やっと来ました!・・・でも、最後が意地悪だし音楽に違和感が。
アケアカ「ワルキューレの伝説」
今月はナムコ月間。リクエストの多いゲームということでワルキューレの伝説が配信された。ワルキューレの伝説は1989年に発売されたゲームで、ファミコンのワルキューレの冒険の続編になる。
学生時代はPCでゲームミュージックの打ち込みとかをやっていたけど、このワルキューレの伝説はすごく人気が高かった。
当時のPCに実装されている音源では再現できないほどの豪華な音源(PCM音源)になってしまって、どうパートを落として再現するか?みたいな感じでベーマガの投稿などを参考にしつつ自分でも打ち込んだ記憶がある。
また、ファミコンのワルキューレの冒険で使われているメインBGMがアレンジされてマーベルランドのテーマやエンディングIIに使用されているところも感慨深い。
話がそれてしまった・・・。
実は私、ワルキューレの伝説は特に好きなゲームという訳でもなかったりする。音楽はいいけどゲームとしては面白いと感じる部分が少なくて、人気が出たのは音楽とキャラクターに依存しているんじゃないかと思っている。
特にアクションの要となるジャンプにクセがあって、ボタンを押している時間に比例する(当然上限はあるけど)ように飛距離が伸びるものの、その調整が難しくラウンド7や8では失敗して川に入って溺れてしまうことが多くなる。
それと敵の攻撃もラウンド4の黄金の城跡あたりから激しくなってきて、覚えていないとガリガリと体力を削られてしまう。
爆弾やヤリを投げてくるゴブリンや集団で囲んでくるホーノリアン、レーザーを放つロボティアン、雷を落とす雲など、何度もプレイして覚えないと初見での対処はできないと思う。
特にホーノリアンは集団で出現して囲んでくるため大ダメージになりやすい。おまけに宝箱にこのホーノリアンが隠れていたりして、デザイナーの陰険さを感じずにはいられないw
カムーズ手前の動く石を渡るところでは雲がいて、ビッグの魔法で倒さないと雷でやられてしまうし渡り切る手前では例のゴブリンがヤリを投げてくるので、喰らうと元の岸まで戻されてしまうというかなり陰険な作りになっている。
デザイナー、性格悪いな~。
あと、システムIIには拡大縮小機能と回転機能が実装されていて、黄金の城跡ではスプーンに乗って 飛ばされるというシーンに使われたりしてるんだけど、どうも無理やり感があって感動が無いんだよね。
ラスボスのカムーズは、竜巻の術を使ってから会話に入ると竜巻の術は解除されるけど、無敵状態になるのでタコ殴りができる。
やたらと硬いけど、無敵なので連射にまかせて攻撃をしつづけると、サクッと倒すことができる。
例によって中断セーブを使いまくってクリアしようとしたけど、なかなか難しく途中で何度かコンティニューをしてようやくクリアできた。(ま、中断セーブ機能を使わなくてもその場復活のコンティニューを使うことでゴリ押しができて、達成感ないけどそれでクリアできてしまうところが本作の魅力ではあるんだけど・・。)
ちなみに、コンティニュークリアするとエンディングIが飛ばされて、エンディングIIからに変わってしまう。もちろんノーコンティニュークリアはスゴイことだけど、コンティニューしたプレイヤーに対してなんでそんな意地の悪いことをするのな?ゲーム開発者は・・
先日の1943ミッドウェイ海戦あたりでも最終ステージだけコンティニュー不可とか、、何故か意地が悪い。意地が悪いというか、正直性格が悪いんじゃないかと思ってしまう。
違和感について
音楽が人気のワルキューレの伝説、CDと比べるとエンディングの曲(CDだとNo14)の0:53~0:56頃のエレピっぽい音の音量がアケアカの方は妙に小さい。基板を所有してないので原曲がどうなっているのか確かめることができないのでYoutubeで確認したところ、やっぱりアケアカで小さいと感じていた箇所は普通の音量だった。しかもステレオ化してないと概要に記載があった。
う~ん、細かいことではあるけど、音楽の移植はNGかな。再現度は少し低いな、と言わざるをえない。
ハムスター、「おまえの力はそんなものかっ!情けなや・・」(安駄婆風にw)
ちなみに、システムIIはJAMMA規格端子(JAMMAはモノラル音声)だけど独自にステレオ音声の出力(サブ端子)が 用意されているため筐体によってはステレオで音楽を聴くことができる。
配信予想
残念ながら私の予想はハズレてしまった。次回はギャプラスとのこと。候補の1つとしては挙げていたけど、ギャプラスとは思わなかったな・・・。最終週はドルアーガになると推測しているけど、、、フェリオスの可能性も捨てがたいな~。
追記(2022/04/19)
PS4版のワルキューレの伝説をプレイして中断セーブを使いまくりながら、やっとノーコンティニュークリアすることができた。(中断セーブを使ってるので、ノーコンティニューという表現はどうかとは思うけど・・)
とくに最後のカムーズ少し手前ぐらいの道中がかなり厳しくて、敵の攻撃が激しい、デカい敵になっている、爆弾を避けるのがキツい、雲から雷がやってくる・・・と難易度を「易しい」に設定しているにもかかわらずなかなかうまく行かなくてストレスが溜まった。
最後の石渡り前のデカい敵は竜巻の術を掛けてから宝箱で魔法と体力を回復しつつ敵を殲滅、石渡り2つ目でサイクロンの術を使って黒猿を殲滅、最後の石の1つ手前で再度サイクロンの術を掛けて攻撃連打(ヤリを弾くため)。
これでなんとかカムーズのいる島に渡ることができた。
後は竜巻の術を掛けて話しかければ無敵になるので、タコ殴りして終了。
PS4では、キャプチャした画像にメーカークレジットが入るんだ・・。switchでは入ってなかったけど、そのうち入るのかな?
1人プレイなので大女神は出現しないけど、精霊4匹?が入ったので40万点のボーナスだそうで・・。なんか無茶苦茶。
PS4がモッサリしてる?
PS4版をやっていて気になったのは、アケアカのゲーム内容どうこうではなくPS4自体がモッサリしていると感じたところだ。ハードウェアスペックではPS4が断然上だと思うんだけど、この違和感はなんだろう?
あとワルキューレの伝説ではないけど、グラディウスII GOFERの野望もその後にプレイしたけどこちらもモッサリしている。こちらはアケアカがモッサリしていると感じた。中断セーブを使っていてやりなおしをする際に、メニュー→タイトルへ戻る→オプションボタン押下→コントローラー説明と流れていくときに、タイトルへ戻る時もオプションボタンを押した時も反応が鈍い。
それとPS4って画面のキャプチャが面倒。なんでキャプチャメニューが出てくるんだろう?キャプチャだけしてメニュー表示なんてしなくていいのに。それにSNSにシェアするかを毎回聞いてくるんだけど、これどうにかならないのかな・・鬱陶しい。
まるでわざとやってるんじゃないか?と思うほどに使いづらいUIで、システム設計者のセンスを疑いたくなる・・。