toscanaAC’s blog

雑記です。

雑記 カメラについて徒然なるままに。

デジタル一眼レフの復刻って・・・。

これはデジカメinfoの記事(記事自体は海外サイトの要約)を見てなんだけど、正直「無いな~」って思った。国内で見ればレフ機を継続すると謳っているのはペンタックスぐらいで、キヤノンニコン既存モデルで終了している。

レフ機でなければ撮れない被写体、というか撮影者側の都合としてレフ機でなければ撮れないとしての需要があるのはわかるんだけど、おそらくそれってもうマイナー側の話で、レフ機でなくても撮影可能な被写体はミラーレスで十分な状況だと思っている。

ただ、ビジネスの面でいくと、個人的に無いなと思っていたレフ機はデジカメwatchの3月統計のデータの記事を見ると海外で大きく売上を伸ばしていることがわかる。

レフ機が国内3億強程度の売上に対して、海外では24億強の売上を持っている。

これはちょっと驚きだったりするけど、海外のミラーレス売上は前月比で落ちていても44億強でレフ機より全然大きな市場になっている。

さて、そこでデジカメinfoの記事の話に戻る。勝手感じていることだけど、レフ機が必要となる人達とこの記事にあるレフ機の復権の話はちょっとズレを感じていて、記事の内容はレフ機に対する懐古主義的なものを感じるんだよね。

ここに載っているレフ機を出したとしても、現状でレフ機を使っている人達には響かないんじゃないかと、、、そう思ってしまう。

車の話になるけど、昔発売されたシルビアの復刻を願う人がいても開発担当者が否定しているって話がある。

これは「ピクシブ 懐古厨」で検索すれば出てくるけど、仮にシルビアを復活させても希望する人とイメージが合わず、その人達は買わないから赤字になることが明白なので復活しない、って話が載っている。

このデジカメinfoの海外サイトの記事って、まさにコレだと思うんだよね。復刻を希望して仮にメーカーが復刻しても、あれが違うだのこれが無いだのとゴネて結局買わない。

そうなるのが見えているのに、しのぎを削るメーカーがレフ機を復活させるワケがない。私はそう思っている。

カメラって懐古主義な人が多い!?

上で「懐古厨」といったワードが出たので、懐古主義についても書いてみる。

カメラで、例えばニコンのZcやdf、富士フイルムX-Tシリーズ、オリンパスのpen-fあたりがそうなんだけど、これらのカメラって いわゆる昔のカメラ(クラシックカメラ)を模したデザインになっている。

個人的にはこれらにも懐疑的だったりする。ま、デザインの好みは人それぞれだからいいんだけど、単純に言ってしまえば昔のカメラを触っていた年配者に刺さるようなデザインのカメラって印象がある。

つまりそういった人達をターゲットにしたカメラであって、一般受けするものではないと思うんだよね。実際、私の友人(女性)がカメラを買う時に富士フイルムのカメラを見た瞬間に「これは無い」って一刀両断していたし・・。pen-fにも全く興味を持っていなかった。

でも実際にはこれらのカメラはデザインで気に入っている人もいて、それなりに売れているからこそシリーズとして継続されているんだとおもう。(といっても継続しているのは、富士のX-Tシリーズのみだけど・・。)まぁ、ある程度の売上が見込める程の 懐古主義者がいるんだろなということだ。

でも現状売上からみればカメラ業界はまだ斜陽産業化はしていないだろうけど、これから先は先細ることがわかっている(スマホに駆逐されていく)状況で、懐古主義なカメラを出して一時的な売上を得ても先は無いんじゃないかと私は思っている。

もっとキツく言うと、懐古主義カメラにコスト掛けるぐらいなら、技術面でブレークスルーとなる領域にコストを掛けた方がいいんじゃないかと思っている。

ニコ爺

懐古主義について書いたので、更にニコンのカメラを好み過ぎるが故に他をdisってしまうニコ爺についても書いてみる。(まぁ他メーカをdisるのはニコ爺に限らないけど・・)

基本的に悪い意味で「ニコ爺」の文言が使われるけど、そう言われてしまうのはやっぱり年配の男性の古い価値観なんじゃないだろうか・・・。悪い意味でのニコ爺な方っておそらくはほんの一部の人だと思うんだけど、それらの人のインパクトが大きいが故に年配でニコンを使っている人をニコ爺扱いにしてしまうんじゃないかと思っている。

確か昔に価格.comなんかを見ていた時に「カメラはニコン」なんて言って憚らないような人が結構居たような気がする。(うざい上に面倒くさい人が多かったような印象がある)

既にその時代でキヤノンがシェアで上であるにもかかわらずそれを言ってしまう人がいて、凄く違和感を感じたんだけど、ニコ爺という言葉を知って、なるほどな・・と納得した記憶があるぐらいだ。

カメラは道具、機種やメーカーにこだわるのも愛着を持つのも構わないけど、道具であることを忘れずにいたいなと思っている。(写真やってる人って、私も含め基本面倒くさい人が多いので・・)

価格.com

上で価格.comが出てきたので、価格.comについても書いてみる。

以前は口コミやレビューあたりが参考になるサイトでちょくちょく見ていたんだけど、最近はメーカー代理戦争的なスレッドや単なる常連さんのコミュニケーションスレッドになっていて、あまり役に立つことが無くなって見なくなってしまった。

メーカー代理戦争なんかは運営側がなんとかすればいいんだろうけど、商業面でいけばPV数稼ぎに有効だろうから放置しているんだろうな・・。長い目で見ればそこに価値を見出すことができず離れていってしまうことが推測できるとは思うものの、英断を下すことができない・・・この辺りが日本企業なんだろうな。

ということでカメラについて、思うがままに書いてみた。