 「パックマンミュージアムプラス」(その3)

家庭用だからこその面白さがある。

パックマンミュージアムプラス

PAC-MAN MUSEUM+

ということで、今回はコンシューマのゲームについて感想を書いてみたいと思う。

ドルアーガが配信されたので、もうこちらの記事をそっちのけでプレイしてしまってパックマンミュージアムプラスのコンシューマの感想が遅れてしまった。

パックモトス

PAC-MOTOS

アケアカではモトスが配信されているのでプレイするにはちょうどいいタイミングかな。モトスは自機と敵がおはじきのようにぶつかりあって敵を全て落としたらステージクリアになるゲームだ。

パックモトスでは、自機がモトスのモータースパナーからパックマンに変わったものの、敵はゴーストではなくモトスに出てきたようなのが敵になっているし、パワーパーツやジャンプパーツも用意されているので、モトスとあまり変わらない感覚でプレイできるんじゃないかと思う。

各ワールドにはいくつかのステージが用意されていて、ステージ最後のボスを倒せばワールドクリアになる。

傾く舞台

さらにパックモトスでは、舞台が上下左右に傾く仕組みがあって、傾いた時に敵やアイテムが落下してしまったりするので、ステージ開始からアイテム回収は最優先で行う必要がある。

他にギミックとしては、パックマンアレンジメントでも出てくるダッシュポイントが用意されている。外側へダッシュする場合は逆方向にレバーを入れておかないと落下してしまうので要注意だ。

ボス戦(腕タイプ)

モトスと違うところはボス戦があるところだ。ここでやっとゴーストが出てくる、筒状の腕や足を避けたりぶつけたりしながら本体にぶつかってバイタリティを全て削ればボス戦勝利だ。

ただ、この筒状の腕を振り回したりして舞台から押し出そうとしてくるので、ジャンプアイテムを使って腕を避けつつ本体にぶつかって倒すといった対策が必要になってくる。

ボス戦(足タイプ)

ボス戦で足のタイプは筒状の足にぶつかってリングを全て上にあげると一定時間イジケ状態になるので、そこを狙って本体にダメージを与える。腕タイプよりは比較的楽だ。

ということで、パックモトスはグラフィックが原作のモトスよりキレイになって見やすいし、難易度も下がっているのでプレイしやすい。モトス好きならオススメのゲームだと思う。それとミスってもコンティニュー機能があるので時間をかければいつかはクリアできるハズ。

パックアタック

PAC-ATTACK

パックマン出現でゴーストがイジケる

いわゆる落ち物系パズルで、ナムコのアーケードで出たコズモギャンザパズルのパックマン版だ。

ゴーストとブロックを積み上げてパックマンが出現するとゴーストがイジケるのでブロックの間をぬって食べて消すことができる。そして、パックマンには左右の向きに沿って動くので向きを間違えて詰んでしまうとゴーストを消すことなくパックマンが消えてしまうこともあるので、ゴーストとブロックの位置関係を常に考えながらプレイする必要がある。

ちなみにゴーストを消すと左の星型のスティックのゲージが溜まっていく。満タンになるとゴーストを消す妖精が出現して、積み上がったゴーストを消してくれたりする。

上まで積み上がるとゲームオーバー

ゲームオーバーになるとゴーストが後ろに倒れて足をバタバタさせる。このバタバタする仕草がカワイイんだけど、このグラフィックを見るとゴーストって布切れを被ってるってことなのかな?

パズルモード

そして通常のモードの他に、お題が出されてそれをクリアしていくパズルモードというものが用意されている。限られた落下物でステージのゴーストを全て食べることができたらクリアになるんだけど、これがついついプレイしてしまう程に面白くて、ちょっとプレイするつもりがあっと言う間に時間が経ってしまう。

クリアGOOD表示

模範的な消し方をするとクリアした後にGOODが表示されるんだけど、ステージが進むほどに難易度は高くなり、一筋縄ではいかなくなる。

RESTにはパックマンが落下する残数でステージによって5回、3回、1回などがある。おじゃまブロックの消し方1つ間違ってもクリアすることができなくなってしまうので、どうブロックを積んでいくのかあれこれと考えながら何度もプレイすることになるんだけど、その試行錯誤が結構楽しい。

