いつ遊んでも楽しいFC版ゼビウス。
ナムコットコレクション「ゼビウス」
ゼビウスは1983年のアーケード稼働から約1年10ヶ月後に発売されたゲームで、アーケードがもともとシンプルな表示のせいか
単色表示に近いFC版でも見た目にそれほど違和感はない。
更に操作も特殊なものがないため画面の縦横の違いはあるもののアーケードと遜色なくプレイすることができる。
そしてシューティングが下手な私でも何度かチャレンジすることで先にすすめることができる難易度なのでやっていて楽しい。
ローリングサンダーの時に書かなかったけど、ナムコットコレクションは途中でセーブ/ロードすることができるのでミスした場合はセーブしたところからやり直すことができるし、更にリワインド(巻き戻し)機能もついているのでセーブした場所ではなくやられる少し前に戻って再チャレンジすることもできる。
おかげで私のようなシューティング下手でもセーブ/ロードを駆使してエリア16まで到達、クリアすることができた。久しぶりにプレイしたけど、時間を忘れて遊んでしまった。
その場コンティニューの力押しでもないので、何度かやりなおして敵の攻撃をうまく退けることができると軽い達成感を感じることができる。
そしてゼビウスのいいところは適度なパターンゲーでありつつも難易度テーブルによって空中敵にランダム性があることだ。
プレイしていても常に同じではなく、倒した敵の空中敵や対象の地上物の数によって難易度テーブルが書き換えられて敵がランダムに出現してくる。(上手い人はそれを踏まえて敵の倒す量を調節したりするんだろうけど)
そのランダムさがワンパターンになりにくく、楽しさにつながるのではないかと思う。
ただ、個人的には難易度テーブル云々なんて面倒なことを考えずに、その場その場を対応していくのが楽しいと感じたかな。(このゼビウスを作った会社が後年FC版ローリングサンダーを作るとは・・・)