toscanaAC’s blog

雑記です。

ゲーム感想 アケアカ「妖怪道中記」

非常に不快。

アケアカ「妖怪道中記

Shadow Land

アケアカは今月ナムコ月間ということで最後の週を締めくくる妖怪道中記が配信された。先日FC版のプレイ感想を書いたけど今回はアケアカ版のプレイ感想を書いてみる。

まず結論を言ってしまうと、あまり良い言葉ではないけど1コインクリアを目指すとしたら個人的にはクソゲーと言って差し支えないと思っている。

コンティニューありきでコンティニューしても無理ゲーになってくる程の高難易度で、プレイしていて全く楽しく無かった。人によっては名作というかもしれない、それはその人の価値観なのでそれでいいと思うけど、やっぱり個人的にはクソゲーに近い無理ゲーだと思っている。

FC版であれこれ書いたので説明は省くけど、妖怪道中記には永パ防止キャラとして一定時間経過すると地獄火というキャラが出てくる。FC版では出現頻度が少なかったものの、アーケード版では10分経過すると出現しはじめる。

アーケードの難易度を一気に引き上げているのはこの地獄火で、もしかすると人によってはこの地獄火がなければクリアできるというアクションゲームの上手い人もいるかもしれない。そんな人向けにアケアカ版では地獄火の出現を無くすことができる「こだわり設定」が用意されていて、これを設定すると地獄火が一瞬表示されるけどすぐに消えるようになっている。

ちなみにゲーム下手な私は中断セーブを使ってもクリアはできなかった。・・・できなかったというか、やる気がなくなってしまったという方が適切かもしれない。

ではプレイした感想を。

ステージ1 賭場

ステージ1の賭場はFC版ではレートを少しずつ上げて何度も博打を打つことができるけど、アーケード版では3回になっている。レートは、2000→5000→10000の順で上がる。つまり全部勝っても17000しか儲けることができない。

もちろんゲーム下手な私は中断セーブをつかいまくり(FC版も、先日のギャプラスも)で、全勝してからゲームを進めている。

ステージ1はそれほど意地の悪い状態にはなっていないけど、それでもぼやぼやしているとどんどん敵がでてきてたろすけの体力を削ってくる。ボス手前あたりは結構キツかった。

ステージ1 ボス 赤鬼ともんもたろー

たろすけからエクトプラズムのように出てくるもんもたろー

このボスの赤鬼が厄介で、湧き出てくる幽霊と画面右下から出てくる子鬼がたろすけを取り囲むようにしてくるのですぐに逃げ場がなくなってくる。うまく避けながら赤鬼に気合弾を当てていくんだけど、子鬼がジャンプしたりもんもたろーの近くに幽霊が出現したりと、かなり嫌らしい攻撃をしてくる。

しかも赤鬼の耐久力も高くなかなか倒すことができず、かなりの回数やりなおした。

なんとか2~3回ヒットアンドアウェイ(当然、連射を使ってダメージを入れている)を繰り返した後は逃げずに赤鬼近くで攻撃を入れ続けることで倒すことができた。ステージ1なのに倒すか倒されるかみたいな状態で、正直げんなりした。

ステージ2 開始から幽霊みたいなのが・・・

ステージ2の苦行の道。開始からすぐに紫の幽霊みたいなのが襲ってくる。この紫の幽霊みたいなのはステージ1からよく出てきていて、たろすけの斜め上や横に近いところから5~6匹連続で出てくる。こいつは硬いのでなかなか倒すことができないし、移動が速いので避けるのも一苦労だ。

眼の前のよろず屋に行くまでにダメージを受けてしまうのは必至だ。

よろず屋

オプションの猫

よろず屋の品物はFC版とほぼ同じだけど、たろすけにくっついてくる猫や犬を買うことができる。他、2連射、3連射の攻撃アイテムの値段がFC版より低い。ここでは3連射やまんじゅう、かーる類酒、猫あたりを購入。この先では例の紫の幽霊や顔岩などが出てきて少し進むのも容易ではない。

囲まれるたろすけ

その先でも・・

下の泥には亡者、左右に煙みたいな妖怪、先には蝶がいてダメージ必至だ。ジャンプした先にもゾンビみたいなのや骸骨など無茶苦茶が攻撃が続く。

ダメージを受けながら進んでも・・

火の玉を吐く入道

頭がエイリアンな妖怪?と例の紫の幽霊

手前の門が邪魔で敵が見えない

次から次へと敵が出てくる。火の玉を吐く入道が出てきたり、頭がエイリアン状態な妖怪?ダメージを与えると骨格が表示されるんだけど、硬いので紫の幽霊と複合攻撃をされるとダメージを受けてしまう。

しかも、手前に表示されるオブジェクトが視界を遮って邪魔になり、上から紫の幽霊や石が転がってきたりと陰険な攻撃が続く。

大量の顔岩

進んでいくと、顔岩が大量に出てくる。出てくるといっても、紫の幽霊や顔岩は一定時間周期で出現する敵のため特定の場所で出現するわけではないんだけど、こんな場所で出てくるって嫌らしいにも程がある。