苦手な人は苦手かもしれないけど、個人的には結構ハマって遊んでしまったのでパズルものが好きな人にはオススメだ。こちらもパズルモードはパスワードで進んだステージから継続することができるので、時間のあるときにお手軽に楽しむことができると思う。

パックインタイム

PAC-IN-TIME

こちらは異世界に飛ばされたパックマンを操作するアクションゲームだ。フィールド内に落ちているクッキーを食べつつ、敵の攻撃をかわして出口を目指していくゲームなんだけど、パックマンのレスポンスが良すぎて操作しづらいのが難点だ。

水中に入ってる所(左にリング)

フィールドにはアイテムが用意されていて、ロープ、ファイアー、木槌、水中の4種類がある。キャプチャの場合は、水中アイテムを使って水の中に潜っているところだ。左にある赤のリングを通ると木槌のアイテムが手に入る。

水中だと動きがゆっくりとなるのでリングをくぐるのは簡単なんだけど、地上だとパックマンの動きが速くてリングをくぐりたくても思うようにくぐれなかったり、飛び越してしまったりする。しかもリングは回転しているため、リングにぶつかってしまうとくぐることができなかったりと、単純ところなのにイライラする要素がある。

ロープを使っているところ

特にアクションは通常のジャンプ以外にロープを使って振り子のようにゆれながら移動していくことが多くなるんだけど、これも思う所にロープを着けることができずストレスが溜まりやすい。

正直あまり面白く感じなくてたいしてプレイをしていない。好きな人ならはまるんだろうけど、個人的にはオススメできないゲームかな。

パックマンアレンジメント

PAC-MAN ARRANGEMENT

アーケード版にもあったパックマンアレンジメントのコンシューマ版となるけど、アーケード版とは少し内容が異なっている。元はPSPで発売されたナムコミュージアムに収録されたもので、画面は16:9と今のフルHD環境にマッチしているし発色もよくなっている。

アーケード版のようにクッキーがゆらゆらと揺れていたり、ダッシュポイントが用意されていたりする点は同じだけど、ワープポイントやドア/橋の開閉、エレベータなんかのギミックと更にボス戦が追加されている。

ただし、アーケードにあったキンゾーと合体してモンスターが変化する仕組みは存在しない。

ステージは多彩でアーケードにあった高低差はエレベータ以外に無いため操作もしやすくなっている。その場復活ではないもののコンティニューもできるので何度もチャレンジすればいつかクリアできるはずだ。

初代パックマンに似たステージ

各ギミックが組み合わさったステージ

ダッシュポイント、ワープポイント、エレベータ、ベルトコンベア(白と水色のやつ)のギミックが組み合わさったステージだ。特に注意が必要なのがエレベータ、一定間隔で上下に動いてるんだけどパックマンが居る高さにエレベータがこないと乗ることができない。

ベルトコンベアでは流れと逆から乗ってしまうと移動が遅くなってしまう。それとアーケードではダッシュポイントを使うと消えてしまうけどコンシューマ版は消えることはない。

橋のあるステージ

まるで南国バカンスといった雰囲気のステージ。緑と赤の橋が開閉し、橋が開いている時はパックマンもゴーストも通ることができない。タイミングが悪いとゴーストに追い詰められてしまうので、ゴーストとの距離を意識しながらプレイする必要があり、ステージの雰囲気とは逆に緊張感溢れる状態だ。

ワールド毎にボス戦がある

各ワールド毎にボス戦があり、そのエリアのボスを倒すと次のエリアに行くことができる。デカいゴーストがUFOに乗ってきたりしてパックマンにゆっくりと迫ってくる。パワークッキーを食べると分裂してイジケるのでこれらを全て食べればボス戦クリアとなる。

最終ボス戦

エンディング

スタッフ表示と共にゴーストやパックマンのグラフィックが表示される。ゲームの下手な私は当然コンティニュー使いまくって何とかラスボスを倒すことができた。

初代パックマンのようにアクションと戦略を楽しむゲームではないものの、手軽に気軽に遊ぶことができるし、難易度も比較的低めなので最初のうちはサクサク進めて楽しく感じるゲームではないかと思う。

