難しいけど、何故か楽しい。
ナムコットコレクション「ギャプラス」
アケアカは今月ナムコ月間ということで、今日(2020/04/21)ギャプラスが配信される。ギャプラスは1984年に発売されたゲームで、ギャラクシアン、ギャラガの後継となるゲームだ。ということで、今回はアケアカの前にナムコットコレクションのFC版ギャプラスをプレイしてみた。
グラフィックがキレイになり攻撃が多彩になっていて、ギャラガの時はボスが使っていたトラクタービームを今度はこちらが武器として使い敵を捕捉することができるようになった。更に通常のファイターから3連射型のファイターに変身することができたり、他にも攻撃用のアイテムを装着することで、一時的にスピードを遅くしたりミサイルに慣性をつけたり、ねじ巻き(サイクロン)で敵を貼り付けて高得点を狙ったりすることができる。
そして、お手玉のようにZAKOをポンポンと跳ね返しながら打った数でボーナスが入るチャレンジングステージ。スピードがどんどん速くなるので、テンポよく撃たなきゃならないんだけど、左右に移動しながらリズムに乗って撃っていくのはクセになるような楽しさがある。
以下がチャレンジングステージの種類だ。
名称を完成させるとボーナス得点が加算される。
名称を完成させるとボーナス得点+αでボタン押下によるスロットで追加ボーナスが入る。
名称を完成させるとボーナス得点が2倍!
完成させるとボーナス得点が3倍!!
完成させるとボーナス得点+αでボタン押下によるスロットで追加ボーナスが入る。GAPLUSとの違いは、スロットによる追加ボーナスの範囲。
完成させるとパーツが1個増える。
完成させるとパーツが1個減ってしまう・・。
最後は完成させると1機増える。これ以降はBONUSに戻る。
ギャプラスはギャラガと違って、逆流星のステージがあり高速で敵が攻撃(逆襲)を仕掛けてくる、特に序盤は最初から逆流星になっているけど、中盤からは通常ステージのように敵が編隊を組む流れで途中で逆流星になったりするのでなかなか厳しいものがある。
ナムコットコレクションではファミコンで発売されたゲームを復刻しているけど、このギャプラスはファミコンで発売されていない。もしファミコンで発売されたら?という想定で開発されたソフトだ。(いちおうファミコンで動くように作られているらしい・・)
ナムコットコレクションの移植はM2。SEGA AGESのように余計なものを付けずに移植されていて、このギャプラスも移植ではないけど見事といいたくなるような出来だ。アーケードが縦画面なのに対し、FC版ギャプラスは横画面になるため敵編隊との間隔が詰まって敵の攻撃を避けるのが厳しくなってはいるものの、距離が近い分倒しやすくもなっているので如何に速く敵を殲滅するかがFC版のポイントと言えるだろうか?(アーケードでもそうだけど・・)
あと、ギャプラスの敵は3種族に分かれている。
第一種族は、PARSEC1-10に出てくる。ちょっとハエっぽいw
PARSEC5以降はスターフラッシュという放射状に4つに分裂する敵弾が出てくる。スターフラッシュは撃ち落とせるのでこの段階はいいんだけど、その後が厄介だ。
第二種族は、ギャラクシアンに出てきたエイリアンみたいな印象。PARSEC11-20に出てくる。このPARSEC11以降になると敵出現時のスピードもかなり速くなってくるし、敵編隊の出現完了後にスターフラッシュが出てきて、更に追加出現の敵を破壊すると撃ち返しになるビーンカード(トウフ)を撃ってくる。
このビーンカードは破壊できないため、いままでのように連射しまくっていると、あっという間に追い詰められてやられてしまう。
セーブ機能を使いながらプレイしていたけど、このビーンカードは何度やってもやられてしまって先に進むのに苦労した。
ちなみに、FC版ギャプラスのビーンカードは銀色っぽい色をしていて白ではなかったりする。
第三種族は、ギャラガっぽい。目玉(擬態?)みたいなのがカワイイ。PARSEC21-30に出てくる。
このあたりになると敵出現時の速度はさらに速くなって、出現完了後はスターフラッシュとビーンカードの連携攻撃になる。私が下手ということもあってか、1面進むだけでも何度もやり直しをして疲れてしまった。
以降は第一から第三までの種族が繰り返し出てくるけど、PARSEC31からは敵の出現速度が物凄く速くなるので一瞬でも気を抜くとやられてしまう。
いちおう続けてプレイはしていたけどPARSEC51で疲れが溜まってきたので、とりあえず終了。
画面サイズの違いはあっても原作の雰囲気を十分再現できていると思った。ナムコットコレクションはセーブスロット付きだし、ギャプラスが好きな人はアケアカだけでなくナムコットコレクションもプレイしてみる価値はあると思う。
途中からは無茶苦茶な難易度になるけど、不思議と楽しむことができた。