キャプチャをよく観てもらえばわかるけど、前方だけでなく後方の柱の陰にも出現している。

紫の幽霊だらけ

更に進むと5~6匹程度だった紫の幽霊が10匹以上連続で出てくるようになる。この先の階段の上には天女がいる神の池があるんだけど、そこに辿り着くまでにどんどん体力を削られていく。

やっと神の池に辿り着く

ハートを受け取って来た道を戻りボスの青鬼の方に行くんだけど・・・。

顔岩に囲まれる

こんな風に顔岩に囲まれる。こうまでして難易度を上げてプレイを終わらせたいのかね・・。

ステージ2 ボス 青鬼

顔岩に囲まれて体力削られた状態でボス青鬼と戦闘。青鬼も赤鬼と同じ戦法になるけど、幽霊が細くなったり太くなったりしてうまく避けることができず、体力残り2~3の状態でやっと倒すことができた。(もちろん中断セーブで何度もチャレンジしている)

ステージ3 幽海

水中

ステージ3幽海ではこまめにセーブしながら進んでいったけど、どんどんダメージを喰らって序盤の海に入ることができた。更に海の中に入っていくんだけど、ここでも顔岩や紫の幽霊などが出るのでダメージを喰らいまくって、まんじゅうを使っても体力あと僅かな状態に。

亀イベント

竜宮城へ

FC版では迷路状になっていて迷いやすかった竜宮城への道、アーケード版は比較的わかりやすくなっている。竜宮城の入り口には魚人が・・。亀を助けずに行くと通せんぼでもするのかな?

乙姫登場

人魚の踊りにデレデレのたろすけ

踊りの最後に再び乙姫

この無茶苦茶なゲームの中の一服の清涼剤。乙姫の出会いと人魚たちの踊りを堪能することができる。子供の人魚の後から大人の人魚も出てきて踊った後には、乙姫がまたやってくる。

おみやげに玉手箱をもらうけど、中断セーブをして10000をゲットするまで何度もやり直す。

ゲームオーバー

裁きの谷ではもう敵の攻撃が激しくて、何度かコンティニューしたり中断セーブしながらプレイしてみたけど難しすぎて何度もやられてしまったため、完全に意欲がなくなってプレイを止めた。

ということで、ステージ4裁きの谷でゲームを終えたんだけどこのゲームの問題点を挙げてみたい。

異常なまでの高難易度
インカム重視なのだろうけど、難易度が高すぎてほぼコンティニュー前提でゲームが作られている感があるし、コンティニューしてもクリアできそうに無いほどの難易度になっている。私のプレイは地獄火なしで難易度を「易しい」に設定してプレイしているけど、それでもその状態だ。紫の幽霊や顔岩などが絶え間なく出てくるため、後半ステージではあっというまに体力を削られてしまう。しかも紫の幽霊は壁をすり抜けて攻撃してくるからタチが悪い。

地獄火があったら更に高難易度
今回は地獄火を出さない設定でプレイしているけど、一瞬表示されるのでどの程度出るかはわかる。結構というかちょくちょく出てくるので、紫の幽霊や顔岩などに囲まれつつこの地獄火なんてやってきたらどうやってもクリアできないと思う。どんだけ、コンティニューさせて金を毟りたいんだろうかと・・ゲームデザイナーの悪意すら感じる仕様だ。

フィールドが狭い、当たり判定がデカい
画面の上半分は体力やお金、アイテム、ステージ名や地図が表示されている。これ体力やお金、アイテムはわかるんだ。でも、ほとんど役に立たない地図とかステージ名なんて要らない要素が表示されその分フィールドが狭くなっているので、敵の出現がたろすけの近くであることが多く、囲まれて逃げ場がなくなってしまうことが多い。

しかもたろすけのキャラがデカい分当たり判定もデカくて、狭いフィールドだと余計にダメージの喰らいやすさを感じてしまう。

手前にオブジェクト表示され敵が見えない
ステージの一部で手前に壁や門、岩柱などが表示されて小さな敵が見えないことが頻繁に出てくる。しかも陰険なことに見えないところから石が転がってきたりして、プレイヤーを陥れるための悪意すら感じてしまう。

これらの問題点からこのゲームをプレイしていても楽しいとは思えない状態になってくるんじゃないだろうか。クソゲーの定義とかで調べて私の勝手な推測でそれを妖怪道中記に当てはめると、クソゲーたる要因は以下の2点じゃないかと思った。

ゲームバランス調整不足
上の問題点にも書いたけど、インカム重視でプレイヤーのプレイ時間を短くするための調整として高難易度にしたというもので、ちゃんとしたバランス調整を怠って安易に難易度を高くするだけの形にしてしまったのではないだろうか。

ゲームデザイナーの客観的視点の欠如
作り手の視点しかなく、プレイヤーがこのゲームをプレイしてどう感じるかを想像することも推測することもできなかったんだと思う。つまり客観的の視点が欠落していてインカムばかりに目がいっていたんだろうな。

ロケテストがどうだったのかはわからないけど、ゲームバランスが崩壊しているようなゲームをやっても苦行にしかならずもはやゲームといえるレベルではないと感じている。果たしてそれにお金を継続して投入するプレイヤーがいるんだろうか・・?