パックマンチャンピオンシップエディション

PAC-MAN CHAMPIONSHIP EDITION

パックマン チャンピオンシップエディションは、パックマンの世界大会用に開発されたもので5分もしくは10分の時間制限の中で点数を競いあうゲームになっている。

特にパワークッキー食べた時のイジケゴーストを食べつづけていく(イジケ時間中に更にパワークッキーを食べるとイジケ状態が継続される)と3200点を連続して獲得することができる。そしてやられずにこれを継続するとパックマンもゴーストも異様に速度がアップしていく。

パワークッキーを食べてゴースト追いかけ中

パワークッキーが出ているうちはまだいいんだけど、パワークッキーを食べ尽くすとしばらくパワークッキーが無い状態でゴーストをやりすごさなければならないため、あまりにも高速になっているとちょっとした操作ミスですぐにやられてしまうし、迷路で挟み撃ちにあってしまうことも多くなる。

ま、私が下手ということもあるんだろうけど、10分間持たずにやられてしまうことが多くプレイしていて思わず「汚ったねぇー」って罵りたくなるような場面も多い。

一般の人向けならもっとパワークッキーを出現させて爽快感を楽しめるようなゲームにしてくれればよかったんだけどね。

パックンロール

PAC'N ROLL REMIX

パックンロールは、パックマンを球に見たてて迷路内を転がしながらゴールまで到達させるゲームなんだけど、いかんせん操作性が悪い。(ちなみにアケコンだとR、Lのレバーが使えないので通常のコントローラがいいと思う)

パックマンの移動はレバー操作で行うんだけど、このレバー操作に対して反応がメチャクチャよくて、行き過ぎてしまったり戻りすぎてしまったりと微細なコントロールがやりづらく、加えて動きを制御するためのブレーキは強烈な制動が掛かるのでこれもまたパックマンの微調整がやりづらくなってしまっている。

特にジャンプしたり勢いをつけて飛び移るような場面では、ちょっとした角度の違いから思わぬ方向に行ってしまったりして、かなりストレスが溜まってしまう。

ゴルビスゲート

クッキーが足りない!

それと道中ではゴルビスゲートといってそれまで食べたクッキーの数がゲートの境界数に満たないと先へ行くことができないようになっていて、何も考えずに先に進んでしまうと、クッキー数が足りずに戻る羽目になってしまう。

チェックポイント

ゴールまでは長い道のりになるので、途中でチェックポイントが用意されている。迷路内には2匹程度だけどゴーストがいるんだけど、チェックポイントを通過していればそのゴーストにやられた場合でもスタート地点に戻らずにチェックポイントから再開することができる。

あと、ゴーストにやられるだけでなく、迷路から落下してしまった場合もチェックポイントからの再スタートになるので、逃さずにチェックポイントは踏んでおきたい。

グラフィックはキレイだし、サクサクと迷路を進んでいくことができれば爽快感もあって楽しいんだけど、やっぱりちょっとしたギミックで操作しづらくなってしまうのが残念だ。

過剰な動きをもう少し抑えて制御しやすければもっと面白くなると思う。ということで、個人的にはオススメではないかな。

パックマン 256

PAC-MAN 256

パックマニアと同じくクォータービュー且つ平たいレゴブロックのようなパックマンやゴーストが特徴的なパックマンだ。

この256とはパックマンの256面のバグ表示をあらわしていて画面下からこのバグ(グリッチというらしい)が少しずつ上に上がってくる。ゲームは途中パワークッキーやアイテムを使ってゴーストを倒しつつバグに捕まらないようにパックマンを上に上にと進めていくもので、延々と上に続く迷路を進んでいくものになっている。

迫りくるバグ(グリッチ

大量のゴースト

プレイしてみた感想は、パックマニアと同様に操作性がよくなくパックマンアレンジメントのような派手さもないため、かなり地味なゲームだと思っている。初代パックマンのように駆け引きを楽しむようなものでもないため、パターンを作って先へ進めることができれば楽しいのかもしれないけど、その興味を持つ前に意欲が薄れてしまうそんな印象のゲームだ。

中断セーブやコンティニュー機能とかがあればまだ面白くなると思うんだけどね・・。

まとめ

ということでコンシューマ側のゲームをプレイした感想を書いてみたけど、アーケード側よりは面白くハマれるゲームがあるし、 コンティニューもできるので、コンシューマゲームメインでパックマンミュージアムプラスを買うのはアリなのかもしれない。